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変幻自在の国際的スパイマスターに、国家の命運をかけた一人の諜報員が挑むサイレント・スリラーの金字塔。
第一次大戦後のドイツ。国家機密を次々と盗み出し、世界経済を混乱に陥れる正体不明のスパイ組織。その首領は、変装の達人にして冷酷な黒幕「ハギ」。政府は彼の正体を暴くため、敏腕諜報員No.326を送り込む。危険な潜入捜査の末、No.326はハギに仕える美しき女スパイ、ソーニャと出会い、禁断の恋に落ちる。しかし、それこそがハギの仕掛けた巧妙な罠の始まり。愛と裏切り、策略が渦巻く諜報戦の果てに、No.326を待ち受ける衝撃の真実。
ネット上の声
- 『ドクトル・マブゼ』と混同してしまっていたので再見、やっぱ超面白い
- ずっと観たかったフリッツ・ラング監督による
- サイレントのスパイ・アクション映画。
- F・ラング、ドイツ時代の傑作スパイ物
ヒューマンドラマ
- 製作年1928年
- 製作国ドイツ
- 時間127分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演ルドルフ・クライン=ロッゲ
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2026年の未来都市。天上の支配者と地下の労働者、二つの世界を引き裂く、禁断の恋と革命の物語。
舞台は2026年の巨大未来都市メトロポリス。そこは、摩天楼で優雅に暮らす支配階級と、地下の工場で機械のように働く労働者階級に二分された世界。支配者の息子フレーダーは、労働者の娘マリアと出会い、地下世界の過酷な現実に衝撃を受ける。やがて二人は階級を超えて惹かれ合うが、フレーダーの父はマリアにそっくりなアンドロイドを作り出し、労働者たちを扇動させようと画策。愛と憎悪、人間と機械が交錯する、SF映画の金字塔。
ネット上の声
- 現代につながる本格的なSF映画は本作が実質的に史上初 ブレード・ランナーは、本作から強い影響を受けていることがひしひしとわかります
- なぜこれが、ALLTIME BESTに入っていないのか。「原点にして頂点」という評価にふさわしい映画。
- 【ジョルジオ・モルダー版でも、”アンドロイド・マリア”の金色の姿は忘れ難い。】
- フリッツラング監督✨SF映画の原点といわれたモノクロサイレント作品🤍🖤
SF
- 製作年1926年
- 製作国ドイツ
- 時間104分
- 監督フリッツ・ラング
- 主演アルフレート・アーベル
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探偵に憧れる冴えない映写技師が、夢の中でスクリーンに飛び込む。現実と虚構が交錯する、奇想天外なサイレント・コメディ。
1920年代アメリカの小さな町の映画館。探偵になることを夢見る不器用な映写技師の青年。ある日、恋敵の策略で、彼は恋人の父親の懐中時計を盗んだ濡れ衣を着せられてしまう。失意のまま映写室で眠りに落ちた彼の魂は、なんと上映中の映画の中へ。そこでは彼は世界一の名探偵シャーロック・ジュニアに変身。盗まれた真珠のネックレスを巡り、悪党一味を相手に危険な追跡劇を繰り広げる。次々と場面が切り替わる予測不能な世界で、果たして彼はヒーローとなり、現実での汚名をそそぐことができるのか。
ネット上の声
- 「カイロの紫のバラ」の元ネタ
- 作りこまれたコメディー
- 個人的キートン最高傑作
- まさに命懸けのスタント
アクション、 キートン
- 製作年1924年
- 製作国アメリカ
- 時間50分
- 監督バスター・キートン
- 主演バスター・キートン
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勘違いからサーカスの人気者になった放浪者チャーリー。恋と笑いが交錯する、切ないドタバタ喜劇の傑作。
1920年代のアメリカ。空腹で無一文の放浪者チャーリーは、ひょんなことから警察に追われ、サーカスの舞台に乱入。そのドタバタ劇が観客に大ウケし、意図せずしてサーカスのスターに。しかし、彼が想いを寄せる美しい綱渡りの少女は、ハンサムな綱渡り師に夢中。彼女の笑顔のために奮闘するチャーリーだが、彼の人気はあくまで「面白い失敗」の産物。本当の自分とスターとしての虚像の間で揺れ動く彼の恋の行方。果たして、彼は本当の幸せを掴めるのか。
