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1907年、スウェーデンのウプサラ。劇場を営む裕福なエクダール家は、陽気で愛情に満ちた大家族。その年のクリスマスも、華やかな祝祭で幕を開ける。しかし、一家の主であるオスカーが急死したことで、幸せな日々は終わりを告げる。未亡人となった母エミリーは、厳格なプロテスタントの監督官エドヴァルドと再婚。幼い兄妹ファニーとアレクサンデルの生活は一変する。自由で創造的なエクダール家から、規律と禁欲を重んじる冷たい牧師館へ。新しい義父の圧政に、感受性の強いアレクサンデルは想像の世界に逃げ込み抵抗を試みるが、事態は悪化の一途を辿る。絶望の淵に立たされた家族に、救いの手は差し伸べられるのか。
ネット上の声
- 不朽の名作。特に後半の独り演技が最高。
- 絵画のような映像美に目を奪われます。
- やや過大な期待をしすぎてしまった作品
- 5時間超の大作☆ベルイマン最高傑作!
群像劇、 家族、 クリスマス、 ヒューマンドラマ
- 製作年1982年
- 製作国スウェーデン,フランス,ドイツ
- 時間311分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演グン・ヴォールグレーン
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結婚10年目の完璧な夫婦。その理想の仮面の裏で、静かに崩壊していく愛と信頼の記録。イングマール・ベルイマンが描く、痛々しくも美しい魂の解剖図。
1970年代のスウェーデン。弁護士のマリアンと大学教授のヨハンは、二人の娘に恵まれた誰もが羨む理想の夫婦。しかし、結婚10年目を迎えたある日、ヨハンが突然、若い愛人の存在を告白し家を出ていく。完璧だったはずの日常の崩壊。絶望の淵で、マリアンは精神的・経済的自立を模索し始める。一方、新たな生活を始めたヨハンもまた、埋めがたい心の空虚に苦しむ。離婚、そして再会。憎しみと愛情の狭間で揺れ動きながら、互いを縛り付けていた「結婚」という制度から解放されたとき、二人が見つけ出す本当の関係性とは。長い年月をかけた、ある男女の愛の年代記。
ネット上の声
- ここにはないどこか、なんてない!?
- ある意味、ホラー映画かもしれない
- 目が離せませんでした
- 言葉による関係の崩壊
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国スウェーデン
- 時間168分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演リヴ・ウルマン
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戦火が迫る孤島で暮らす音楽家夫婦の日常が崩壊し、人間の尊厳が試される、イングマール・ベルイマン監督が描く戦争ドラマ。
内戦が続く、とある国。元バイオリニストの夫婦、ヤンとエーヴァは、戦争の喧騒を逃れ、孤島で自給自足の穏やかな生活を送っていた。しかし、その平和は長くは続かない。ある日、戦火は島にも及び、彼らの家は破壊され、暴力と死が日常を侵食し始める。極限状態に追い込まれた二人は、生き延びるために人間としての尊厳を失い、互いへの不信感を募らせていく。戦争という巨大な暴力の前で、芸術も愛も無力なのか。人間の内面に潜む「恥」が容赦なく暴かれる。
ネット上の声
- 恥=非人間性と解釈いたしました
- 戦争とは究極の絶対悪である
- 剥き出しになる人間の本性
- ベルイマンの劇場未公開作
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国スウェーデン
- 時間103分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演マックス・フォン・シドー
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言葉を失った女優と看護師、孤島で過ごす二人の女性の境界が溶け合う心理ドラマ。
スウェーデンの離島に佇む、静かな別荘。舞台の公演中に突然沈黙し、一切の言葉を発さなくなった有名女優エリザベート。彼女の療養のため、若き看護師のアルマが付き添うことに。外界から隔絶された二人きりの生活。沈黙を守るエリザベートに対し、アルマは一方的に自らの身の上や秘密を告白し続ける。やがて、聞き手と語り手という関係は崩れ、二人のアイデンティティは混濁し、互いの「仮面(ペルソナ)」が剥がれ落ちていく。観る者の精神を揺さぶる、衝撃的な映像体験。
ネット上の声
- 難解かつ深遠な一級品の映画だが、やってることは女のマウント合戦&自己啓発セミナーかも
- 人間は誰しもが仮面を被って生きているものだと思うけど、自分自身の二面性についてを
- ひたすら看護婦と精神病の患者の対話🤔というより看護婦が1人で話してるのを聞いてる
- 無言のエリザベートが炙り出すアルマの外面(ペルソナ)と内面(シャドウ)
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国スウェーデン
- 時間82分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演ビビ・アンデショーン
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巨匠イングマール・ベルイマン監督の遺作。30年ぶりに再会した元夫婦が織りなす、魂の対話と家族の葛藤。
離婚から30年。弁護士のマリアンは、ふとした思いつきから、スウェーデンの田舎で隠居生活を送る元夫ヨハンのもとを訪れる。そこには、ヨハンの息子ヘンリックと、その娘である孫娘のカリンもいた。チェロ奏者であるカリンの才能を巡り、父ヘンリックと祖父ヨハンは激しく対立。マリアンは、愛と憎しみ、嫉妬と後悔が渦巻くこの家族の濃密な関係に巻き込まれていく。過去の傷と現在の確執が交錯する中、彼らがたどり着く魂の対話の行方。
