マレーネ・ディートリッヒの「嘆きの天使」にも出演した、ドイツ系ユダヤ人のコメディ俳優で監督でもあるクルト・ゲロンに光をあてたドキュメンタリー。第75回米アカデミー長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた。1920年代から30年代にかけ、ベルリンで活躍したゲロンは、ナチスの台頭とともにユダヤ人迫害を逃れてフランス、オランダを渡り歩く。やがてオランダで捕えられたゲロンは、“楽園”と称される強制収容所に入れられ、ナチスの宣伝映画の監督を命じられる。
ネット上の声
- 伯林のチャップリンは『独裁者』を撮らず…
- 何とも衝撃的なナチスのホロコースト映画
- テーマはふたつで、ユダヤ人コメディアンであり監督のクルト・ゲロンの半生記と、プロ
- ナチスの命令だとしても映画を撮ることに喜びを感じ、最後まで俳優であろうとしたクル
ドキュメンタリー
- 製作年2002年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督マルコム・クラーク
- 主演クルト・ゲロン