ネット上の声
- 【チャップリンの一級品のスラップスティックコメディ。男が、愛する人のために命を懸けて頑張り、潔く身を引くところも良い。】
- 0089 ビバチャップリン
- 爆笑からの切なさ
- チャップリン的
コメディ
- 製作年1928年
- 製作国アメリカ
- 時間72分
- 監督チャールズ・チャップリン
- 主演チャールズ・チャップリン
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「鉄路の白薔薇」(23)などで知られるフランスの巨匠アベル・ガンスが一九二七年に製作したサイレント超大作。当初ガンスはこの作品を第一部としてナポレオンの全生涯を描こうという厖大なプランを持っていたが、トーキーの出現、製作・上映に要する莫大な資金などの問題があり、この一作にとどまった。しかし、この作品は世界中で悲運に見舞われ、アメリカではMGMによって80分に短縮されて公開され、日本では昭和7年10月に東京・万世橋シネマ・パレスで17.5ミリ版によってひっそりと公開されるというありさまだった。こうして伝説の彼方に埋もれたこの作品に対して、世界中の映画人、映画研究家が再生を望み、現在、それらの人々の手によって再生された「ナポレオン」は数多くあるといわれている。そのうちのケヴィン・ブラウンロー版の「ナポレオン」を見たフランシス・コッポラが、クロード・ルルーシュから配給権を買いとり、自ら率いるゾエトロープ・スタジオで配給、父カーマイン・コッポラに作曲とフルオーケストラの指揮を依頼し、1981年、ニューヨークのラジオ・シティ・ミュージック・ホールで公開した。この時から全世界に「ナポレオン」ブームが広がり、今回、日本で公開されたのも、このコッポラ版である。特に後半20分間の《トリプル・エクラン》はシネラマを先取りしたものとして話題を呼んた。スタッフは、監督・脚本のアベル・ガンスほか、撮影はジュール・クリュージェ、J・マンドヴィレ、レオンス・H・ビュレル、ロジェ・ユベール、美術はアレクサンドル・ブノワ、シルドクネヒト、ジャクティーが担当。出演は、ナポレオンにアルベール・デュードネが扮するほか、共演はジナ・マネス、アレクサンドル・クービッキー、劇作家アントナン・アルトー、アベル・ガンス自身もサン・ジュストに扮している。なお、日本公開版はコッポラの他、黒澤明が監修に当たっている。日本版字幕は戸田奈津子。白黒、スタンダード(一部、トリプル・エクラン)。
ネット上の声
- フランス・サイレント期の巨匠アベル・ガンス監督の「戦争と平和」(1919)「鉄路
- 肩透かしを食ったたような、伝記のような、
- 「フランス語に不可能という言葉はない」
- また一つサイレント映画の名作に出会った
ヒューマンドラマ
- 製作年1926年
- 製作国フランス
- 時間240分
- 監督アベル・ガンス
- 主演アルベール・デュードネ
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「裁かるゝジャンヌ」「奇跡」などの名作で知られ、ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォーら多くの巨匠に影響を与えたデンマークの映画作家カール・テオドア・ドライヤーが1925年に手がけたサイレント映画。コペンハーゲンに暮らす市井の人々の日常をユーモアとリアリズムを交えて描き、フランスをはじめ世界的にヒットを記録した。
フランセン家の主人ビクトルは家の中で暴君のように振る舞い、家事や育児に追われる妻イダに対して不平不満ばかりぶつけていた。そんな彼の態度を見かねた手伝いのマッス婆さんは、イダを実家へ帰らせることに。妻がいなくなったことで、ビクトルの生活は一変し……。
「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」(2023年12月23日~、シアター・イメージフォーラムほか)上映作品。
ネット上の声
- 100年前の「アンチ亭主関白」教育映画。結婚する若者♂全てに鑑賞を義務化してはどうか?