ネット上の声
- 『ある結婚の風景』から約30年後を描くベルイマン監督の遺作
- いかにも映画ツウが好みそうな雰囲気だが…
- 心の闇へ導くベルイマン芸術 :まとめ付
- こんな映画を年四回は観たい。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国スウェーデン
- 時間112分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演リヴ・ウルマン
-
7年ぶりに再会した、著名なピアニストの母と娘。一夜にして噴出する、愛と憎しみの壮絶な対話劇。
著名なピアニストである母シャルロッテが、7年ぶりに娘エヴァのもとを訪れる。ノルウェーの静かな牧師館での穏やかな再会。しかし、その夜、長年互いの胸に秘めてきた愛憎が堰を切ったように溢れ出す。母に愛されなかったと信じる娘の魂の叫び。芸術を愛し、娘を二の次にしてきた母の後悔と自己弁護。一夜限りの空間で繰り広げられる、壮絶な言葉の応酬。それは、互いの存在そのものを問う、痛切な対話。果たして、二人の間に救いはあるのか。
ネット上の声
- 母娘の確執の陰に、神の存在を感じてしまう
- 失うことを恐れては真の親子にはなれない
- 徹底的に現実的である、という事の怖さ
- ベルイマン作品の根底にあるもの…
ヒューマンドラマ
- 製作年1978年
- 製作国スウェーデン
- 時間92分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演イングリッド・バーグマン
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結婚10年目を迎え、順風満帆の夫婦生活を送っていたユーハンとマリアン。だがある日、ユーハンが浮気を告白。マリアンは関係修復を訴えるが、ユーハンは激しい口論の末家を出てしまう。やがて2人は再会し本音でじっくり語りあうが、溝は深まるばかりで…。
ネット上の声
- なんでも、《腐敗》と《発酵》は本質的に同じ現象なのだ、ときく
- ベルイマン監督による史上最大級の会話劇
- 長尺に怯んでモジモジしてた期間を後悔!
- 犬も食わぬ夫婦喧嘩をのぞき見する5時間
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国スウェーデン
- 時間293分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演リヴ・ウルマン
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十字軍遠征から帰還した騎士と「死神」とのチェス対決。ペストが蔓延する中世ヨーロッパを舞台に、神の沈黙を問う哲学的傑作。
14世紀、黒死病が蔓延するヨーロッパ。十字軍の遠征から10年ぶりに故郷スウェーデンへ帰還した騎士ブロック。長きにわたる戦いで信仰を失い、神の存在に懐疑的になった彼の前に、黒装束の「死神」が出現。自らの命を奪いに来た死神に対し、ブロックは命を賭けたチェスの勝負を提案。死神との対局を引き延ばしながら、彼は人生の意味と神の存在の証を必死に探求。生と死の意味を巡る旅の終着点。
ネット上の声
- 『夏の夜は三たび微笑む』を先に観てからで良かった
- 誰かに見えて、誰かには見えない、死神・生神。
- 無論娯楽作ではないが興味津々に観られる。
- 不思議な話で、こういうのは結構好き
ヒューマンドラマ
- 製作年1956年
- 製作国スウェーデン
- 時間97分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演マックス・フォン・シドー
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19世紀末スウェーデン。死にゆく姉と二人の妹、赤に染まる邸宅で交錯する愛憎と孤独の室内劇。
舞台は19世紀末、スウェーデンの荘厳な邸宅。末期癌に苦しむアグネスと、彼女を看病するために集まった姉妹のマリアとカーリン。アグネスの死期が迫る中、一つ屋根の下で過ごすことを余儀なくされた三姉妹。しかし、その内には長年の嫉妬や偽りが渦巻く。アグネスの苦痛に満ちた叫びは、彼女たちの心の壁を突き崩し、隠された感情を露わにしていく。唯一、メイドのアンナだけが純粋な愛情で彼女に寄り添う。剥き出しになった魂の触れ合いと断絶の果てに、彼女たちが見出すものとは。
ネット上の声
- 赤と白を基調とした独特の美しい映像とは対照的に愛憎渦巻き合う重苦しいストーリー
- 3姉妹と召使アンナの4人の女性の愛と孤独
- 4人の女性はベルイマンの母、とのこと
- 凄烈な情動の叫び と 愛欲のささやき
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国スウェーデン
- 時間91分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演イングリッド・チューリン
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舞台は1960年代、スウェーデンの凍てつく冬の田舎町。牧師のトマスは、愛する妻を亡くして以来、神への信仰を見失い、空虚な日々を送る。核戦争の恐怖に怯える信者の悩みにさえ、何の慰めの言葉も与えられない彼。恋人マルタからの献身的な愛も、ただ重荷に感じるだけ。神の沈黙、人間の孤独、そして愛の不在。イングマール・ベルイマン監督が、冷徹なモノクロームの映像で、一人の男の精神的危機を容赦なく描き出す。「神の沈黙」三部作の第二作。
ネット上の声
- 私は性格が悪いからか、すごく楽しかった!
