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福島に実在した映画館を舞台に、閉館の危機を救うためについた一つの嘘。笑いと涙の人情喜劇。
福島県南相馬市に実在した映画館「朝日座」。経営の危機で閉館寸前のこの場所へ、茂木という胡散臭い男がふらりと現れる。彼は高校時代の恩師である支配人に「朝日座」の再建を提案。しかし、その計画は前途多難。地元の女子高生・明日香を巻き込み、茂木がついた一つの「嘘」。その嘘が、やがて町の人々を動かし、小さな奇跡を呼び起こしていく。映画への愛が溢れる、心温まる物語。
ネット上の声
- 配信でも良いと思うけどね。映画館だとトイレが心配で。
- 古き良き映画館が味があり過ぎてたまらなかったし、浜野と先生の関係性もすごく好きで
- 閉業が決まった地方映画館を高畑充っちゃんがクラファン(立てるだけ)とドブ板営業で
- 映画を愛する全ての人たちへギフトのような作品
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督タナダユキ
- 主演高畑充希
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酒と自転車と自由を愛した孤高のフォークシンガー、高田渡。その飾らない生き様と音楽の本質に迫る、親密なドキュメンタリー。
ライブハウスから馴染みの酒場まで、彼のいる場所が舞台。飄々とした佇まいと詩的な歌詞で人々を魅了したフォークシンガー、高田渡。タナダユキ監督は、そんな彼の日常にカメラを向ける。ステージで歌い、仲間と酒を酌み交わし、自転車で街を駆ける。本作は単なる伝記ではない。彼のライブシーンや関係者へのインタビューを通じ、その哲学、ユーモア、そして音楽の源泉を浮かび上がらせる。「タカダワタル的」に生きるとは何か。自由な魂の温かな肖像。
ネット上の声
- 「これを携えて全国をライブ行脚する」・・
- Jフォークシンガーとはこの人の事。
- 息子である高田漣さんによると、高田渡は自身のギターを新幹線に置きっぱなしにしたま
- 唯一無二、孤高のフォークシンガー、高田渡さんの活動記録ドキュメンタリー…名曲の数
ドキュメンタリー
- 製作年2003年
- 製作国日本
- 時間65分
- 監督タナダユキ
- 主演高田渡
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前科持ちの21歳、佐藤鈴子。百万円貯まったら次の街へ。誰にも知られず、自分らしく生きるための、ほろ苦い引越し人生。
些細なトラブルから前科持ちになった21歳の佐藤鈴子。周囲の好奇の目と家族との軋轢に耐えかね、家出を決意。彼女が立てたルールは「百万円貯まったら、誰も私を知らない次の街へ引っ越す」こと。海の家、桃農家、そして地方都市のホームセンター。アルバイトを転々としながら、黙々と百万円を貯めては旅立つ生活。人間関係が深まる前に去ることを繰り返す彼女の孤独な旅。しかし、ある町で出会った大学生の中島との穏やかな日々が、彼女の心を揺さぶり始める。初めて見つけた「居場所」と、自ら課したルールとの狭間で下す決断。
ネット上の声
- コカイン吸うたらこんな映画になるのかな?
- 意思疎通が苦手な私、彼女の苦虫がよく解る
- 蒼井優の「いま」を上手に活かした作品
- 苦虫女の甘酸っぱいロードムービー
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督タナダユキ
- 主演蒼井優
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ラブドール職人の男と、彼が一目で恋に落ちた妻。嘘と秘密を抱えた夫婦が辿り着く、切なくて美しい愛の物語。
美大卒業後、ラブドール制作工場で働き始めた北村哲雄。彼はそこで、精巧なドールのモデルとなった園子に一目惚れし、結婚。しかし、哲雄は妻に自分の仕事を「医療用具の制作」だと嘘をつき続けていた。仕事にのめり込むほどに、夫婦の間には溝が深まっていく。互いを想いながらも、すれ違う心。そんなある日、哲雄は園子が抱える、ある重大な秘密を知ってしまう。嘘から始まった二人の関係が、やがて予期せぬ愛の形へとたどり着く。
ネット上の声
- 結婚する相手の仕事をよく知らないなんて、ちょっとありえない。どん...