- ハラスメントに敏感な現代にこそ通じる普遍的なテーマ、封建的な暴君である夫に尽くす
- フランセン家の主人ヴィクトルは、家の中で暴君のように振る舞い、家事や育児で働きづ
- ドライヤーのサイレント
ヒューマンドラマ
- 製作年1925年
- 製作国デンマーク
- 時間107分
- 監督カール・テオドール・ドライエル
- 主演ヨハネス・マイヤー
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荒野に生きる三人の悪党が出会った、一人の孤高な乙女。彼女を守るため、命を懸けた最後の旅路。
1877年、ゴールドラッシュに沸くアメリカ西部ダコタ準州。馬泥棒を生業とするブル、マイク、スペードの三悪人は、父親を殺され天涯孤独となった娘レイナと出会う。彼女が相続した名馬の群れを狙う悪徳保安官から守るため、三人はレイナの用心棒となることを決意。荒くれ者だった彼らの心に、次第に芽生える父性にも似た愛情。新天地を目指すランドラッシュの混乱の中、レイナの幸せのため、三人は人生を懸けた最後の戦いへ。
ネット上の声
- (安全上)もう“あのシーン”は撮れないな
- 死に場所と定めたり
- せまりくる馬から赤ちゃんを抱き上げる場面もさることながら、馬から落ちた人が別の馬
- 細かい時代背景はわからない所もあったがストーリーは意外とわかりやすく、おもしろく
西部劇
- 製作年1926年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督ジョン・フォード
- 主演ジョージ・オブライエン
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誇り高き老ホテルマン、制服を剥奪され絶望の淵へ。サイレント映画の金字塔が描く、地位と尊厳の物語。
20世紀初頭のドイツ、高級ホテル「アトランティック」。威風堂々たる制服を身にまとい、ドアマンとして働く老人の誇り。しかし、老いを理由にその職を解かれ、トイレ係への突然の降格。周囲からの嘲笑と侮蔑、家族からの冷たい視線。失われた制服は、彼の全てだった尊厳の象徴。絶望の底で彼が見出すものとは。言葉を排し、映像のみで人間の感情の機微を鋭く描き出す、表現主義映画の傑作。
ネット上の声
- 失われた職務と誇り
- ハッピーエンディングに反対
- 独逸サイレント映画の実力開花!
- F・W・ムルナウの傑作!🇩🇪
ヒューマンドラマ
- 製作年1924年
- 製作国ドイツ
- 時間72分
- 監督F・W・ムルナウ
- 主演エミール・ヤニングス
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「パンドラの箱」「死の銀嶺」につづくG・W・パブスト氏の監督作品で主演者は「パンドラの箱」と同じくルイズ・ブルックス嬢、原作はマルガレーテ・ベーメ女史の小説でルドルフ・レオンハルト氏が脚色の筆をとり、ハインツ・ランヅマン氏指揮のもとに「死の銀嶺」のゼップ・アルガイヤー氏が撮影を担任している。助演者は「懐かしの巴里」のフリッツ・ラスプ氏、「ヴィナス」のアンドレ・ロアンヌ氏、ヨゼフ・ロヴェンスキー氏、アーノルド・コルフ氏、エディット・マインハルト嬢等。(無声)
ネット上の声
- 日記に鍵が掛かっていても意味無いじゃん!
- ルイーズ・ブルックスの神がかった存在感は声が聴けないサイレント期特有のもののよう
- ルイーズブルックスが感化院を抜け出すとき、仲間たちがみんなで指導員たちを抑えたり
- 感化院の微笑みハゲのキャラが強過ぎて他全部飛びそうだったが確かにフェミニズム映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1929年
- 製作国ドイツ
- 時間110分
- 監督G・W・パブスト
- 主演ルイーズ・ブルックス
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喜劇王バスター・キートンの長編第2作。19世紀初頭。アメリカ南部で暮らすマッケイ家のひとり息子ウィリアムは、宿敵カンフィールド家との争いを避けるためニューヨークへ送られる。やがて成長したウィリアムは、遺産相続のため故郷へ帰ることに。その旅の途中、ウィリアムは同じ汽車に乗り合わせた女性ヴァージニアと親しくなり夕食に招かれる。しかし彼女がカンフィールド家の令嬢だったことから、ウィリアムはマッケイ家に恨みを抱くカンフィールド家の男たちに命を狙われてしまう。ヴァージニア役に、当時のキートンの実生活のパートナーだったナタリー・タルマッジ。
ネット上の声
- 元祖ジャッキー・チェン(アクション馬鹿)
- 犬よりも遅い列車での大冒険!