- 聖餐用のパンにはマークが入っているんだ!
- ベルイマンのタイトルには春だけがない。
- こういう牧師さんが好きなんだ。
不幸な結末のバッドエンド、 ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国スウェーデン
- 時間86分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演グンナール・ビョルンストランド
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舞台は14世紀、中世スウェーデン。裕福なキリスト教徒の農場主テーレは、愛娘カリンを教会への使いに出す。しかし、その道中、カリンは三人の羊飼いたちに無残にも陵辱され、命を奪われる。何も知らずに、犯人である羊飼いたちを自宅に泊めてしまうテーレ一家。彼らがカリンの衣服を売ろうとしたことで、父は惨劇の全てを悟る。神への信仰と、娘を奪われた父親としての怒りの間で葛藤した末、彼が下した血の決断。
ネット上の声
- 毎日神様にお祈りを捧げてるのに、いざという時に神様は助けてくれないんですかー😭💨
- 『第七の封印』『野いちご』と並びベルイマン中期の代表作
- にゃすくんとのデートムービー🎥💗
- 「処女の泉」、題名だけの先入観。
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国スウェーデン
- 時間89分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演マックス・フォン・シドー
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孤島で狂気に蝕まれる画家と彼を支える妻。現実と幻想の狭間で二人を待ち受ける、悪夢のようなゴシック・ホラー。
バルト海の孤島。画家ヨハンは、身重の妻アルマと共に静かな生活を求めて移り住む。しかし、彼は不眠症に悩まされ、「狼の時刻」と呼ぶ深夜に過去の罪や内なる悪魔の幻覚に苛まれる日々。島に住む奇妙な貴族たちとの交流が、彼の精神をさらに追い詰めていく。愛する夫を救おうとするアルマ。だが、ヨハンの狂気は現実を侵食し、二人を破滅的な結末へと導く。
ネット上の声
- ベルイマンの作品なので重い人間ドラマかと思ってたらデイヴィッド・リンチみたいな不
- カランさんから薦めていただいた『野いちご』が自分の初ベルイマン
- ベルイマン監督が自己投影した精神的ホラー
- 心の奥底に抱える恐怖や狂気が現われる
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国スウェーデン
- 時間85分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演マックス・フォン・シドー
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老教授が名誉学位授与式へ向かう旅路、それは過去の罪と後悔を巡る夢幻のドライブ。
78歳の老教授イサク・ボルク、名誉学位授与式のためストックホルムからルンドへの旅。その前夜に見た、自らの死を暗示する悪夢。飛行機をキャンセルし、義理の娘と車で向かうことを決意。道中、若き日の思い出の場所「野いちご」の丘や、ヒッチハイカーとの出会い。現実と幻想が交錯する中で、彼は自身の冷酷な過去、愛せなかった人々との関係に直面。人生の終焉を前に、イサクがたどり着く心の境地とは。
ネット上の声
- ベルイマンの世にも奇妙な物語inすえーで
- 他者と向き合い、自分自身と向き合う旅
- 白夜は本当に夢の中にいるようですよ
- 生きながらの屍より、生きながらの生
孤独、 ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国スウェーデン
- 時間90分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演ヴィクトル・シェストレム
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孤島で過ごす家族の夏休み。精神を病む娘が見る神の幻影が、家族の絆を静かに、そして残酷に蝕んでいく、心理ドラマの傑作。
舞台はスウェーデンの孤島。精神病院を退院したばかりの若い女性カリンが、夫のマルティン、弟のマイナス、そして小説家の父ダヴィッドと共に療養のために訪れる。穏やかな家族の再会。しかし、その水面下では、見えない亀裂が静かに広がっていた。カリンの精神は再び不安定になり、壁紙のシミの向こうに「神」の存在を感じるという恐ろしい幻覚に苛まれる。彼女の狂気が深まるにつれ、見て見ぬふりをしてきた家族それぞれの孤独やエゴが露わに。愛する者を理解することの絶望と、信仰の危うさを描く、息詰まる24時間の物語。
