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「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組み、スコットランドの作家アラスター・グレイの同名ゴシック小説を映画化。2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最高賞の金獅子賞を受賞した。
不幸な若い女性ベラは自ら命を絶つが、風変わりな天才外科医ゴッドウィン・バクスターによって自らの胎児の脳を移植され、奇跡的に蘇生する。「世界を自分の目で見たい」という強い欲望にかられた彼女は、放蕩者の弁護士ダンカンに誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体を持ちながら新生児の目線で世界を見つめるベラは時代の偏見から解放され、平等や自由を知り、驚くべき成長を遂げていく。
プロデューサーも務めるストーンが純粋無垢で自由奔放な主人公ベラを熱演し、第96回アカデミー賞で自身2度目となる主演女優賞を受賞。天才外科医ゴッドウィンをウィレム・デフォー、弁護士ダンカンをマーク・ラファロが演じた。脚本は「女王陛下のお気に入り」「クルエラ」のトニー・マクナマラ。アカデミー賞では作品賞ほか計11部門にノミネートされ、ストーンの主演女優賞のほか、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門を受賞した。
ネット上の声
- ファンタジックな舞台美術とアートな衣装に圧倒される幻想のフェミニズム成長譚
- 原作小説とヨルゴス・ランティモス的幻想風味の親和性に驚喜
- だんだんダンカン・ウェダバーンの情けなさがツボってきた。
- 自分の感性を試してみたい方にお勧めの映画です♪
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国イギリス
- 時間141分
- 監督ヨルゴス・ランティモス
- 主演エマ・ストーン
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「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」で注目を集めるギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、18世紀イングランドの王室を舞台に、女王と彼女に仕える2人の女性の入り乱れる愛憎を描いた人間ドラマ。2018年・第75回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で審査員グランプリを受賞し、女王アンを演じたオリビア・コールマンも女優賞を受賞。第91回アカデミー賞でも作品賞を含む9部門10ノミネートを受け、コールマンが主演女優賞を受賞している。18世紀初頭、フランスとの戦争下にあるイングランド。女王アンの幼なじみレディ・サラは、病身で気まぐれな女王を動かし絶大な権力を握っていた。そんな中、没落した貴族の娘でサラの従妹にあたるアビゲイルが宮廷に現れ、サラの働きかけもあり、アン女王の侍女として仕えることになる。サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を狙っていた。戦争をめぐる政治的駆け引きが繰り広げられる中、女王のお気に入りになることでチャンスをつかもうとするアビゲイルだったが……。出演はコールマンのほか、「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーン、「ナイロビの蜂」のレイチェル・ワイズ、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のニコラス・ホルトほか。
ネット上の声
- 演技合戦は見事だが、クライマックスでカタルシスを得られない
- この映画の凄さは、言葉では表現しきれない
- 成り上がるのに必要な事。その後にしたい事
- 重厚な舞台で繰り広げられるイギリス版大奥
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国イギリス,アメリカ,イギリス
- 時間120分
- 監督ヨルゴス・ランティモス
- 主演オリヴィア・コールマン
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ネット上の声
- contaminated ってどんな字幕になるんだろ?