- 大好きさぁ!キートン
- チャップリンとの違い
ヒューマンドラマ
- 製作年1923年
- 製作国アメリカ
- 時間67分
- 監督バスター・キートン
- 主演バスター・キートン
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グリフィス氏が帰米後ユナイッテド・アーティスト社で最後に製作した映画でドロシー・ドネリー女史作の舞台劇によりフォレスト・ハルシー氏が脚色し、デヴィ・グリフィス氏が「素晴らしい哉人生」に続いて監督した。主役は「アメリカ」「素晴らしい哉人生」等出演のキャロル・デンプスター嬢で舞台で有名な喜劇俳優現にジーグフェルド・フォリースのスターたるW・C・フィールズ氏が共演する外、「大北の怪異」「青春来る」等出演のアルフレッド・ラント氏、「アメリカ」等出演のアーヴィル・アルダーソン氏、エフィー・シャノン嬢等が主要な役を演じている。
ネット上の声
- フェリーニ何作かを再鑑賞していて思い出し
- キャロル・デンプスターが裁判所に向かうまでの警官巻き込んだ疾走(引き)も面長な顔
- ☆☆☆★★ ピアノ伴奏付き上映会にて初見 その昔、うん十年前。場所...
- 主題は里親と娘の関係だが、それ以上に祖母と娘の交流に胸を打たれる
- 製作年1925年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督D・W・グリフィス
- 主演キャロル・デンプスター
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「忍術キートン」に続くバスター・キートン氏の喜劇で、例によってジャン・ハヴェズ氏、クライド・ブラックマン氏、ジョー・ミッチェル氏等の原作脚色に成り、キートン氏自身が「ドン・Q」を監督したドナルド・クリプス氏と共に監督の任に当たった。相手役は「忍術キートン」の時と同じくキャスリン・マクガイア嬢である。常に新しい滑稽味を考え出す事に努力しているキートン氏は、この映画に於ても奇想天外な喜劇を見せてくれる。
ネット上の声
- キートンのビックリ船長さん
- 話の筋など関係なしに
- 悲しみの喜劇王
- 海底のギャグ
コメディ
- 製作年1924年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督バスター・キートン
- 主演バスター・キートン
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仏国探偵小説家ガストン・ルルウ氏の同名の小説からエリオット・クロースン氏が脚色し「メアリー・ゴー・ラウンド」「愛国の喇叺」等と同じくルパート・ジュリアン氏が監督しギブスン映画で御馴染みの監督エドワード・セジウィック氏が特に補助監督をして製作された1925年度ユ社超特作映画である。主役は「ノートルダムのせむし男(1923)」に主演したロン・チャニー氏で「メアリー・ゴー・ラウンド」「五番街のモデル」等に共演したメアリー・フィルビン嬢とノーマン・ケリー氏とが主要な役を演じ、その他ギブスン・ガウランド氏、ヴァージニア・ペアソン嬢、アーサー・エドモンド・カリュー氏等の好い顔振れごころが出演している。なお劇中劇「フアウスト」はテクニカラーで撮影した。
ネット上の声
- なんだろう、、サイレント映画は割と好きなんだけど話が退屈すぎて自分には全然合わな
- 愛されるには美しくないといけませんか?
