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全8作品。エルマンノ・オルミ監督が制作した映画ランキング

  1. 木靴の樹
    • B
    • 3.97
    イタリアの巨匠エルマンノ・オルミ監督が、1978年カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した名作ドラマ。「聖なる酔っぱらいの伝説」「偽りの晩餐」など後の作品でも高い評価を得るオルミ監督が世界で注目されるきっかけとなった作品でもあり、19世紀末の北イタリア、ベルガモの農村を舞台に、大地主の厳しい搾取のもとで貧しい生活を強いられながらも、大地とともに力強く生きる農夫たち4家族の生活が描かれる。小作人として農場に暮らすバティスティ一家を始め、6人の子を養うルンク未亡人、美しい娘マッダレーナのいるブルナ一家、けちで知られるフィナール一家は、土地や住居、農具などの全てを地主から借りて生計を立てていた。ある日、バティスティ家の息子ミネクの木靴が壊れてしまい、村から遠い学校へ通う息子のため、父親は川沿いのポプラの樹を切って新しい木靴を作ろうとするが、その樹もまた地主の所有物だった。ベルガモ地方出身のオルミ監督が、幼少期に祖母から聞いた昔話をもとにした物語で、出演者は全てベルガモの農民たちを起用した。日本では、79年に岩波ホールで劇場公開されてロングランヒットを記録。2016年、37年ぶりに同劇場でリバイバル上映。

    ネット上の声

    • ずっと奥の方に眠っていたものを揺り起こされるような映画だった
    • 池波正太郎のエッセイで紹介されていて、見たいと思っていた作品
    • 生産した作物の大半を地主へ納めないといけない封建的な農村
    • オルミ監督、パルムドール受賞 大地への愛
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1978年
    • 製作国イタリア
    • 時間187分
    • 監督エルマンノ・オルミ
    • 主演ルイジ・オルナーギ
  2. 偽りの晩餐
    • B
    • 3.78
    ホテルの晩餐会に集まった人々と給仕たちの姿をシニカルに描く。製作はジュゼッペ・チェレーダ、監督・脚本は「木靴の樹」のエルマンノ・オルミ、撮影はマウリツィオ・ザッカロ、音楽はゲオルク・フィリップ・テレマンが担当。主演はマルコ・リスポジトほか。

    ネット上の声

    • 楽しめる快作。
    • 『婚約者たち』か『ポー川のひかり』がベストだと思っていたけど、これまたやばすぎオ
    • 誰が何を見ているのか切り返しによってパスが受け渡されていく視線劇というものに全然
    • 「この映画はすべてがフィクションでは無い」とのことであり、おそらく「彼」が見てし
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1987年
    • 製作国イタリア
    • 時間107分
    • 監督エルマンノ・オルミ
    • 主演マルコ・エスポジド
  3. 聖なる酔っぱらいの伝説
    • C
    • 3.47
    パリを舞台に、ある酔っぱらいの体験する奇妙な出来事を描くドラマ。ヨゼフ・ロートの原作を基に、製作はロベルト・チクットとヴィンチェンツォ・デ・レオ、監督、脚本は「偽りの晩餐」のエルマンノ・オルミ、共同脚本はトゥリオ・ケツィク、撮影はダンテ・スピノッティが担当。イーゴリ・ストラヴィンスキーの音楽を使用。出演はルトガー・ハウアー、アンソニー・クェイルほか。

    ネット上の声

    • ヒントが欲しい、聖なる酔っぱらいの伝説?
    • オルミ監督、金獅子賞受賞 美酒にまどろむ
    • 無にすることは美ではないはず・・・
    • 不思議な味わいに 酔う。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1988年
    • 製作国イタリア,フランス
    • 時間120分
    • 監督エルマンノ・オルミ
    • 主演ルトガー・ハウアー
  4. ポー川のひかり
    • C
    • 3.41
    「木靴の樹」などで知られるイタリアの巨匠エルマンノ・オルミ監督が、自身の映画人生最後の長編劇映画として撮りあげた作品。夏期休暇中のボローニャ大学で、大量の古文書に釘が打ち込まれているのが発見された。容疑者として浮かび上がったのは、学年末の授業を最後に姿を消した若き哲学教授。全てを捨ててポー川上流にたどり着いた彼は、そこで見つけた廃屋で暮らし始める。牧歌的な風景の中で織りなされる教授と村人たちの交流を通し、人生の豊かさとは何かを問いかける人間ドラマ。

