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生みの母は、貧しい白人女性だった。人種と階級を超え、家族の「秘密と嘘」が暴かれる感動の人間ドラマ。
現代のロンドン。成功した黒人眼鏡技師のホーテンスは、養母の死を機に実の母親を探し始める。長い調査の末にたどり着いたのは、労働者階級の白人女性シンシア。予期せぬ娘の出現に動揺するシンシアと、複雑な心境のホーテンス。この出会いが引き金となり、シンシアの家族がひた隠しにしてきた長年の「秘密」と「嘘」が次々と露わに。戸惑いと衝突の先に、本当の家族の絆を見つけ出すまでの感動の軌跡。
ネット上の声
- いつかレビューしたかったお気に入り作品✨✨
- 秘密を明かす人、明かされる人。
- 過去鑑賞 スルーしてくださいね
- 人生っていろいろあるんだよね
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国イギリス
- 時間142分
- 監督マイク・リー
- 主演ブレンダ・ブレシン
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マンチェスターからロンドンへ。知性と暴力性を併せ持つ男が、夜の街を彷徨いながら言葉をまき散らす、魂の彷徨。
1990年代のイギリス。性的暴行の末にマンチェスターから逃亡した男ジョニー。彼は元恋人が住むロンドンへと流れ着く。しかし、その場所にも安住できず、夜の街をあてもなく彷徨うことに。明晰な頭脳と饒舌さ、そして暴力的な衝動を抱えた彼は、出会う人々に痛烈な社会批判と虚無的な哲学をまき散らす。その言葉は、現代社会の欺瞞を暴き、聞く者の心をかき乱す。彼の終わりなき彷徨は、救いを求める魂の叫びか、それとも単なる自己破壊か。観る者の倫理観を揺さぶる、衝撃的な一夜の記録。
ネット上の声
- パッケージ騙されないで
- ニートが社会を見下す
- 欲望のままにというのもあると思うが、それ以上に行き当たりばったりの人々との出会い
- パッケージやタイトルからエロ映画の印象与えそうだが、セックスや暴力女性蔑視も含む
孤独、 ヒューマンドラマ
- 製作年1993年
- 製作国イギリス
- 時間126分
- 監督マイク・リー
- 主演デヴィッド・シューリス
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ロンドン郊外に暮らす、ちょっと風変わりな労働者階級の一家。ささやかな日常に潜む可笑しさと哀しさを描く、傑作人間ドラマ。
舞台はサッチャー政権下のロンドン郊外。楽天家の母ウェンディ、夢見がちな父アンディ、そして対照的な双子の娘たち。皮肉屋で過食症に苦しむニコラと、配管工として働くボーイッシュなナタリー。アンディがオンボロのフードトラックを衝動買いしたことから、一家の平穏な日常に小さな波紋が広がり始める。それぞれの不満や夢が交錯し、時にぶつかり合いながらも、そこには確かに家族の愛情が存在する。ありふれた日々の中にこそある人生の甘さとほろ苦さを、温かい眼差しで切り取った物語。
ネット上の声
- コミカルで笑えるんだけど、最初から最後までずっと影がある
- 出ている役者が、そして役がみな個性的で本当に素晴らしい
- イギリスの貧困家庭を描いたマンブルコアみたいな
- いつも笑ってる明るい母、
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国イギリス
- 時間90分
- 監督マイク・リー
- 主演アリソン・ステッドマン
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ロンドンの片隅で生きる、すれ違う家族。ある日突然の不幸が、彼らの凍てついた心に変化の兆しをもたらす感動の人間ドラマ。
舞台は現代ロンドン。タクシー運転手のフィルとスーパーで働く妻ペニー、そして二人の子供たち。会話もなく、笑顔も消えた一家の日常。それぞれが孤独と不満を抱え、ただ時間だけが過ぎていく日々。しかし、ある日息子が病で倒れたことをきっかけに、家族の時間は止まる。当たり前だと思っていた日常の崩壊。これまで見て見ぬふりをしてきた互いの存在と向き合うことを余儀なくされた夫婦。果たして彼らは、失われた絆とささやかな幸せを取り戻すことができるのか。家族の再生を問う、静かなる衝撃作。
ネット上の声
- 【”災い転じて福となす映画”今作は毎日、単調な仕事に行き会話も余りない或る家族が、ニートの太っちょ息子が心臓発作で倒れた事から、家族の絆を取り戻す様を描いたヒューマンドラマである。】
- イギリスの庶民の家族(特に下層階級)が、日々の生活の中で抱く心情を巧みに描くマイ
- ヒーローは現れないし、派手なアクションも無い
- ジメっとカビていく人生・・晴らすものは?