- 83年前の映画にしては、かなり良いですね
- 『オペラ座の怪人』繋がりでもう一本🎭
ホラー
- 製作年1925年
- 製作国アメリカ
- 時間95分
- 監督ルパート・ジュリアン
- 主演ロン・チェイニー
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アベル・ガンスが自らのシナリオによった大作で、原題は『余は弾劾す』。平和なフランスの農村が戦火によって蹂躙され、ヒロインは敵兵に貞操を奪われ、彼女を恋する一人は戦死し、もう一人も戦争を呪いつづけながら死んで行くという悲惨な戦争への回想を描く。映画史上不朽の傑作の一つにあげられている。なおガンスは38年にこのトーキー版を、56年には三面ポリヴィジョン版をつくった。
ネット上の声
- ガイコツが踊り、川辺で遊び、戦争で友情が生まれ、戦争で心が綺麗になり、戦争で死に
- メロドラマを中心に展開され、それだけでも充分楽しめるが、テーマは原題そのままに、
- 視線のドラマが強固なだけに熱狂を帯びる幻視まみれの第三部が物凄い
- 戦争映画と思い、見ているとまさかの怪奇映画に
ヒューマンドラマ
- 製作年1919年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督アベル・ガンス
- 主演セヴラン・マルス
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ネット上の声
- イタリア麦の帽子が不在のマクガフィンとなってこの映画をドライブさせ、飄々とした人
- 初っ端、ヴィヴァルディ四季の春から始まるサイレント映画
- 家具がひとりでに出るみたいなところお茶目でおもしろい
- あ〜こうゆう純粋なコメディ映画大好きですね
ヒューマンドラマ
- 製作年1927年
- 製作国フランス
- 時間70分
- 監督ルネ・クレール
- 主演アルベール・プレジャン
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「肉体と悪魔」「アンナ・カレニナ」と同じくグレタ・ガルボ嬢とジョン・ギルバート氏が主演する映画で、マイケル・アーレン氏作の小説「緑色の帽子」に基づいて、「女の秘密」「マノン・レスコオ」のベス・メレディス女史が脚色し、「肉体と悪魔」「黄金の世界へ」のクラレンス・ブラウン氏が監督したもの。助演者は「野生の蘭」のルイス・ストーン氏、「踊る娘達」のジョン・マック・ブラウン氏及びドロシー・セバスチャン嬢、「愛すればこそ(1929)」のダグラス・フェアバンクス・ジュニア氏、「悪魔の日曜日」のホバート・ポスウォース氏という素晴らしい顔触れで、キャメラは「アンナ・カレニナ」「野生の蘭」「女の秘密」等のガルボ映画をクランクしたウィリアム・ダニエルス氏担任。
ヒューマンドラマ
- 製作年1928年
- 製作国アメリカ
- 時間96分
- 監督クラレンス・ブラウン
- 主演グレタ・ガルボ
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爆弾魔と間違われ警官たちに追われる貧乏青年の騒動を描く短編無声映画。監督・脚本はバスター・キートンとエディ・クライン。出演はバスター・キートン。1973年6月16日より開催された特集上映「ハロー!キートン」(フランス映画社配給)にて日本初公開。(「キートンのセブン・チャンス」の併映)
ネット上の声
- 世界三大喜劇王の一人、バスター・キートンの『キートンの警官騒動』を活弁士と楽団付
- キートン、視覚マジックの天才。
- トラブルのわらしべ長者!
- 活弁士さん&演奏付き◎
キートン、 コメディ
- 製作年1922年
- 製作国アメリカ
- 時間20分
- 監督バスター・キートン
- 主演バスター・キートン
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ロイド喜劇のあらゆる長所を打って一丸にしたロイド喜劇傑作中の傑作といっても過言であるまい。八巻という喜劇にしては空前の長編を些かのゆるみもなく観客を引張って行くところ、いつもながらフレッド・ニューメイヤーとサム・テイラーの頭の良さに感服の他はない。「恋愛の秘訣」の各章に現される各種の女性の解剖も痛快皮肉を極むれば、後半の馳せ付けの技巧も、下手な連続や活劇に優ることしばしば。殊に電車の使い方は感嘆の他なし。最後に、笛を吹いて新婚旅行の汽笛を思わせ以心伝心に抱擁するところなどは全編を生かしている。あの“Yes”という字幕に何ともいわれぬ妙味がある。ロイドのヘラヘラ笑いといって嫌っていた人も必ず本映画を見れば好きになるに違いない。ジョビナ・ラルストンは「巨人征服」の時より大分慣れてきた。
ネット上の声
- ランチタイムは力を抜いて気まぐれに
- 叙情的で美しい喜劇。
