-
スペインの俊英ホセ・ルイス・ゲリン監督が、フランス北部のオート・ノルマンディ地方で撮りあげた実験映画。1930年11月のある朝、アマチュア映画監督の男が湖で行方不明になる。その3カ月前、男は自宅前で家族の姿を撮影していた。ゲリン監督は男の残したモノクロフィルムを修復し、かつて家族が暮らしていた邸宅やその周辺の風景を色彩ゆたかな映像でとらえていく。やがて現代の映像の中に、男の亡き家族の姿が現われ……。
ネット上の声
- スペインのホセ・ルイス・ゲリン監督が、フランス北部のオート・ノルマンディ地方で撮
- 映画を構成する光、影、音のみで語られる凄まじく陶酔する幻想、幽霊が蜃気楼のように
- 1930年に行方不明になった男がその数ヶ月前に家族を撮った、摩耗したフィルムの記
- ネクタイピクピク、テニス、家族川遊び、口水出し顔壁、お面ダンス、メイド、再現、工
ヒューマンドラマ
- 製作年1997年
- 製作国スペイン
- 時間82分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演アン・セリーヌ・オーシュ
-
「シルビアのいる街で」の名匠ホセ・ルイス・ゲリンによる中編ドキュメンタリー。韓国の全州(チョンジュ)国際映画祭のプロジェクト「チョンジュ・デジタル・プロジェクト」(「デジタル3人3色」)の1作品として製作された。2008年1月21日、バルセロナの集合住宅の4階に住む中年男が投身自殺したことを受け、ゲリン監督が近隣の人々への取材を通して男の生前の様子や自殺当日の状況を映し出し、死者の記憶と人生をよみがえらせる。17年1月、ゲリン監督の特集「ミューズとゲリン」で上映(「思い出」と併映)。
ネット上の声
- 人の死を過去のものに簡単に変えてしまうことをまざまざと見せつける日常という名の魔
- 自己の認識している世界は自己で完結し、利害の無い限り周りの人の生活へは大して影響
- 「人生で大切なのはコミュニケーションだ」と話してるおじさんの背後で、その友達の"
- ただの街を映しただけで素晴らしく見えてしまうからすごい
ドキュメンタリー
- 製作年2011年
- 製作国スペイン,韓国
- 時間47分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演ガラ・ペレス・イニエスタ
-
「シルビアのいる街で」で知られるスペインの俊英ホセ・ルイス・ゲリン監督が、思春期の少女の内面を詩情ゆたかにつづった1983年製作の処女作。とある農村で父親の農作業を手伝いながら生きる孤独な少女ベルタの前に、ある日、帽子をかぶった奇妙な男が現われる。その男との出会いをきっかけに、平穏だったベルタの日常に変化が起きはじめ……。出演は、「海辺のポーリーヌ」のアリエル・ドンバールほか。
ネット上の声
- (J.L.ゲリン特集) 自然との対話好きな少女ベルタは、丘の上に一人住む風変わり
- ハタチそこそこでこんなん撮ってる時点で化け物
- 『ミツバチのささやき』的風景を彷彿
- ゲリンの中ではやや冗長で退屈か
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国スペイン
- 時間118分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演シルビア・ガルシア
-
「シルビアのいる街で」で世界的に注目を集めるスペインの俊英ホセ・ルイス・ゲリン監督が、スラム街として知られるバルセロナの歴史地区ラバルの大規模再開発を数年にわたって記録した社会派ドキュメンタリー。集合住宅の解体と高級住宅の建設を軸に、そこで暮らす人々の日常や失われゆく風景を切り取っていく。本国スペインで大ヒットを記録し、スペインのアカデミー賞といわれるゴヤ賞で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。
ネット上の声
- ホセ・ルイス・ゲリン監督作品…!!
- 去年フィルメックスの特集かなんかで観た昨夜あなたが微笑んでいたがやりたかったのは
- 濱口竜介と酒井耕の『うたうひと』で、ドキュメンタリーの中に切り返しショットを置く
- スペイン・バルセロナの貧民街化していた「バリオ・チーノ(ラバル地区)」の一部を取
ドキュメンタリー
- 製作年2001年
- 製作国スペイン
- 時間133分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演---
-
独創的な映像表現で世界的に注目を集め、名匠ビクトル・エリセに「現在のスペインでもっとも優れた映像作家」と言わしめた気鋭ホセ・ルイス・ゲリン監督が、街の女性たちをとらえた無数のモノクロスチルのみで創りあげたアート作品。かつて愛した女性の面影を求めてフランスの古都ストラスブールをさまよう青年を描いたゲリン監督の代表作「シルビアのいる街で」の構想ノートともいえる作品。
ネット上の声
- スペインのホセ・ルイス・ゲリン監督による『シルビアのいる街で』の元ネタ的な作品(
- この映画で眠るひととはたとえサルカニが親友になるだけの時間が経っても相容れない自
- 無音で文字と静止画のみで構成されているのに、ここには運動(らしきもの)もショット
- ジャンヌダルク像への視線をめぐるシークエンスに思わずクスリ、新年初映画です
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国スペイン
- 時間67分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演---
-
ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演による1952年の傑作映画「静かなる男」の舞台となったアイルランドの小さな村イニスフリーをテーマにしたドキュメンタリー。現在も撮影当時の面影を残す村の様子や村人たちの素朴な表情を、「静かなる男」の映像・音声や作品の世界観を再現したフィクションなどを交えながら捉えていく。監督は名匠ビクトル・エリセの後継者と言われるスペインの俊英ホセ・ルイス・ゲリン。
ネット上の声
- おれは映画が好きなんじゃなくて、北野武とホセルイスゲリンが好きなだけかもしれない