ネット上の声
- 孤独と絶望の闇の中で見出したもの
- さすが、ではあるが……。
- 『鏡の中にある如く』
- 難しいです…
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国スウェーデン
- 時間91分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演ハリエット・アンデルセン
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1960年代、戦争の気配が漂う中央ヨーロッパの架空の国。病に侵された知的な姉エステルと、官能的な妹アンナ、そしてアンナの幼い息子。旅の途中、彼らは言葉の通じない街の荘厳なホテルに滞在を余儀なくされる。閉鎖された空間で浮き彫りになる姉妹の確執と断絶。互いを求めながらも傷つけ合う二人。神の沈黙、そして人間同士のコミュニケーションの不可能性。極限状態における人間の内面を抉る衝撃作。
ネット上の声
- 愛の無い孤独と愛のある孤独
- 神が“沈黙”した世界
- チーモカ・レトジ・トランシース!
- ゴダールもフェリーニも含んで超然
ヒューマンドラマ、 スティーヴン・セガール主演の沈黙
- 製作年1962年
- 製作国スウェーデン
- 時間94分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演イングリッド・チューリン
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巨匠イングマール・ベルイマンの傑作『ファニーとアレクサンデル』。その創造の裏側に迫る、貴重なドキュメンタリー。
映画史に輝く傑作『ファニーとアレクサンデル』はいかにして生まれたのか。スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマン自らがカメラを回し、撮影現場の熱気と創造の苦悩を記録。俳優たちへの繊細な演出、美術や衣装への徹底したこだわり、そして自身の幼少期の記憶を作品に昇華させる過程。天才監督の素顔と、一つの映画が完成するまでの奇跡の軌跡。映画ファン必見の創作ドキュメント。
ネット上の声
- 「ファニーとアレクサンデル」より面白い、ファニーとアレクサンデルのドキュメンタリ
ドキュメンタリー
- 製作年1985年
- 製作国スウェーデン
- 時間110分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演グンナール・ビョルンストランド
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20世紀初頭のスウェーデン。夏の夜、男女4組の恋模様が交錯する、洒落と皮肉に満ちた大人の恋愛喜劇。
舞台は20世紀初頭のスウェーデン。裕福な弁護士フレデリックは、若く美しい妻アンとの年の差に悩む日々。そんな彼が、かつての愛人である人気女優デジレと再会。デジレの母親が主催する夏至のパーティーに、フレデリック夫妻、デジレとその現在の愛人である伯爵夫妻ら、訳ありの男女が集う。夏の夜の開放的な雰囲気の中、秘められた情熱と嫉妬が燃え上がり、複雑な恋の駆け引きが展開。真実の愛を求め、右往左往する男女の姿を皮肉とユーモアで描く大人のための恋愛劇。
ネット上の声
- ベルイマン作品ですが、神も哲学も考えずに観られる明るく楽しいロマコメです
- ベルイマン・コメディ〜愛欲の戯れに陶酔す
- カンヌで「詩的ユーモア賞」を受賞した作品
- コメディだけど気の利いた台詞が随所に
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国スウェーデン
- 時間109分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演グンナール・ビョルンストランド
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巨匠ベルイマンが描く、モーツァルト最後のオペラ。愛と試練、そして魔法の笛が導く幻想的な冒険物語。
舞台は幻想的な王国。大蛇に襲われた王子タミーノを救ったのは、夜の女王の三人の侍女。女王から、娘パミーナが悪の司祭ザラストロに囚われていると聞かされたタミーノは、その救出を決意。不思議な魔力を持つ「魔法の笛」と、陽気な鳥刺しパパゲーノを供に、ザラストロの神殿へと向かう。しかし、そこで彼を待っていたのは、善と悪が逆転した衝撃の真実。愛するパミーナと共に生きるため、タミーノは過酷な試練に身を投じる。
ネット上の声
- スウェーデン語に翻訳され、あらゆる台詞や場面が省略され、フリーメイソン味も薄めら
- モーツァルト歌劇「魔笛」をベルイマンが映画化した作品
- モーツァルトとベルイマンの最強オペラ☆
- 初めてオペラを映画で観る人におすすめ