- 電車で出逢った名家のお嬢様に恋をした田舎の仕立て屋で手伝いをしている貧乏で女性に
- 途中ダレたが、終盤は色々な乗り物を使って、サンフランシスコの町中を、それこそ猛進
恋愛、 コメディ
- 製作年1924年
- 製作国アメリカ
- 時間75分
- 監督フレッド・ニューメイヤー
- 主演ハロルド・ロイド
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アメリカ人のウェスト(ポルフィリ・ポドーベド)は、メディアが紹介した社会主義者が幅を利かす悪魔の国というソビエトの実情を自ら確かめるべく、カウボーイのジェディ(ボリス・バルネット)を用心棒にソビエトへやって来る。そんな彼をターゲットにしようともくろむ詐欺師一味は、アメリカ人が抱く偏見を利用して彼らを脅迫しようともくろむ。その後ウェストは、次から次へと発生する奇妙な事件に遭遇し……。
ネット上の声
- ボルシェビキは怖いど~
- モスクワにて演じられる西部劇アクションの荒唐無稽さに茫然唖然大爆笑
- 資産家アメリカ人青年と、カウボーイの用心棒によるソ連珍道中
- 全体的に絵と運動で笑わせる優れたサイレント・コメディ
ヒューマンドラマ
- 製作年1924年
- 製作国ソ連
- 時間65分
- 監督レフ・クレショフ
- 主演ポルフィリ・ポドーベド
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ネット上の声
- タイトルは『新婚生活』の方が良いと思う。
- 始まってすぐに初恋的な要素があり、以降は彼女とその両親を巡るドタバタコメディにな
- せっかくハロルド・ロイド コレクションDVDを随分前に買ったのに半分ぐらいまだ観
- センス爆発、画面上の諸要素全てが最後に爆速で活かされる爽快さ
コメディ
- 製作年1924年
- 製作国アメリカ
- 時間60分
- 監督フレッド・ニューメイヤー
- 主演ハロルド・ロイド
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原作はオリーヴ・ヒギンス・プラウティ夫人作の小説でかつて劇化されてレスリー・カーター夫人が演じて好評を博したものである。フランセス・マリオン女史が脚色し「ロモラ」「ホワイト・シスター(1923)」等と同じくヘンリー・キング氏が監督したもので、主役はかつてトライアングル社の専属女優だったベル・ベネット嬢が特に選ばれて演じ、「楽園の盗賊」等出演のロナルド・コールマン氏、「職業婦人」等出演のアリス・ジョイス嬢、「嘆きのピエロ」等出演のロイス・モーラン嬢、「ドン・Q」等出演のジーン・ハーショルト氏及びダグラス・フェアバンクス・ジュニアが共演する傑出した人間劇である。
ネット上の声
- 娘が寝台列車で降りてくるシーンはなんて優しいんだろうって いつも優しくいたいな思
ヒューマンドラマ
- 製作年1925年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ヘンリー・キング
- 主演ベル・ベネット
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ウィリアム・J・ロック氏作の小説に基づきチャールズ・ブレイビン氏とメアリー・アリス・スカリー女史とが脚色し、「盲目の妻」「おお母よ」等と同じくチャールズ・ブレイビン氏が監督したもので、「オペラの怪人(1925)」「メアリー・ゴー・ラウンド」等出演のメアリー・フィルビン嬢が二役を演じ、「自由結婚」等出演のエリオット・デクスター氏、「ノートルダムのせむし男(1923)」等出演のグラディス・プロックウェル嬢及びジェイソン・ロバーズ氏、フィリップス・スモーリー氏等が助演している。本映画はメアリー・ピックフォード嬢が主演した「闇に住む女」と同じ原作の小説を映画化したものである。
ネット上の声
- 幼少から寝たきりの生活を送っていたステラ・マリスは、彼女を愛する叔父達によって大
- 身体が不自由なステラと孤児として引き取られ幸せな暮らしが出来るかと思った矢先メイ
- 世の中の様々な不条理を、手術によって歩けるようになって以降知ったステラ・マリスと
- 邦題だけ見て古典ホラーかと思っていたら全然違った
ヒューマンドラマ
- 製作年1918年
- 製作国アメリカ
- 時間84分
- 監督マーシャル・ニーラン
- 主演メアリー・ピックフォード
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オーストリーの首府ウィーンを背景とした結婚問題劇で、ロタール・シュミットの原作を、パウル・ベルンが脚色し、エルンスト・ルビッチが「ロジタ(1923)」に続いて第2回米国作品として監督したものである。「本町通り」のフローレンス・ヴィダー、「本町通り」「舞姫悲し」のモント・ブルー、「結婚とは」「女は曲者」のマリー・プレヴォー、「巴里の女性」「世界の喝采」のアドルフ・マンジュウ、「女の魅力」のクレイトン・ヘール等が主役の立派な役割をもって演じられている。
