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「情事」のミケランジェロ・アントニオーニとエンニオ・フライアーノ、トニーノ・グエッラが共同で脚本を執筆、アントニオーニが監督した夫婦の生活を描いたもので、ベルリン映画祭でグランプリを受賞している。撮影は、常にアントオーニと組んでいるジャンニ・ディ・ヴェナンツォで、音楽はイタリア・ジャズ界の鬼才といわれるジョルジョ・ガスリーニが担当している。出演者には「雨のしのび逢い(1960)」のジャンヌ・モロー、「甘い生活」のマルチェロ・マストロヤンニ、「情事」のモニカ・ヴィッティ、またドイツから「橋」の監督ベルンハルト・ヴィッキが参加している。
ネット上の声
- ミケランジェロ・アントニオーニが戦後イタリアの内面の不毛を暴いた「愛の不毛三部作
- 初のミケランジェロ・アントニオーニ
- 金のプーさんは退屈がお好き?
- 【離れゆく心を確かめる数日間
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間122分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演マルチェロ・マストロヤンニ
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「さすらい(1957)」の監督ミケランジェロ・アントニオーニが自らシナリオを書き、監督して愛のうつりかわりを描いた作品。脚本は同監督の他にトニーノ・グエッラ、エリオ・バルトリーニが共同で担当している。撮影はアルド・スカヴァルダ。音楽は「太陽の誘惑」のジョヴァンニ・フスコ。出演者は「三月生れ」のガブリエレ・フェルゼッティ、新人モニカ・ヴィッティ、「狂った情事」のレア・マッサリの他、ドミニク・ブランシャール、ジェームズ・アダムス、レンツォ・リッチなど。
ネット上の声
- 60年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門賞
- “オデュッセイアの弓” 羽仁進の寓喩
- 性に合わないアントニオーニ・・・でも
- アントニオーニ作品の変節点
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国イタリア
- 時間129分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演モニカ・ヴィッティ
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偶然のなり行きから、仕事と家庭を棄てて他人になりきろうとしたテレビ・レポーターの行動を描く。製作総指揮はアレッサンドロ・フォン・ノルマン、製作はカルロ・ポンティ、監督は「砂丘」のミケランジェロ・アントニオーニ、原案はマーク・ペプロー、脚本はペプローとアントニオーニの共同、撮影はルチアーノ・トヴォリ、音楽はイワン・バンドール、編集はフランコ・アルカーリとアントニオーニの共同。出演はジャック・ニコルソン、マリア・シュナイダー、ジェニー・ラナクレー、イアン・ヘンドリー、チャック・マルベヒル、スティーヴン・バーコフなど。
ネット上の声
- 右も左も同じに見えているうちは、誰かがまっすぐ羽ばたくための標にでもなろう
- 放浪三部作と呼ばれる「欲望」(1966)「砂丘」(1970)に続く三作目
- 印象深いラスト
- 息苦しい想い
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国イタリア,フランス,スペイン
- 時間124分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演ジャック・ニコルソン
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日本初登場のミケランジェロ・アントニオーニ監督作品。ローマの映画実験センターを出てロッセリーニ、カルネ、デ・サンティス等の作品に協力したことのある彼の、イデオロジカル・ロマンチシズム作品と評された一作である。ポー河流城を舞台にする一知識労働者の物語で、アントニオーニ自身の原案を、アントニオーニ、エンニオ・デ・コンチーニ、エリオ・バルトリーニの三人が共同でシナリオ化している。撮影はジャンニ・ディ・ヴェナンツォ、音楽をジョヴァンニ・フスコが担当している。出演するのは、「肉弾戦車隊」のスティーヴ・コクラン、「マーティ」のベッツィ・ブレアの二人がアメリカから招かれている他、「夏の嵐」のアリダ・ヴァリ、「屋根」のガブリエラ・パロッタ、新人リン・ショウ等。製作フランコ・カンチェリエーリ。
ネット上の声
- 初めてのミケランジェロ・アントニオーニ監督レビュー!スティーブ・コクラン、アリダ
- この後の「愛の不毛」3部作に続く最初の作品
- アントニオーニの訃報に哀悼の意を捧げる
- 監督の問いかける、男の悲哀を酌みとれ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国イタリア
- 時間102分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演スティーヴ・コクラン
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イタリアの名匠ミケランジェロ・アントニオーニの初のカラー作品で、1964年・第25回ベネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた心理ドラマ。無機質な工場が立ち並ぶ海辺の工業都市ラヴェンナ。夫や息子と3人でこの街に暮らすジュリアーナは、数年前の交通事故のショックから立ち直れず、精神的に不安定な日々が続いていた。そんなある日、彼女は夫から友人コラドを紹介される。ジュリアーナは自分と同じように孤独を抱えるコラドに惹かれ、次第に距離を縮めていくが……。アントニオーニ監督のミューズとして知られるモニカ・ビッティがジュリアーナ、イギリスの名優リチャード・ハリスがコラドを演じた。