- 静かなる男を観てないもんで、理解度はだいぶ浅いところに止まってしまった気はするが
- ホセ・ルイス・ゲリン監督を有名にしたジョン・フォードとアイルランドに関する映画風
- (J.L.ゲリン特集) アイルランドの田舎町の情景を、この地で撮影された米国の名
ドキュメンタリー
- 製作年1990年
- 製作国スペイン,フランス,イギリス
- 時間108分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演---
-
「ミツバチのささやき」「エル・スール」の名匠ビクトル・エリセが、「現代スペインで最も優れた映画作家」と絶賛するホセ・ルイス・ゲリン監督のミステリードラマ。ヨーロッパの古都にあるホテルの一室で目覚めた画家志望の青年は、街のカフェに行くと、かつてバーで会ったことのある美しい女性シルビアの姿を見つける。青年はそのシルビアと思しき女性を追いかけて街中を駆けずり回るが……。
ネット上の声
- 観ているのが苦痛。私にはついていけず。
- ただ感じたまま観賞したほうがいいですね
- 商業をとるか、芸術をとるか、悩ましい
- 1点:100円払うのも、もったいない
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間85分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演グザヴィエ・ラフィット
-
独創的な作品で注目を集めるスペインの映像作家ホセ・ルイス・ゲリンが、世界各地の映画祭に招かれた自身の作品「シルビアのいる街で」とともにさまざまな都市を巡ったドキュメンタリー。ゲリン監督は小型のデジタルカメラを手に、次回作の構想を練りながら都市の風景やそこで暮らす人々を撮影。映画祭の喧騒から離れて市井の人々の姿を生々しくとらえた映像に、ゲリン監督の人間への関心の深さが垣間見える。
ネット上の声
- 対に見えてくるかのように編集された、アケルマンとパレスチナの子どもとの映像には、
- 酒飲みは天国に行けないと叫ぶ男の後ろで、必死で反論するも聞き入れられないおじさん
- 映画祭の間なんて、各地でうまいもん食って酒飲んで、あいつの作品がどうだこうだ、そ
- 柔らかい光、爽やかな風の様な映像
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国スペイン
- 時間131分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演---
-
「シルビアのいる街で」で知られるスペインの俊英ホセ・ルイス・ゲリンによる短編ドキュメンタリー。スペインのエステバン・ビセンテ現代美術館で発表されたインスタレーション「コリントスの女」に含まれる映像をまとめたもので、古代ローマの博物学者・大プリニウスの「博物誌」をもとに、ヨーロッパにおける絵画の起源を考察した、映画と絵画をめぐる実験的作品。2017年1月、ゲリン監督の特集「ミューズとゲリン」で上映(「サン=ルイ大聖堂の奴隷船サフィール号」と併映)。
ネット上の声
- 絵画の上にオブジェクトを投影したりして、独り語りゴダールやストローブ=ユイレ的な
- インスタレーションを二通の手紙にまとめて提示してみましたとしか言いようがないのよ
- 手紙というだけあって字幕多めだけどその分モノクロの美しい映像も堪能できるのが良い
- 大プリニウス『博物誌』を手がかりにして、映画(=映像)と絵画の起源を探る
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国スペイン
- 時間28分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演ガラシ・ロペス・デ・アルメンティア
-
「シルビアのいる街で」などで知られるスペインのホセ・ルイス・ゲリン監督の長編作。バルセロナ大学の哲学科を舞台に、実在するイタリア人教授ラファエロ・ピント教授が、ダンテの「神曲」における女神の役割をきっかけに、現代におけるミューズ(女神)像を探る講義を行なう様を、フィクションとドキュメンタリーの境目をあいまいにしていくゲリン監督独特の手法で描いた。高尚な文学や芸術を語る講義で教授と学生たちの議論は果てなく続き、やがて予期せぬ方向へと向かっていく。2015年・第28回東京国際映画祭のワールド・フォーカス部門でも上映された。
ネット上の声
- バルセロナ大学哲学科で教鞭をとるラファエル・ピント教授の講義「ミューズ論」は、ダ
- ドキュメンタリーなのかフェイクなのか区別がつきにくいというのは確かに面白味ではあ
- 『シルビアのいる街で』でもなんか訳わからんうちに未体験の恍惚体験だったこの監督さ
- ダンテ『神曲』を導きにしてミューズなるものを独善的に論じる研究者と、それに歯向か
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国スペイン
- 時間96分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演ラファエル・ピント
-
「ミューズ・アカデミー」「シルビアのいる街で」などで知られるスペインのホセ・ルイス・ゲリン監督が初期に手がけた、創作日記風の短編作品。フランスの歌手フランソワーズ・アルディによる楽曲「男の子と女の子」が流れるなかで、海辺でたわむれるゲリン自身と、ゲリンの監督作「ベルタのモチーフ」でベルタ役を演じたシルビア・グラシアが映し出されている。2017年1月、ゲリン監督の特集「ミューズとゲリン」で上映(「ある朝の思い出」と併映)。
ネット上の声
- 「ルノワールの映画の中の白い雲が今も空を流れている」これも、映画の中の痕跡とか映
- 美しいものを捉えることができるゲリンの“思い出”、というだけで有り難がるのは難し
- ゲリンの興味は眼前の運動に相違なく、彼のショットにはそれを鮮烈に捉える非凡さが宿
- 白い雲はジャン・ルノワールの古い映画の中でも50年経った今でも変わらないという
- 製作年1985年
- 製作国スペイン
- 時間5分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演シルビア・グラシア