余命わずかな父。残される息子。
水族館で働くワン・シンチョンは妻との死別後、自閉症の息子ターフーを男手ひとつで育ててきたが、ある日、自分がガンで余命わずかだと知る。自分が亡き後も息子が普通に暮らせるようにと、世話をしてくれる施設はなんとか見つけ出したが、シンチョンにはまだ息子に伝えるべきことが残されていた。ジェット・リーが脚本にほれ込み、アクションを封印して主演した親子のきずなを描くドラマ。チェン・カイコー監督の「北京ヴァイオリン」などで脚本を手がけたシュエ・シャオルーがメガホンをとり、クリストファー・ドイルが撮影、久石譲が音楽を担当。
ネット上の声
- 相手と戦うのではなく、抱きしめるために拳を使うジェット・リーの優しさが、やわらかい感動を呼ぶ
- 海洋天堂?くりーむパン八天堂の仲間?などと思いつつ、なかなか観る機会がなかったけ
- ジェット・リーが映画の原点を見せてくれた
- 自閉症とその日常生活が見事に描かれた作品
自閉症、 癌(がん)、 子供が生まれてから見たら大泣きする、 シングルファザー、 ヒューマンドラマ
批評家の声
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★★★★★(5点)
「世の中がどんなに変化しても、人生は家族で始まり、家族で終わることに変わりはない」 まさに名言通りの映画です。 こんなの父親なら100%泣きますよ(TT)
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★★★★(4点)
社会問題にもなっている障害をもった方の「親亡き後の生活」について扱った作品です。 この監督は、14年間も自閉症施設で活動をしており、作品に賭ける情熱は痛いほど伝わってきました。 父親役の俳優さんも、ノーギャラでの出演を申し出るほどこの作品に影響されたのだとか。 とてもいい話でした。 ただ親の立場になってから見ると、もっと感動できるのではと思いました。また10年後に見返したい作品です。
- 製作年2010年
- 製作国中国
- 時間98分
- 監督シュエ・シャオルー
- 主演ジェット・リー