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アメリカのアンダーグラウンドコミックを代表する漫画家、イラストレーターのロバート・クラムに関するドキュメンタリー。「フリッツ・ザ・キャット」や「ミスター・ナチュラル」といったカウンターカルチャーを象徴するキャラクターを生み出し、ジャニス・ジョプリンのアルバム「チープ・スリル」のジャケットを手がけるなど、1960年代後半のアメリカで一躍脚光を浴びる存在となったロバート・クラム。過激で辛辣、そして時には性への妄執も感じられるコミックを描き続けるクラムにカメラを向け、戦前のブルースへの偏愛や、ともに精神を病んでいる兄チャールズと弟マクソンからの影響、LSDの使用や女性に対する過度な恐怖心と特異な性的嗜好など、異例ずくめの人物像を浮かび上がらせ、そんな彼を生み出した家庭環境や自由の国アメリカのダークサイドを映し出していく。監督は、クラムとともにバンド「チープ・スーツ・セレネーダーズ」で活動し、後に映画「ゴーストワールド」などを手がけるテリー・ツワイゴフ。
ネット上の声
- テリー・ツワイゴフ監督作品
- 頑固一徹なMR. NATURALの復讐劇
- 良質ドキュメンタリー
- この映画を見た方は是非
ドキュメンタリー
- 製作年1994年
- 製作国アメリカ
- 時間119分
- 監督テリー・ツワイゴフ
- 主演ロバート・クラム
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ダニエル・クロウズのカルトコミックを原作に、疎外感を抱えて生きる少女2人の日常をポップかつユーモラスに描いた青春ドラマ。
幼なじみで親友のイーニドとレベッカは高校を卒業したものの、進学も就職もせずに気ままな毎日を過ごしている。そんなある日、2人は悪戯心から、新聞の出会い広告欄に載っていた中年男シーモアを呼び出して尾行する。イーニドは冴えないシーモアになぜか興味を抱き、彼の趣味であるブルースのレコード収集を通して親交を深めていく。一方、レベッカはカフェで働き始め、イーニドとレベッカは次第にすれ違うようになっていく。
「アメリカン・ビューティー」のソーラ・バーチがイーニド、「のら猫の日記」「モンタナの風に抱かれて」などで子役として活躍してきたスカーレット・ヨハンソンがレベッカを演じ、冴えない男シーモアを「ファーゴ」のスティーブ・ブシェーミが好演。「クラム」のテリー・ツワイゴフが監督を務め、原作者クロウズと共同で脚色も担当。
ネット上の声
- 15歳のスカーレット・ヨハンソンが…18歳に
- 「気づいたら、生きづらかったんです。」
- どっちのキャラに感情移入するかで・・・
- 未熟な青年期の「人を見下す」本質
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国アメリカ
- 時間111分
- 監督テリー・ツワイゴフ
- 主演ゾーラ・バーチ
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「ゴーストワールド」のテリー・ツワイゴフ監督が、ビリー・ボブ・ソーントンを主演に描く心温まる物語。アル中のウィリーは自分を社会の落ちこぼれだと考え、アルバイトでデパートのサンタクロースに扮しては、強盗を働く常習犯。だが、毎年盗んだ金を使い果たして、またサンタクロースに扮するはめになる。しかし、ボケ老人の祖母と暮らすいじめられっ子の肥満体少年と出会って、彼と交流するうちに、ウィリーの心は変化していく。
ネット上の声
- 夢もない現実的なおっさんのサンタだが、面白かった。最後のほっこりす...
- 酒癖と女癖の悪いプロの金庫破り師が繰り広げる大騒動を描きだす
- 怖かった。でもこの映画が勇気をくれた
- まだ肌寒いからメリークリスマス🎄
クリスマス、 コメディ
- 製作年2003年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督テリー・ツワイゴフ
- 主演ビリー・ボブ・ソーントン
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「ゴーストワールド」のテリー・ツワイゴフ監督が、ダニエル・クロウズ原作コミックを映画化。アートスクールを舞台に、夢と現実のギャップの中でもがき続ける青年の姿とアートを取り巻く現状をシニカルに描くコメディ・ドラマ。
ネット上の声
- 皮肉のたっぷり詰まったコメディなのかな
- 自分自身が 美術学生として そこに居る
- テリー・ツワイゴフ監督作品
- それは、やっちゃだめだ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国アメリカ
- 時間102分
- 監督テリー・ツワイゴフ
- 主演マックス・ミンゲラ