ネット上の声
- 第1回キネマ旬報ベストテンの第1位、第2位サイレント作品を連続鑑賞して…
- 思い出話に花を咲かせるシャーロットとミッツィの切り返しにディゾルブ
- 子供には見せられない映画のケッサク艶笑喜劇の古典
- ルビッチ・タッチ
ヒューマンドラマ
- 製作年1924年
- 製作国アメリカ
- 時間86分
- 監督エルンスト・ルビッチ
- 主演アドルフ・マンジュー
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欧州大戦後、ドイツ映画復興の第一声をあげた作品で、奇怪なカリガリ博士が眠り男チェザーレを操る殺人事件の数々は、精神病患者の妄想であった。という表現派映画の第一作。無声。
ネット上の声
- 【ルミエール兄弟のシネマトグラフィからの、今作。そして「メトロボリス」への流れを繋ぐ作品。】
- 精神分析や精神病というものが当時(今も?)どう見られていたかがよく...
- 「マッシブ・タレント」でおすすめしていたので
- ドイツ表現主義とホラー映画融合の結果は?
ホラー
- 製作年1919年
- 製作国ドイツ
- 時間48分
- 監督ロベルト・ウイーネ
- 主演コンラート・ファイト
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ネット上の声
- ポーラ・ネグリの猫娘♡
- 馬鹿馬鹿しい過剰なギャグの連鎖とルビッチの洒落た演出、シュールな美術が渾然一体と
- 激しかった、酒飲んで鏡に瓶を投げつけたり男たちを窓の外から投げ捨てたり、なかなか
- アレクシス中尉のモテっぷりを表す冒頭シーンのセンスが最高
ヒューマンドラマ
- 製作年1921年
- 製作国ドイツ
- 時間---分
- 監督エルンスト・ルビッチ
- 主演ポーラ・ネグリ
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ネット上の声
- 昔から有った○○長疑惑!
- 負け戦をせねばならない相撲とりの話
- 牧野省三の遺作
時代劇
- 製作年1928年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督マキノ省三
- 主演根岸東一郎
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レックス・イングラム氏が「我等の海」に次いでフランスのニースの撮影所で製作した映画で、「港の女」と同じくW・サマセット・モーム氏の原作によったものである。主役は「我等の海」「アラブ」等と同じくアリス・テリー嬢、それに「歌人」「不滅の謎」のパウル・ヴェゲナー氏、「ケエニクスマルク」「女優の心」のイヴァン・ペトロヴィッチ氏、この三人で、そのほかフランス劇壇のフィルマン・ジェミエ氏も附合っている。撮影は例によってジョン・サイツ氏。
ネット上の声
- 結局何が出来るはずだったのだろう?
- 15.1.29@シネマヴェーラ渋谷〈映画史上の名作12〉
- 製作年1926年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督レックス・イングラム
- 主演---
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帝政ロシアの圧政の下で革命の一翼を担ったひとりの母の人間的成長とその革命を描いた作品。製作は一九二六年にサイレント版でメジュラブ・ルーシ・プロダクション。サウンド版は一九六八年モス・フィルムによる。原作はマクシム・ゴーリキーの同名小説。監督は「アジアの嵐」のフセヴォロド・プドフキン、脚色をナターン・ザルヒ、撮影はアナトリー・ゴロブニヤ、美術はセルゲイ・コズロフスキー、音楽はチーホン・フレンニコフがそれぞれ担当。出演はヴェラ・バラノフスカヤ、ニコライ・バターロフ、アレクサンドル・チスチャコフ、アンナ・ゼムツォワなど、プドフキンも警官役で出ている。
ネット上の声
- 高峰秀子5歳にしてデビュー作品のこちら
- 高峰秀子のデビュー作
- DVD(本についてくる)を買ったことを忘れていた!!不完全版だけど、ようやく鑑賞
- 高峰秀子の養女だという人の本のおまけについていた34分版
- 製作年1929年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野村芳亭
- 主演島田嘉七
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ネット上の声
- 芝居の本番に間に合わせるため自慢の愛車を走らせる劇団員のロイド
- 車で演劇に向かうけど、トラブル続出!