- 形而上なるものをスクリーンに焼き付けると。
- 24年7月2
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国イギリス,イギリス
- 時間165分
- 監督ヨルゴス・ランティモス
- 主演エマ・ストーン
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アカデミー外国語映画賞ノミネート作「籠の中の乙女」で注目を集めたギリシャのヨルゴス・ランティモス監督が、コリン・ファレル、レイチェル・ワイズら豪華キャストを迎えて手がけた、自身初の英語作品。2015年・第68回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。独身者は身柄を確保されてホテルに送り込まれ、そこで45日以内にパートナーを見つけなければ、動物に変えられて森に放たれるという近未来。独り身のデビッドもホテルへと送られるが、そこで狂気の日常を目の当たりにし、ほどなくして独り者たちが隠れ住む森へと逃げ出す。デビッドはそこで恋に落ちるが、それは独り者たちのルールに違反する行為だった。
ネット上の声
- 【独身である事が、罪とされる世界を舞台にしたディストピア映画。ヨルゴス・ランティモス監督の、奇想天外な作品を考えつく頭の中を叩き割って観て見たい・・。】
- 超クソまじめなSF 恋愛と条件について人々に再考する機会を提示している
- 冒頭から淡々と見せられるありえないシュールな設定はもはや期待通り
- なるほど。こういう世界が『ディストピア』と言うんですね
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国イギリス,イギリス,ギリシャ,フランス,オランダ,アメリカ
- 時間118分
- 監督ヨルゴス・ランティモス
- 主演コリン・ファレル
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「ロブスター」「籠の中の乙女」のギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、幸せな家庭が1人の少年を迎え入れたことで崩壊していく様子を描き、第70回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したサスペンススリラー。郊外の豪邸で暮らす心臓外科医スティーブンは、美しい妻や可愛い子どもたちに囲まれ順風満帆な人生を歩んでいるように見えた。しかし謎の少年マーティンを自宅に招き入れたことをきっかけに、子どもたちが突然歩けなくなったり目から血を流したりと、奇妙な出来事が続発する。やがてスティーブンは、容赦ない選択を迫られ……。ある理由から少年に追い詰められていく主人公スティーブンを「ロブスター」でもランティモス監督と組んだコリン・ファレル、スティーブンの妻を「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマン、謎の少年マーティンを「ダンケルク」のバリー・コーガンがそれぞれ演じる。
ネット上の声
- 監督のヘンタイぶりに頭を深く垂れたくなる
- ギリシャ悲劇「イピゲネイア」のお話に由来
- 神の声を無視した、悲劇の始まりの物語
- 不穏さと不条理に満ちた世界観を楽しむ
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2017年
- 製作国イギリス,イギリス
- 時間121分
- 監督ヨルゴス・ランティモス
- 主演コリン・ファレル
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妻と3人の子供がいるチェロ奏者の男は、オーケストラのリハーサルの帰り、地下鉄内で奇妙な女と遭遇する。女は地下鉄をおりた後も男を追いかけ家にやって来ると、男のふりをして家族に溶け込み始める...。
ネット上の声
- 先に言っておきたいのは、これはヨルゴス・ランティモス監督の僅か12分程度のショー
- 🚃 ヨルゴスワールド行き各駅停車 🚃
- 「『俺』でなくてはならない場など存在せず、あらゆる場における『俺』は代替可能なの
- マットディロン、ハウスジャックビルドのときも思ったけど素敵なおじさんになってます
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国ドイツ,アメリカ,イギリス
- 時間12分
- 監督ヨルゴス・ランティモス
- 主演マット・ディロン
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2009年・第62回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞し、10年・第83回米アカデミー賞では、ギリシャ映画として史上5本目となる外国映画賞にノミネートされたサスペンスドラマ。妄執にとりつかれた両親と純真無垢な子どもたちを主人公に、極限の人間心理を描く。ギリシャ郊外に暮らすある裕福な一家は、外の汚らわしい世界から守るためと、子どもたちを家の中から一歩も出さずに育ててきた。厳格で奇妙なルールの下、子どもたちは何も知らずに成長していくが、ある日、年頃の長男のために父親が外の世界からクリスティーヌという女性を連れてきたことから、家庭の中に思わぬ波紋が広がっていく。
ネット上の声
- 麻酔ゲームの夢の中、光るカチューシャを賭けた目隠し鬼ごっこのGoalは化け猫の墓
- ギリシャ版『ヴァージン・スーサイズ』は…
- 冒頭から最後まで目がくぎづけになった。
- 家の中だけで育てられた息子と二人の娘
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国ギリシャ
- 時間96分
- 監督ヨルゴス・ランティモス
- 主演クリストス・ステルギオグル
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救急救命士、看護婦、新体操選手とそのコーチから成る“アルプス”は、愛する人を亡くした人々のために故人を演じ、共に時間を過ごし、すべての要望を叶えることで喪失感を癒すサービスを提供する謎の集団。彼らには秘密厳守や報告義務など外部には知られてはいけない厳しい掟があったが、看護婦は故人を演じるうち、現実と演技の境界線が分らなくなり、掟を破ってしまう…。
ネット上の声
- 今の自分は果たして本当の自分か…
- 誰かが誰かの代わりになり得るというのは、人は実存ではなくイメージの中に生きている
- 故人代行業といったモラルギリギリを攻めて来るヨルゴス・ランティモスの尖りまくった
- 結局"アルプス"集団の目的や意図が分からないままで終わってしまった
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国ギリシャ,フランス,カナダ,アメリカ
- 時間93分
- 監督ヨルゴス・ランティモス
- 主演アンゲリキ・パプーリァ