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国スウェーデン
- 時間137分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演ヨゼフ・コストリンガー
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1976年、スウェーデン。精神科医と患者、二人の女性の魂が鏡のように共鳴し、境界線を失っていく心理ドラマの傑作。
精神科医のイェニーは、ある日、自失状態に陥った女優のエリザベートの治療を担当することに。言葉を失ったエリザベートと共に、人里離れた海辺の別荘で夏を過ごすイェニー。献身的に語りかけるイェニーと、沈黙を守り続けるエリザベート。閉ざされた空間で向き合ううち、二人のアイデンティティは次第に曖昧になり、互いの存在に侵食されていく。どちらが患者で、どちらが医者なのか。鏡合わせのように重なり合う二つの魂。巨匠イングマール・ベルイマンが人間の深層心理に鋭く迫る、衝撃的な一作。
ネット上の声
- 女性精神科医のレイプ未遂からの人格崩壊と再生への道筋を描く、ひたすら怖いトラウマ・ホラー。
- どんな映画が好き?と訊かれたら、日中の素面であれば「えっとおォー『魔女宅』とかで
- 独房としての自我、出来は不満
- 「野いちご」の辛口女性版
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国スウェーデン
- 時間119分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演リヴ・ウルマン
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プリマバレリーナの心に蘇る、13年前の夏の初恋。封印した過去の記憶と現在の愛が交錯する、青春への挽歌。
ストックホルムの王立バレエ団でプリマを務めるマリー。成功の裏で孤独を抱える彼女の元に、13年前に亡くなった初恋の相手、ヘンリックの日記が届く。日記をきっかけに、島の避暑地で過ごしたひと夏の甘く、そして悲しい記憶が鮮やかに蘇る。若さゆえの純粋な愛と、その悲劇的な結末。過去の傷に心を閉ざしてきたマリーは、現在の恋人との関係にも向き合えずにいた。舞台の幕が上がる時、彼女は過去を乗り越え、未来へと一歩を踏み出せるのか。
ネット上の声
- 調子に乗ってもう少しだけベルイマンを💫
- 挿入アニメーションもベルイマン風味!
- 記憶から逃れることはできない
- ベルイマン・スタイルの確立
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国スウェーデン
- 時間90分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演マイ・ブリット・ニルソン
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「鏡の中にある如く」のイングマール・ベルイマンが脚本・監督したサーカスを舞台にした人間悲劇。撮影は「鏡の中にある如く」のスヴェン・ニクヴィストと「女たちの夢」のヒルディング・ブラド、音楽はカール・ビルゲル・ブロムダールが担当した。出演は「不良少女モニカ」のオーケ・グレンベルイ、「愛する」のハリエット・アンデルソン他。
ネット上の声
- 雑草のようにしぶとく生きる
- フェリーニがサーカスを愛と郷愁で捉えれば、ベルイマンはサーカスを貧困と差別の象徴
- 巡業しながら町を渡り歩くサーカス団を描いた悲哀に満ちた人間ドラマ
- こっこわい、ドキドキするニャ(byぶち猫)
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国スウェーデン
- 時間92分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演オーケ・グレンベルイ
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「地獄とは、この地球そのものである」――戦後のスウェーデンを舞台に、映画監督が人間の苦悩と救済を描こうと葛藤する哲学的ドラマ。
第二次世界大戦後のスウェーデン。映画監督のマルティンは、恩師から「地獄とは悪魔が作り出したこの現実世界そのものだ」という映画のアイデアを提案される。この観念に取り憑かれた彼は、人間の苦悩と絶望をテーマにした映画を撮り始める。物語は、過酷な運命に翻弄される若き娼婦ビルギッタ=カロリーナの人生と交錯。現実と夢、そして劇中劇の境界が曖昧になる中、神の不在、悪の存在、そして救いの可能性を問いかける。出口のない「牢獄」のような世界で、人々は何を求め、どこへ向かうのか。
ネット上の声
- イングマール・ベルイマン監督作品!