コメディ
- 製作年1920年
- 製作国アメリカ
- 時間25分
- 監督ハル・ローチ
- 主演ハロルド・ロイド
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ネット上の声
- 小説のネタに困った男がそれを求めて絵画を見る始まりや茶をしばく男が気取った結果頭
- 絵画が動き出す冒頭から、砂嵐の中を彷徨う最後までなんとなく怪奇っぽい雰囲気がある
- ジョン・フォードがインディアンを差別していると思っている人間はこれを見るべき
- 馬を使ったアクションの凄さはあるのだけれどシンプル過ぎて個人的にはもうひとつ
- 製作年1918年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督ジャック・フォード
- 主演ハリー・ケリー
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2014年・第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査賞を受賞し、ゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされるなど高い評価を受けたスウェーデン映画「フレンチアルプスで起きたこと」をリメイクしたコメディドラマ。アルプス山脈でスキー休暇を楽しんでいたピート一家が雪崩に遭遇し、妻のビリーや子どもたちを置いてピートがその場を逃げ出してしまったことから家族間に亀裂が生じる。ピートは信頼を取り戻すべく試行錯誤するが……。家族の信頼を取り戻すために必死にあがく夫であり父親であるピートをウィル・フェレルが演じ、妻ビリー役は製作も務めたジュリア・ルイス=ドレイファスが担当。監督・脚本は「ファミリー・ツリー」でアカデミー脚色賞を受賞したナット・ファクソンとジム・ラッシュ。
ネット上の声
- 女難の青年の転落劇をヒッチコック監督で!
- 当時は1ポンド≒2万5千円
- 正直冗長だし、ストーリーもそんなに面白く無いけど、登ったり降りたりする上下の運動
- ストーリー展開が唐突で、ヒッチコックのサイレントを見るのは4作目だけれど、他と比
ヒューマンドラマ
- 製作年1927年
- 製作国イギリス
- 時間82分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演アイヴァー・ノヴェロ
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ロイドの喜劇。さきに紹介された「ロイドの喜劇の世界」で一部を公開された「ロイドの人気者」(The Freshman)を編集したもので、彼のアウト・ラインを探ろうとする構成のもの。製作・監督・主演はハロルド・ロイド、製作の補佐はジャック・マーフィー、音楽は「底抜け大学教授」のウォルター・シャーフ、日本語版解説は牧野周一。
ネット上の声
- およそ100年前に青春ラブコメ&スポ根のフォーマットを確立したロイドの大傑作
- 陽気な大学生ロイド。
- サイレント喜劇の名コメディアン・ハロルド・ロイドの代表作で、カレッジの人気者を目
- TT兄弟元祖みたいなセーターを着たロイドが、大学のいじられキャラからスターになっ
コメディ
- 製作年1963年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督サム・テイラー
- 主演ハロルド・ロイド
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狂乱の1920年代、ウォール街。富と名声を求め、全てを賭けた冷酷なトレーダーの栄光と破滅の物語。
世界恐慌直前、好景気に沸く1920年代のアメリカ、ウォール街。「狼」の異名を持つ、野心家で冷酷非情な株式トレーダー、ジム・ゴードン。彼は銅市場を独占するという危険な賭けに打って出る。その非情な手口は巨万の富をもたらすが、同時に親友との友情を破壊し、愛する妻をも遠ざけていく。金に取り憑かれ、人間性を失っていく男。市場の熱狂が最高潮に達した時、彼の足元に静かに忍び寄る破滅の影。栄光の頂点で彼を待ち受ける運命とは。
ヒューマンドラマ
- 製作年1929年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督ローランド・V・リー
- 主演ジョージ・バンクロフト
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- 製作年1919年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督トッド・ブラウニング
- 主演---