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国イギリス,フランス
- 時間128分
- 監督マイク・リー
- 主演ティモシー・スポール
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ロンドンに暮らす幸せな老夫婦。その温かな食卓に集う、愛を求める孤独な友人たちとの一年。
ロンドンで暮らすトムとジェリーは、長年連れ添う幸せな老夫婦。彼らの家庭菜園は、夫婦の愛情そのもの。春、夏、秋、冬。季節が巡る中、彼らの家には心に傷を抱えた友人や親戚が次々と訪問。愛に飢えた同僚、心を閉ざした息子、悲しみに暮れる兄。夫婦は温かい食事と優しい言葉で彼らを迎えるが、それぞれの孤独や問題は根深い。幸せな夫婦の視点から描かれる、人生のほろ苦さと、それでも続く日常の愛おしさ。
ネット上の声
- 「秘密と嘘」「ヴェラ・ドレイク」などのマイク・リー監督作品
- 心温まる映画ではなく、辛辣な差別感覚
- いつまでも幸せでいられるには・・・
- 時の厳しさ、人の優しさ、時の優しさ
家族、 ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国イギリス
- 時間130分
- 監督マイク・リー
- 主演ジム・ブロードベント
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80年代ロンドン、サッチャー政権下の労働者階級一家が織りなす、ほろ苦くも温かい人間模様。
1980年代、サッチャー政権下のロンドン、キングス・クロス。バイク便ライダーのシリルと恋人シャーリーは、ささやかながらも理想を胸に暮らす。一方、シリルの身勝手な妹や、認知症の母親との関係はぎくしゃく。ある日、母親が鍵をなくしたことから、一家が抱える問題が浮き彫りになる。時代の変化の中で、彼らが見つけるささやかな希望とは。現代社会を生きる人々の日常をリアルに描く物語。
ネット上の声
- 80年代サッチャー政権下のイギリスが舞台
- サッチャー政権下のイギリス社会を背景に隣人や近親者と言った身近な存在との経済的格
- ゆったりまったり皮肉と悲哀たっぷり、
- ビバ!ロンドン! ハイ・ホープス
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国イギリス
- 時間108分
- 監督マイク・リー
- 主演フィリップ・デイヴィス
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1950年代ロンドン、心優しき主婦の秘密の顔。法が許さぬ時代に、彼女が差し伸べた救いの手は、善意か、それとも犯罪か。
1950年代のロンドン。ヴェラ・ドレイクは、夫と二人の子供に囲まれ、質素ながらも幸せに暮らす心優しい労働者階級の主婦。しかし彼女には、家族さえ知らない秘密の顔があった。それは、望まぬ妊娠に苦しむ女性たちに、無償で中絶手術を施すこと。彼女はそれを「人助け」と信じて疑わない。だがある日、彼女が処置した少女が危険な状態に陥り、警察がヴェラの元へ。完璧だった日常は一瞬にして崩壊し、彼女の善意は法廷で裁かれることになる。家族の愛と社会の正義が交錯する中、ヴェラが下した決断の真意を問う、衝撃の物語。
ネット上の声
- 【今作は、善良なる心の持ち主故に、若い女性を助けるために行った行為で重罪を課された夫人と、その家族の姿を描く重きヒューマンドラマであり、女性の人権とは何かを考えさせられる作品でもある。】
- これはイメルダ·スタウントンの演技が素晴らしいに尽きる
- ヴェネチア国際映画祭、金獅子賞受賞作品。
- 善悪で計れない〜150ポンドと2ギニー
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国イギリス,フランス,ニュージーランド
- 時間125分
- 監督マイク・リー
- 主演イメルダ・スタウントン
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ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国イギリス
- 時間97分
- 監督マイク・リー
- 主演マリアンヌ・ジャン=バプティスト
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学生時代に親友だった二人の“キャリア・ガールズ”の現在と過去を鮮やかなタッチで綴った一編。監督・脚本は「秘密と嘘」で96年カンヌ映画祭パルム・ドールを獲得し、一躍世界で評判を得たマイク・リーで、今回も役者とのディスカッションを重ねてキャラクターをつくり上げていく独特の演出で撮影された。製作のサイモン・チャニング=ウィリアムズ、撮影のディック・ポープ、録音のジョージ・リチャーズは「秘密と嘘」に続いての参加。音楽はオリジナル・スコアを「秘密と嘘」でアカデミー助演女優賞にノミネートされたマリアンヌ・ジャン=バチストがトニー・レミーの協力を得て手掛け、80年代を代表するポップ・グループ“ザ・キュアー”の曲が画面を彩る。主演はリーとは「ネイキッド」で組んだ「奇跡の海」のカトリン・カートリッジと映画は本作がデビューとなる舞台やテレビで活躍するリンダ・ステッドマン。