- ベルイマンの演出センスを堪能する
- 悪魔に地上支配を任せると…
- 初期作だけれども場面によっては超ベルイマンしているメタ映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国スウェーデン
- 時間79分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演ドーリス・スヴェードルンド
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19世紀スウェーデン、科学と魔術が激突。偽物か本物か、一座の運命を賭けた一夜の公演。
19世紀スウェーデン。謎に包まれた魔術師フォーグラー率いる一座が、ある町で警察署長と科学信奉者の医師に拘束。超自然的な力を証明するため、彼らの前で公演を強要される一座。科学による徹底的な分析と侮辱。果たして彼らの魔術は本物か、それとも巧みなイカサマか。芸術と科学、信仰と懐疑が交錯する、心理的緊張に満ちた一夜の幕開け。
ネット上の声
- 巡業中の魔術師一座は町の入り口で検問にかかり魔術に懐疑的な役人たちに審査されるこ
- 以前、途中リタイアしてしまった作品
- 楽しく明るい?ベルイマン映画
- 究極の魔術とは
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国スウェーデン
- 時間99分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演マックス・フォン・シドー
-
退屈な日常を捨て、二人だけの夏へ。自由を求めた若き恋人たちの、瑞々しくもほろ苦い青春の逃避行。
1950年代、スウェーデンのストックホルム。退屈な仕事と家庭にうんざりする19歳のハリーと、奔放で自由を渇望する17歳のモニカ。二人は出会い、瞬く間に恋に落ちる。抑圧された現実から逃れるように、彼らはハリーの父の小さなボートで群島へと旅立つ。そこは二人だけの楽園。太陽と海、そして愛に満ちた完璧な夏。しかし、季節が終わりを告げ、モニカの妊娠が発覚した時、彼らの無垢な逃避行は終わりを迎える。社会の現実と責任という名の荒波が、二人の愛の行方を試す。
ネット上の声
- ■イングマール・ベルイマン監督、初期の作品〜🎬■
- 現在にも通じるなあ、この不良少女。
- ベルイマン監督が追求した女性像
- 喜劇→悲劇への急転直下
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国スウェーデン
- 時間92分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演ラーシュ・エクボルイ
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地獄の悪魔が、一人の乙女の純潔に苦しめられる。彼女を堕とすため、伝説のプレイボーイ、ドン・ファンが現代に蘇る。
地獄で退屈な日々を送る悪魔の目に、ものもらいができてしまう。原因は、地上に住む牧師の娘、ブリット=マリーのあまりの純潔さ。この屈辱に耐えかねた悪魔は、彼女の純潔を奪うため、地獄にいた伝説の女たらし、ドン・ファンを20世紀の地上へ派遣。しかし、幾多の女性を虜にしてきた彼の誘惑の技術は、純真無垢な彼女に全く通用しない。巨匠イングマール・ベルイマンが描く、愛と誘惑を巡る皮肉に満ちたファンタジー喜劇。
ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国スウェーデン
- 時間90分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演ビビ・アンデショーン
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ネット上の声
- ベルイマンの最も鋭く暗い作品
- 「操り人形の人生から」
- 娼婦を殺したあとに死体とアナルセックスして捕まった平凡な男の素性を精神科医の分析
- 私は九年間のミュンヘン時代ほど、大勢の批評家にあしざまに言われたことはなかった
ヒューマンドラマ
- 製作年1980年
- 製作国ドイツ
- 時間98分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演ロバート・アルツォルン
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夏の別荘、夫の帰りを待つ四人の女たち。退屈しのぎに始まったのは、それぞれの結婚生活の秘密の告白だった。
舞台はスウェーデンの夏の別荘。夫である四兄弟の帰りを待つ妻たちが、時間を持て余している。やがて一人が、自らの結婚にまつわる秘密を語り始めたことをきっかけに、女たちの間で赤裸々な告白ゲームが開始。パリでの情事、エレベーターに閉じ込められた夫婦の朝、予期せぬ妊娠の記憶。ユーモラスに、時にシニカルに語られるそれぞれの物語は、愛、欲望、裏切り、そして和解といった結婚生活の様々な側面を映し出す。女たちの本音から見えてくる、夫婦という関係の可笑しくも愛おしい真実。
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国スウェーデン
- 時間108分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演アニタ・ビョルク
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光を失った青年ピアニストの魂の彷徨。絶望の闇に差し込む一筋の光は、愛と音楽だった。
