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発達障害の叔父との15年間の記録。ある家族の日常を通して、社会の「普通」と「幸せ」の形を問うドキュメンタリー。
監督・坪田義史の叔父、こうじさん。彼は自閉症と重度の知的障害を抱え、作業所で働きながら暮らしている。カメラは、予測不能な行動を繰り返すこうじさんと、彼を支えながらも時に突き放す家族の姿を淡々と映し出す。繰り返される「だってしょうがないじゃない」という言葉。それは諦めか、それとも受容か。15年という歳月をかけて撮影された映像が浮き彫りにする、障害を持つ人と共に生きることの現実。観る者に投げかけられる、静かで重い問いかけ。
ネット上の声
- 主人公のまことさんがすごくチャーミングで、周りの人たちの眼差しも温かくて、見ていて優しい気持ちになれました。色々考えさせられる良い映画。
- 監督自身も発達障害ということで、撮る側の視点にも深みを感じた。境界線が曖昧になる感覚が不思議。
- すごく良かった。
- 共感できる部分は多かったけど、結局どうすればいいのかっていう解決策が見えなくて、ちょっとモヤモヤしたかな。
ドキュメンタリー
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間119分
- 監督坪田義史
- 主演---
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1970年代に「月刊漫画ガロ」などで活躍した安部慎一の傑作青春劇画を映画化。1970年代初頭、九州から上京してきた漫画家・安部慎一は、恋人の美代子と阿佐ヶ谷で同棲生活を送っていた。やがて美代子をモデルに描いた漫画が雑誌に掲載されて好評を呼ぶが、私生活をモチーフにした創作活動は次第に慎一の神経をすり減らしていき……。安部慎一を実力派俳優の水橋研二、後の妻・美代子を町田マリーが好演する。
ネット上の声
- 主人公にに尽くす美代子が偉いと思います。
- 原作を読めばいいという評価って・・・
- 眠たそうにしている女性の姿は美しい
- 僕のカワイイみよちゃんゎ♪
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間86分
- 監督坪田義史
- 主演水橋研二
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アメリカ人作家アンソニー・ドーアの同名短編小説を映画化し、リリー・フランキーが目の不自由な貝類学者役で主演を務めた作品。貝の美しさと謎に魅了され、盲目ながらも貝類学の世界で成功を収めた学者は、妻子と離れ、沖縄の孤島で貝を収集しながら静かに生活していた。そんな彼の前に、ある日、奇病を患った女性画家いづみが現れる。学者は貝の毒を用いていづみの奇病を治すことに成功するが、それを知った人々が貝毒による奇跡的な治療法を求めて島に押し寄せ、静かだった学者の日々は次第に狂い始めていく。「美代子阿佐ヶ谷気分」の坪田義史監督が、原作から物語の舞台を沖縄に置き換えて描いた。共演に寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛。
ネット上の声
- この映画の意図をリリーさんに聞いてみたい
- 素材はいいのに、つくりがかなりダメかな
- ネイチャー系カルト(※個人的な偏見です)
- あえて明快な映画だと解釈するレビュー
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本,アメリカ
- 時間89分
- 監督坪田義史
- 主演リリー・フランキー