ネット上の声
- 過去と再会と近況
- このラストシーンはいい
- 「善」と「美」を大切にするライフスタイル
- マイク・リーが「これがリアル」という作り上げたカトリン・カートリッジの演技はあま
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国アメリカ
- 時間87分
- 監督マイク・リー
- 主演カトリン・カートリッジ
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イギリスを代表するロマン主義の画家で、後のモネなど印象派の画家たちにも影響を与えたターナーの人生を、「秘密と嘘」「ヴェラ・ドレイク」で知られる名匠マイク・リー監督が描いたドラマ。ターナーを演じたティモシー・スポールが、2014年・第67回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。18世紀末のイギリス。若い頃から高い評価を受けながらも、自由気ままに生きるターナーは、インスピレーションの源を求めて旅を続けてきた。ある時、助手を務めていた父親の死にショックを受けたターナーは旅先で宿を経営するひとりの未亡人と出会う。
ネット上の声
- 評価の低い本作を全力で擁護させて頂きます!ターナーの目を通して時代を描く。
- 頼りない光に求めた愛、それも良しとするか.
- 芸術好き&19世紀英国好きの人にオススメ
- スケッチ旅行から帰る度に違う猫が…
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国イギリス
- 時間150分
- 監督マイク・リー
- 主演ティモシー・スポール
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カンヌ、ベルリン、ベネチアの世界3大映画祭の受賞作を中心に、各地の映画祭で話題になりながらも日本未公開だった作品を一挙上映する「三大映画祭週間2011」にて上映。小学校低学年の教師をしているポピーは楽天的な30歳。開けっぴろげな行動が時に周囲に誤解されもするが、それでもポピーは前向きに生きていく。「秘密と嘘」「ヴェラ・ドレイク」のマイク・リー監督が手がけ、主演のサリー・ホーキンスが2008年・第58回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(女優賞)を受賞。ゴールデングローブ賞や全米批評家協会賞など、全米の賞レースでも話題になった。
ネット上の声
- 【”いつでも笑顔で、前向きな気持ちで生きて居ると幸せは自然とやって来る。”今作は、いつも笑顔の小学校教師と、堅物教習所先生の掛け合いを軸にした素敵なヒューマンコメディである。】
- Calm Down!『消えちゃった。まだ、さよなら、言ってないのに』
- 早めに改善しないと、このままでは危ない。
- 落ち込んだりもするけれど、私は元気!
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国イギリス
- 時間118分
- 監督マイク・リー
- 主演サリー・ホーキンス
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「秘密と嘘」「ヴェラ・ドレイク」などで知られるイギリスの名匠マイク・リーが、19世紀初頭のイギリスで起きた事件「ピータールーの虐殺」を映画化。1819年、ナポレオン戦争後で困窮のさなかにあるマンチェスター。深刻化する貧困問題の改善を訴え、政治的改革を求める民衆6万人がセント・ピーターズ・フィールド広場に集まった。鎮圧のため派遣された政府の騎馬隊は、非武装の群衆の中へ突入していく。多くの死傷者を出し、イギリスの民主主義において大きな転機となったこの事件の全貌を、リー監督が自ら執筆した脚本をもとにリアルに描き出す。出演は「007 スペクター」のロリー・キニア、「博士と彼女のセオリー」のマキシン・ピーク。
ネット上の声
- まさかマイク・リーがこれほど巨大なスケールに挑むとは
- 富める者はより富んで・・・現在も変わらず。
- あほくさ映画、 hear、 hear!
- 戦争が終わり不況に
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国イギリス
- 時間155分
- 監督マイク・リー
- 主演ロリー・キニア