第二次世界大戦後のスウェーデン。軍事演習中の事故により、ピアニストになる夢も未来も、そして光さえも失った青年ベント。絶望と孤独に苛まれ、心を閉ざした彼の世界は、まさに漆黒の闇。そんな彼に寄り添うのは、下層階級出身のメイド、イングリッド。彼女の無垢な愛情と、彼が唯一情熱を注げる音楽だけが、ベントの凍てついた心を溶かしていく。しかし、二人の間には身分の違いという大きな壁。社会の偏見と自身の葛藤の中で、彼は再びピアノに向かうことができるのか。イングマール・ベルイマン監督初期の傑作。
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国スウェーデン
- 時間88分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演ビルイェル・マルムステーン
-
イングマール・ベルイマンが、自作のオリジナル・シナリオで演出したコメディ。撮影は、「もだえ」のマルティン・ボディン、音楽は「令嬢ジュリー」のダグ・ヴィレーン、美術は「鏡の中にある如く」や「沈黙」で、ベルイマンとはコンビのP・A・ルンドグレンが担当した。出演は「鏡の中にある如く」のグンナール・ビヨルンストランド、「女はそれを待っている」のエヴァ・ダールベック、「道化師の夜」のハリエット・アンデルソン、イヴォンヌ・ロンバルトほか。
ネット上の声
- 天使がドアからやってきて…
- ベルイマン映画では珍しく気軽に楽しめる恋愛喜劇
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国スウェーデン
- 時間96分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演グンナール・ビョルンストランド
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久しぶりのスウェーデン映画、しかもイングマール・ベルイマン監督の作品である。五八年度カンヌ映画祭で最優秀監督賞と主演女優四人の主演女優賞を得た。出産を通して、三人の女性の三様の姿が描かれる。脚本はスウェーデンの女流作家ウラ・イザクソンがベルイマンのために初めて書いた。撮影はマックス・ウィレン、編集はカール・オロ・スケップステッド。出演は「外国の陰謀」のイングリッド・チューリンのほかは日本では未紹介のエヴァ・ダールベック、ビビ・アンデショーン、バルブロ・ヒオルト・アフォルナズら。
ネット上の声
- 男にとっての妊娠と出産とは?
- 素晴らしいマタニティ映画!
- 女は赤ん坊を待っている
- 妊娠=おめでたいのイメージが強いけど子供を産むって本当に危険で大変なことだってこ
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国スウェーデン
- 時間88分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演イングリッド・チューリン
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天才チェリストの死の謎。彼を愛した7人の女たちが語る、食い違う証言と隠された奔放な日々の記録。
1920年代、スウェーデンの豪邸。著名な音楽評論家コルネリウスは、亡くなった天才チェリスト、フェリックスの伝記を執筆するため、その邸宅を訪れる。彼を待ち受けていたのは、故人を愛した妻、愛人、弟子など、個性豊かな7人の女たち。コルネリウスは証言を得ようとするが、彼女たちは口を閉ざしたり、自分に都合の良い思い出ばかりを語る始末。嫉妬や見栄、嘘が渦巻く中で、偉大な芸術家の知られざる素顔に迫ろうとする評論家が迷い込む、女たちの迷宮。芸術と愛憎が織りなす、滑稽で皮肉な人間模様。
ヒューマンドラマ
- 製作年1964年
- 製作国スウェーデン
- 時間80分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演エヴァ・ダールベック
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密室で繰り広げられる、判事と3人の芸術家の魂をえぐる心理劇。人間の尊厳が試される、ベルイマンの衝撃作。
猥褻罪の容疑で召喚された3人の舞台俳優。彼らを待っていたのは、人里離れた屋敷に住む一人の判事。密室で行われる執拗な尋問は、次第に彼らの隠された過去や歪んだ人間関係を暴き出す、恐ろしい心理ゲームへと変貌。権力を振りかざす判事の前に、芸術家のプライドは無残にも打ち砕かれる。追い詰められた彼らが最後に行き着く、屈辱と倒錯に満ちた「儀式」の正体。イングマール・ベルイマンが描く、人間の尊厳を問う衝撃的な密室劇。
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国スウェーデン
- 時間73分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演イングリッド・チューリン
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スウェーデン映画界の第一線にあるイングマール・ベルイマンが脚色・監督した一九四八年作品。オーレ・レンスベルイの原作で、撮影はグンナール・フィッシャー、音楽はエルランド・フォン・コックの担当。主演はニーネ・クリスティーネ・イェンソン、ベングト・エークルンド。以下、ベルタ・ハル、エリック・ヘル、ミミ・ネルソン、ビルギッタ・ヴァルベルイらが共演する。
ヒューマンドラマ
- 製作年1948年
- 製作国スウェーデン
- 時間97分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演ベンクト・エクルンド