ネット上の声
- ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したミケランジェロアントニオーニの代表作の一
- 自分なりに楽しみを見つける努力が大切。
- 映像や色彩にはどこか懐かしさが。
- 正しく病んでいる唯一の人
精神障害、 孤独
- 製作年1964年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間116分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演モニカ・ヴィッティ
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「情事」「太陽はひとりぼっち」などで知られるイタリアの巨匠ミケランジェロ・アントニオーニが初めて手がけた英語作品で、アルゼンチンの作家フリオ・コルタサルの小説「悪魔の涎」を下敷きに描いた不条理サスペンス。若くして成功したファッションカメラマンのトーマスは、公園で密会する中年男性と美女のカップルを盗撮する。気づいた女にフィルムを渡すよう詰め寄られたトーマスは、彼女のヌード撮影を条件に同意するが、渡したのは偽のフィルムだった。改めて本物のフィルムを現像したトーマスは、その画像にどこか違和感を覚える。引き伸ばしてみると、そこには銃を持った男と、死体らしきものが写り込んでいた。第20回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。“スウィンギング・ロンドン”と呼ばれた1960年代イギリスの若者文化を捉えた作品としても知られる。
ネット上の声
- ミケランジェロ・アントニオーニ監督作品は2本目の初心者です🔰
- 無機質な彼の欲望とは、果たしてアートか。
- 人生って夢といっても間違いではないと思う
- 過去に観た名作のレビューを書いてみるの巻
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国イギリス,イタリア
- 時間111分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演デヴィッド・ヘミングス
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イタリアの名匠ミケランジェロ・アントニオーニが都会に生きる男女のはかない恋愛感情と虚無感を描き、「情事」「夜」に続く「愛の不毛」3部作の最終章となった恋愛ドラマ。明確な理由のないまま婚約者と別れ、退屈な日々を過ごしていた女性ビットリア。ある日、投資家の母が通う証券取引所で知り合った株式仲買人の青年ピエロと急接近し、新たな恋をはじめようとするが……。ピエロ役をアラン・ドロン、ビットリア役をモニカ・ビッティがそれぞれ演じた。1962年・第15回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞。2018年、フランス映画界を代表する名優たちの主演作を集めた「華麗なるフランス映画」(2018年2月~、東京・角川シネマ有楽町)でリバイバル上映。
ネット上の声
- 静のイメージの強いアラン・ドロンが、この映画ではラテン系らしく感情を激しく爆発さ
- 何が不毛って、この作品が不毛だよ!(怒)
- 娯楽映画と社会問題は別、観る価値なし!
- 現代人の空虚な心を映した難解な映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間124分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演アラン・ドロン
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チェーザレ・パバーゼの小説『孤独な女たちの中に』をスーゾ・チェッキ・ダミーコ、アルバ・デ・チェスペデスと共同して「夜」のミケランジェロ・アントニオーニがシナリオを書き、監督した。撮影はジャンニ・ディ・ヴェナンツォ、音楽はジョヴァンニ・フスコ。出演者はエレオノーラ・ロッシ・ドラゴ、ヴァレンティナ・コルテーゼ、イヴォンヌ・フルノー、マドレーヌ・フィッシャー、アンナ・マリア・パンカーニ、ガブリエレ・フェルゼッティ、フランコ・ファブリッツィ、エットレ・マンニ等。ベニス映画祭・銀獅子賞、イタリア映画祭銀リボン監督賞、撮影賞、助演女優賞(ヴァレンティナ・コルテーゼ)などを受賞している。
ネット上の声
- おそれ入谷のレアリズモ
- 女同士の友情の儚さ
- アントニオーニのカラー2作品の訳わからんけど芸術的作風に魅せられる感じは残念なが
- 途中から誰が誰だか分からなくなってしまったし偽りの友情に嫉妬やら決裂やら仲直りや
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国イタリア
- 時間104分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演エレオノラ・ロッシ・ドラゴ
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不毛の景観の中での、アメリカの二人の青年男女が交す愛のかたちをとらえつつ、そこに現代アメリカの断層をみつめた作品。製作はイタリアの大御所カルロ・ポンティ、監督は「欲望」以来三年振りのミケランジェロ・アントニオーニ。アントニオーニのオリジナル・ストーリーを、彼自身と、サム・シェパード、フレッド・ガードナー、トニーノ・グエッラ、クレア・ペプローらが脚色。撮影は「紅ばらがひらく夜」のアルフィオ・コンティーニ、音楽はイギリスの前衛的ロック・グループであるピンク・フロイド、装置は「ローズマリーの赤ちゃん」のジョージ・ネルソン、美術はディーン・タブラリスがそれぞれ担当。出演はアントニオーニのイメージで募集された二人の新人、マーク・フレチェットとダリア・ハルプリン、ほかに、「アフリカ大空輸」のロッド・テイラー、ポール・フィックス、G・D・スプラドリング、ビル・ギャラウェイ、キャスリーン・クリーバーなど。