    ネット上の声

    • オルミ監督、最後の長編劇映画に込めたもの
    • 触れ合い方が、洒落てて良い映画だね。
    • 平和は外からくるものではない
    • 己にある「自由と地獄」の行い
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2006年
    • 製作国イタリア
    • 時間94分
    • 監督エルマンノ・オルミ
    • 主演ラズ・デガン
  5. ジョヴァンニ
    • C
    • 3.35
    イタリア、メディチ家の若き武将ジョヴァンニを主人公に生と死の美学を現代に問い直す壮大な歴史ドラマ。監督は「木靴の樹」「聖なる酔っぱらいの伝説」でカンヌ、ヴェネチア2大映画祭を制したイタリア映画界の至宝エルマンノ・オルミ。ルネッサンス期の歴史的建造物をそのまま使用し、中世宮廷都市を鮮やかに再現した。

    ネット上の声

    • この映画1本のためだけに愛知から東京へわざわざ見に行ったが、いまいちで失意の帰宅
    • 風や過剰な煙など良い部分もあるが、これはちょっとどうだろうか
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2001年
    • 製作国イタリア
    • 時間105分
    • 監督エルマンノ・オルミ
    • 主演フリスト・ジフコフ
  6. 緑はよみがえる
    • C
    • 3.19
    「木靴の樹」「ポー川のひかり」の巨匠エルマンノ・オルミ監督が、第1次世界大戦開戦から100年にあたる2014年に平和を願って撮りあげた戦争ドラマ。1917年、冬。北イタリアの激戦地アジアーゴ高原では、オーストリア軍と対峙する前線のイタリア兵たちが、大雪で覆われた塹壕の中にこもっていた。飢えや病気で次々と倒れていく中、司令部から不条理な指令が下され、兵士たちは追いつめられていく。さらに、オーストリア軍の激しい攻撃が彼らを襲う。出演は「ジョルダーニ家の人々」「007 カジノ・ロワイヤル」のクラウディオ・サンタマリア、「明日、陽はふたたび」のニッコロ・センニ。「イタリア映画祭2015」で上映され、16年劇場公開。

    ネット上の声

    • 映像詩による、とても私的な遺言のよう
    •  醜い獣は、100年の時を経ても……
    • 84歳の感性に胸を打たれる。
    • 個人的なオマージュ映画ですね
    戦争、 ヒューマンドラマ
    • 製作年2014年
    • 製作国イタリア
    • 時間76分
    • 監督エルマンノ・オルミ
    • 主演クラウディオ・サンタマリア
    • レンタル
    • レンタル
  7. 明日へのチケット
    • C
    • 3.16
    テロ対策の警備のため、すべての電車が遅れたことにより騒然とするインスブルック駅を、ローマ行きの急行列車が出発した。仕事相手の企業の秘書(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ)に便宜を図ってもらった初老の大学教授(カルロ・デッレ・ピアーネ)は、自分に親切な秘書に心引かれていることに気づく。

    ネット上の声

    • 1両目”哀”〜2両目”怒”みたいな〜
    • 列車の中の人間模様が絶妙によい
    • 映像、脚本、人物描写の妙!!
    • 俄然元気が湧いてくる
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2005年
    • 製作国イタリア,イギリス
    • 時間110分
    • 監督エルマンノ・オルミ
    • 主演カルロ・デッレ・ピアーネ
  8. 楽園からの旅人
    • D
    • 2.83
    カンヌ映画祭パルムドール受賞作の「木靴の樹」(1978)などで知られるイタリアの巨匠エルマンノ・オルミが、人生最後の長編映画として手がけた「ポー川のひかり」(2006)から5年、前言を撤回して新たに撮り上げた自身の集大成ともいうべき現代の黙示録。イタリアのある町で、取り壊されようとする教会に、長年にわたり神の愛を唱え続けてきた老司祭がひとり残っていた。そこへアフリカから長い旅をへてやってきた不法入国者の一団が訪れ、小さな村が形成される。やがて身重の女性が出産し、キリストの誕生を思った老司祭は祈りをささげるが、何者かにより不法移民の存在が密告されてしまい……。

    ネット上の声

    • オルミの最後の作品なのだろうか
    • 修行だと思って観てみましょう
    • 息詰まる舞台劇。
    • 潰れかけの修道院がアフリカの難民を受け入れ、と聞くと社会派ぽいが閉鎖的な教会はむ
    ヒューマンドラマ
    • 製作年2011年
    • 製作国イタリア
    • 時間87分
    • 監督エルマンノ・オルミ
    • 主演マイケル・ロンズデール

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