- かってにやってろって感じた。、
- ロマンスドールと聞いて
- 欲望も愛の形も様々
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督タナダユキ
- 主演高橋一生
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亡き母が遺した一冊のレシピ。それは、バラバラになった家族の心を再び結ぶための、人生の道標。
夫を亡くし、生きる気力を失っていた百合子。そんな彼女のもとに届いたのは、血の繋がらない母・乙美の訃報。熱田家に残されていたのは、乙美が遺した一冊のレシピブック。そこには、日々の料理だけでなく、四十九日に皆で開く大宴会の段取りまでが記されていた。父と、ブラジル人の青年ハル、そしてワケありの少女イモと共に、百合子はレシピに従って宴の準備を始める。料理を通して蘇る乙美との温かい記憶。次第に明らかになる家族それぞれの想い。果たして、彼らは無事に宴を開き、新たな一歩を踏み出すことができるのか。食卓を囲む愛と再生の物語。
ネット上の声
- お母さんが残してくれたレシピで、思い出をたどって行くロードムービーかと思ったら、
- マイブロークンマリコをみてタナダ監督作品を!!💕49日を"大宴会"で送り出すって
- 四十九日のレシピは、人生の生き方のレシピ
- ラストまで“空白“は埋まってイイ49日☆
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間129分
- 監督タナダユキ
- 主演永作博美
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寂れた町、貧しい暮らし。ここじゃないどこかを夢見る少女の、切なくも愛おしい青春の一瞬を切り取った物語。
地方の寂れた町にある「赤い文化住宅」が舞台。高校3年生の初子は、だらしない母と障害を持つ弟との三人暮らし。息が詰まるような毎日から抜け出し、町を出ることだけを夢見ていた。そんなある日、彼女のクラスに一人の転校生がやってくる。彼の存在が、初子の退屈な日常に小さな波紋を広げていく。焦燥感、淡い恋、そして家族への複雑な想い。卒業を前に、少女が自らの足で未来へと踏み出すまでの、痛々しくも美しいひと夏の光景。
ネット上の声
- かすかな希望だけが頼り・・・切ねぇ・・・
- 「単純な世界」に見えるのだけれど・・・
- 暗く汚れた所に真っ白に汚れない所がある
- びんぼうに生きる。びんぼうでも生きる。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間100分
- 監督タナダユキ
- 主演東亜優
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34歳書店員、20歳年上の彼氏との同棲生活。そこへ突然、74歳のお父さんが転がり込んできた奇妙な共同生活。
都内のアパートで、34歳の彩は20歳年上の恋人・伊藤さんと穏やかに暮らしていた。そんな二人の生活は、彩の父が突然転がり込んできたことで一変。兄の家を追い出されたという74歳の父は、無口で頑固。世代も価値観も全く違う三人の、ぎこちなくも可笑しい共同生活の始まり。父の存在は、彩と伊藤さんの関係に静かな波紋を広げ、彩はこれまで見て見ぬふりをしてきた「家族」という問題に直面。小さな部屋で繰り広げられるささやかな日常の中で、三人が見つけ出す新しい家族の形とは。
ネット上の声
- 主人公と同世代とあってなかなか真剣に観てしまいました
- 中濃ソースは悪魔のソース。文明人ならウースター。
- きっとまた、三人で豚カツを食べるでしょう
- 悪魔の申し子と文明人との共生
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督タナダユキ
- 主演上野樹里
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親友の遺骨を、毒親のもとから奪い出す。彼女の魂を救うための、たったひとりの最後の旅。
ブラック企業に勤めるOL、シイノトモヨのもとに届いた、親友マリコの突然の訃報。幼い頃から父親に虐待され続けた彼女を救えなかった後悔と怒りに駆られたシイノは、常軌を逸した行動に出る。マリコの遺骨を実家から強奪し、彼女が生前行きたがっていた海へと向かう、二人きりの旅。道中で蘇るマリコとの思い出と、自分自身へのやるせない怒り。ボロボロになりながら旅を続ける彼女が、その果てに見つけるものとは。
ネット上の声
- 不良っぽい子がやればよかったかというと、ただの嫌な女で終わりそう
- 親友の遺骨は、半分無くなった自分を支える”杖”だった
- こんなやさぐれたな役柄の永野芽郁は観たことがない。
- 俳優の演技はすごく良かった!!!