ネット上の声
- 1960年代アメリカの学生運動、ヒッピー文化、フリーセックス、大量消費、銃社会な
- 現実から解き放たれた世界の開放感がハンパない
- 今、見れば味わい深い映画です
- アメリカ、その現実と幻想・・
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間111分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演マーク・フレチェット
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イタリアとフランスの四つの土地に四つの愛の物語を描くオムニバス映画。監督は「さすらい」「赤い砂漠」など、60年代ヨーロッパ映画のモダニズムをリードした巨匠ミケロンジェロ・アントニオーニ。「ある女の存在証明」完成後脳卒中で倒れ、言語障害と右半身不随で再起が絶望視されていたが、「リスボン物語」のヴィム・ヴェンダースを補佐役に、13年ぶりの新作実現となった。ヴェンダースはスチル写真家としてアントニオーニに付き添いながら補佐、そして四つの挿話をつなぐ部分を演出。アントニーニを補佐して夫人のエンリカ・アントニーニがエグゼクティヴ・コンサルタントをつとめている(小さな役で出演も)。脚本はアントニオーニの短編小説集『Quel Bowling sul Tevere(あのテヴェレ河のボーリング、83年セッテンブリーニ・メストレ文学賞受賞)』からの四つの物語を基にアントニオーニ、ヴェンダース、トニーノ・グエッラが執筆。グエッラはアントニオーニの「夜」をはじめ、彼の作品を多数手掛けた現代イタリアを代表する脚本家。音楽はルチオ・ダラ、「都市とモードのビデオノート」「時の翼に乗って」のローラン・プチガン、ヴァン・モリソン、U2がブライアン・イーノと組んだ“パッセンジャーズ”(「さすらいの二人」の原題にちなんで命名された)。ヴェンダース演出のプロローグ、幕間、エピローグ部分は、撮影が「パリ、テキサス」「デッドマン」のロビー・ミューラー、編集がヴェンダースの全作を手掛けているペーター・ブルジコッダ。出演は仏、伊、米、スペインの新旧大スターが顔をそろえる。アントニオーニ自身を思わせる旅する映画監督には「メディストの誘い」のジョン・マルコヴィッチ。第1話にはイタリアの若手人気スターのキム・ロッシ=スチュアートと、カルロス・サウラの「エル・ドラド」子役で雑誌『エル』のモデルからアントニオーニが抜擢したイネス・サストル。第2話は「ブレイブハート」のソフィー・マルソー。第3話には「愛の報酬」のファニー・アルダンと「夜ごとの夢・リニア幻想譚」のキアラ・カッゼリ、「ニューエイジ」のピーター・ウェラー、「レオン」のジャン・レノ。第4話は「ふたりのヴェロニカ」「トリコロール/赤の愛」のイレーヌ・ジャコブと「恋人たちのアパルトマン」のヴァンサン・ペレーズ。そして第3話と第4話の幕間には「夜」「こうのとり、たちずさんで」の主演コンビ、「プレタポルテ」のマルチェロ・マストロヤンニと「心の地図」のジャンヌ・モローが特別出演。ちなみに、挿話のタイトルは原作の短編によるが、映画のなかでは一切言及はない。舞台となるのはアントニオーニの出身地フェラーラ、イタリアのリゾート港町ポルトフィーノ、パリ、南仏のエクス・アン・プロヴァンス。95年ヴェネチア映画祭国際批評家連盟賞受賞。
ネット上の声
- ミケランジェロ・アントニオーニ監督の短編小説集を基にした、タイトルどおり男女のめ
- 世界三大映画祭の全てで最高賞を受賞している巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ監督
- 不可能な恋と見えない真実
- ソフィー・マルソー♡
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国フランス,イタリア,ドイツ
- 時間110分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演ジョン・マルコヴィッチ
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ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国イタリア
- 時間109分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演エチカ・シューロー
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自分の映画に出演する女優を求めて模索する映画監督の姿を描く。製作はジョルジョ・ノチェッラとアントニオ・マクリ。エグゼキュティヴ・プロデューサーはアレッサンドロ・フォン・ノルマン。監督は「さすらいの二人」のミケランジェロ・アントニオーニ。撮影はカルロ・ディ・パルマ、音楽はジョン・フォックスが担当。出演はトマス・ミリアン、ダニエラ・シルヴェリオ。
ネット上の声
- あんまりハマらんかった、恐らくこれがフランス映画なら好み
- アントニオーニ遺作!
- 「あ~いくらアントニオーニとはいえ、擁護できないかも」と思い見ていたけど、今は彼
- 愛の不毛を描き続けた巨匠アントニオーニが病に倒れる前に撮りあげた最後の単独監督作
ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間130分
- 監督ミケランジェロ・アントニオーニ
- 主演トーマス・ミリアン