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1923年、狂乱のベルリン。ナチズム台頭前夜の不穏な空気の中、一人の男が目撃する社会の崩壊と人間の狂気。
舞台は第一次大戦後の1923年、ハイパーインフレに喘ぐドイツ・ベルリン。兄を亡くしたアメリカ人のサーカス芸人アベルは、兄の妻マヌエラと共に、この混沌とした街での生活。しかし、彼らの周囲で次々と起こる不可解な死と暴力。貧困と絶望が渦巻く社会で、人々は次第に正気を失い、街は得体の知れない恐怖に覆われていく。やがてアベルは、全ての事件の背後に潜む、ある恐ろしい人体実験の存在に気づく。ナチズムという巨大な悪が孵化する直前の「蛇の卵」の目撃。
ネット上の声
- ヒトラー台頭前夜のベルリンを舞台に、異邦人の目を通して徐々に積もっていく社会不安
- ベルイマンの中では毛色が違う映画でサスペンススリラーっぽくて面白い
- 巨額の予算を掛けてこんなにも病んだ映画を撮ってしまうのかベルイマン
- 戦争に敗北し大不況に陥った1920年代のドイツ
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国アメリカ,ドイツ
- 時間119分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演リヴ・ウルマン
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「ファニーとアレクサンデル」の巨匠イングマール・ベルイマンが46年に発表した、お得意の女性ドラマ。
ネット上の声
- オフビートな人生讃歌
- 以前は監督をメインにして映画を鑑賞していましたが、
- 映画史上最高の裁判シーンだわ
ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国スウェーデン
- 時間96分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演バルブロ・コルベルイ
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ヒューマンドラマ
- 製作年1946年
- 製作国スウェーデン
- 時間89分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演インガ・ランドグレー
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若きヴァイオリニストの愛と野心。巨匠イングマール・ベルイマンが描く、芸術と人生の狭間で揺れる魂の物語。
スウェーデンの地方都市にあるオーケストラ。若く才能あるヴァイオリニストのスティグが、ここで新たな一歩を踏み出す。彼はそこでマルタと恋に落ちるが、二人の前にはオーケストラの天才的指揮者センデルビーの巨大な影。スティグは、尊敬と嫉妬の念を抱きながら、彼の圧倒的な才能とカリスマ性に翻弄されていく。芸術への野心と、愛する人との幸福。二つの間で引き裂かれる青年の葛藤と苦悩。巨匠ベルイマンが、若き日の芸術家の魂の彷徨を、クラシック音楽の調べに乗せて描き出す、痛切な青春ドラマ。
ネット上の声
- あるオーケストラのバイオリニストが練習中に一本の電話を受け、ある女性の死を告げら
- イングマール・ベルイマン監督が亡くなって今日でちょうど9年
- 主人公のバイオリニストが、妻の死の知らせを受ける冒頭
- ベルイマン作品でいちばん好きかもしれない
ヒューマンドラマ
- 製作年1950年
- 製作国スウェーデン
- 時間101分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演マイ・ブリット・ニルソン
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イングマール・ベルイマン監督の長編第三作目にあたり、フィンランドの劇作家マッティン・セーデルイェルムの同名戯曲の映画化。
ネット上の声
- 四つ巴の人間ドラマ
- 不快でムカつくし若干退屈だなと感じた全てが伏線だったかの如く意図を含み、魅力へと
- 家族の愛憎劇を扱ったドロドロメロドラマの秀作②
ヒューマンドラマ
- 製作年1947年
- 製作国スウェーデン
- 時間96分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演ビルイェル・マルムステーン
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譲歩することができず傷つけあう倦怠期の夫婦が、第二次大戦後のドイツを旅しながら、夫婦の存在意味を確認していく姿を描く。監督は「ファニーとアレクサンデル」のイングマール・ベルイマン、製作はヘルゲ・ハーゲルマン、脚本はヘルヴェット・グレヴェーニウス、原作・原案はビルギット・テーングロート、撮影は「野いちご」のグンナール・フィッシャー、音楽は「処女の泉」のエリク・ノルドグレンが担当。
ネット上の声
- ベルイマンが描く夫婦関係の本質
- ベルイマン作品の女性たちは誰も幸せそうに見えないのです
- 現代に通じる夫婦の在り方
- ベルイマン初期の頃の作品
ヒューマンドラマ
- 製作年1949年
- 製作国スウェーデン
- 時間85分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演エーヴァ・ヘニング
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ヒューマンドラマ
- 製作年1984年
- 製作国スウェーデン
- 時間72分
- 監督イングマール・ベルイマン
- 主演エルランド・ヨセフソン