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督タナダユキ
- 主演永野芽郁
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高校生と主婦の秘密の関係。地方都市を舞台に、人々の孤独と欲望が交錯する衝撃の人間ドラマ。
とある地方都市。高校生の斉木卓馬は、母の友人であり、どこか満たされない日常を送る主婦、里美あんずと出会う。互いの孤独を埋めるように始まった、二人の秘密の関係。それは、ごく普通の家庭や友人関係の裏に潜む、人々の言い知れぬ欲望や苛立ちを静かに炙り出してゆく。卓馬の同級生、あんずの夫、そして卓馬の母親。それぞれの視点から描かれる、息苦しい日常からの解放を求める人々の姿。彼らが最後に見上げる空に、何が映るのか。
ネット上の声
- 追記】田畑智子さんのぬぎっぷりにただただ驚嘆(`´)!!!
- 密かな非日常を巧みに描いた秀逸群像劇。
- 窪田くん東京グールより怖いですから!
- 日本映画っぽい。女性監督っぽい。
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国日本
- 時間142分
- 監督タナダユキ
- 主演永山絢斗
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「タカダワタル的」のタナダユキ監督によるエロティック・ラブコメディ。大学に入ったばかりの田所健一は、優柔不断な性格が災いして童貞なのに官能小説サークルに所属するハメに。やがて健一は、すでに官能小説家としてデビューしている同サークルの女性・真山に、小説のネタとして童貞を奪われてしまう。バイト先の茜にひかれつつ、真山のことも気になってしまう田所だったが……。6人の監督がエロスをテーマに撮りあげた「ラブコレクションシリーズ」の1作。
ネット上の声
- 多分内田春菊さん目当てで観た気がするけどあまり覚えてない
- これってギャグ映画だったのかー(笑)
- 女性監督だから説得力があったり。
- 江口のりこ主演のセクシー映画
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督タナダユキ
- 主演江口のりこ
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「ぴあフィルムフェスティバル/PFFアワード2001」で、グランプリ&ブリリアント賞をダブル受賞した作品。何をやっても空回りする人生に振り回される主人公を、監督タナダユキ自身が熱演する。
ネット上の声
- 『ふがいない僕は空を見た』『ロマンスドール』のタナダユキ監督デビュー作
- 主人公やけくそ気味でおもしろい
- その女、生理中につき…
- なんで私やねん!
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国日本
- 時間76分
- 監督タナダユキ
- 主演タナダユキ
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「紙の月」で高い評価を受けた大島優子の6年ぶりの主演映画。「百万円と苦虫女」「ふがいない僕は空を見た」などで知られるタナダユキ監督のオリジナル脚本作品で、小田急電鉄の特急ロマンスカーで働くアテンダントの女性を主人公に描いた。新宿・箱根間を結ぶロマンスカーで、車内販売を担当しているアテンダントの北條鉢子。仕事の成績も常にトップで、今日もつつがなく業務をこなすつもりだったある日、鉢子は怪しい映画プロデューサーの桜庭と出会う。ふとしたきっかけで桜庭に母親からの手紙を読まれてしまった鉢子は、桜庭に背中を押され、何年も会っていない母親を探すため箱根の景勝地を巡る小さな旅に出ることになる。
ネット上の声
- ロマンスカーで車内販売をする鉢子(大島優子)と、その商品を万引きしようとした男・
- ロードムービー心に染む、映画製作大変さも伝わる
- 気持ちがふわっと楽になるような映画。
- 二人の掛け合いにほっこりヽ(*´∀`)ノ
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督タナダユキ
- 主演大島優子
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さそうあきら原作の同名漫画を、「赤い文化住宅の初子」「百万円と苦虫女」のタナダユキ監督が映画化。17歳で童貞の比留間は、担任教師と付き合っているクラスメイトの友野とセックスがしたくて仕方がない。周りの友達がそれぞれの相手を見つける中、友野に相手にされない比留間のイライラは募るばかりで……。脚本は「リンダリンダリンダ」「神童」の向井康介。柄本明の次男、柄本時生ら若手実力派俳優が競演。
ネット上の声
- 笑いの取り方の勉強になりました(笑顔)
- 魅せる演技とあえて魅せようとしない演技
- ・・・・・・で、何だったの、この映画
- 童貞くささ全開の男子高生生態図鑑
青春
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間79分
- 監督タナダユキ
- 主演柄本時生