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全5作品。第27回ニューヨーク映画批評家協会賞(1961年開催)の映画ランキング

  1. ニュールンベルグ裁判
    • A
    • 4.13

    ナチスの罪は誰が裁くのか。第二次大戦後、ドイツで開かれた歴史的法廷。正義と人間の尊厳を問う、社会派ドラマの金字塔。

    1948年、ナチスドイツ敗戦後のニュルンベルク。アメリカから派遣されたダン・ヘイウッド判事が裁くのは、ナチス政権下で司法に携わった4人の法曹家。被告たちは「命令に従っただけ」と無罪を主張。ホロコーストの生存者による悲痛な証言。ドイツ国民の反発と、冷戦を背景とした政治的圧力。複雑に絡み合う状況の中、ヘイウッドは苦悩する。これは個人の罪か、国家の罪か。法の正義とは何か。人類史の暗部をえぐり出し、観る者の良心を揺さぶる、重厚な法廷劇の傑作。

    ネット上の声

    • 硬質な映画文体ながら、正義を貫く困難さを描いたアメリカ映画の良心
    • ドキュメンタリー「東京裁判」と双璧の軍事裁判劇映画
    • ☆時代を超越した、難しい宿題の答えは?☆
    • 法廷ものは!シロクロでなくっちゃあネェ!
    裁判・法廷
    • 製作年1961年
    • 製作国アメリカ
    • 時間194分
    • 監督スタンリー・クレイマー
    • 主演スペンサー・トレイシー
  2. 甘い生活
    • B
    • 3.95

    1950年代ローマ、退廃と虚無に溺れるゴシップ記者の7日間。真実の愛と人生の意味を求める魂の彷徨。

    舞台は1950年代後半、経済的奇跡に沸くローマ。ゴシップ記者マルチェロは、セレブたちのスキャンダルを追いかけ、夜な夜な開かれる豪華なパーティーに身を投じる日々。刺激的だが空虚な「甘い生活」の中で、彼は真の幸福や知的な充足感を渇望。そんな彼の前に現れる、純真無垢な少女や謎めいた美女。退廃的な日常と理想との間で揺れ動くマルチェロが、自らの生き方を見つめ直す決断を迫られる、ある一夜の出来事。

    ネット上の声

    • 過去に観た名作のレビューを今頃書いてみるの巻
    • 「苦い生活」に重なる少女の微笑みと波の音
    • タイトルから想像した話とはかなり違った
    • 巨匠の名にふさわしいさすがの映像。
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1959年
    • 製作国イタリア,フランス
    • 時間185分
    • 監督フェデリコ・フェリーニ
    • 主演マルチェロ・マストロヤンニ
  3. ウエスト・サイド物語
    • C
    • 3.61

    50年代NY、対立する非行少年グループ。その渦中で芽生えた許されざる愛の行方を描く、不朽のミュージカル。

    1950年代、ニューヨークのウエスト・サイド。この街では、ヨーロッパ系移民のジェット団とプエルトリコ系移民のシャーク団が、縄張りを巡り激しく対立。ある夜のダンスパーティーで、ジェット団の元リーダー・トニーと、シャーク団のリーダーの妹・マリアは運命的に出会い、恋に落ちる。しかし、二人の純粋な愛は、増大する憎しみの連鎖に飲み込まれていく。彼らの愛が奇跡を起こすのか、それとも悲劇を招くのか。

    ネット上の声

    • 個人的に一番良かったのは、移民のプエルトリコ人男女が、アメリカでの生活を、不満、
    • こ、これが古典ミュージカルの王道ですか!
    • そこの君!この映画を見ずには死ねない。
    • 感動と気恥ずかしさの限界線ミュージカル
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1961年
    • 製作国アメリカ
    • 時間152分
    • 監督ロバート・ワイズ
    • 主演ナタリー・ウッド
  4. ハスラー
    • C
    • 3.37

    1960年代アメリカ、若き天才ハスラーが伝説の男に挑む、プライドと魂を賭けた勝負の行方。

    舞台は1960年代アメリカの薄暗いプールバー。若く才能に溢れるが、傲慢なプロの賭けビリヤード師「ファースト・エディ」。彼の唯一の目的は、伝説のチャンピオン「ミネソタ・ファッツ」を打ち破ること。長時間に及ぶ死闘の末、エディは技術では勝りながらも、精神的な未熟さから惨敗。全てを失った彼のもとに、冷酷なプロのギャンブラー、バート・ゴードンが接近。再起を賭け、バートと手を組むエディ。しかし、その先には金では贖えない、あまりにも大きな代償が待ち受ける。真の勝者となるために、彼が向き合うべきものとは。

    ネット上の声

    • ■一人の人間でもある「ハスラー」が成長していく物語〜🎬■
    • また一人名優が逝ってしまった。合掌。
    • ライバルの冷静沈着さにも惹かれる
    • よく出来た人間ドラマです☆3つ半
    ヒューマンドラマ
    • 製作年1961年
    • 製作国アメリカ
    • 時間135分
    • 監督ロバート・ロッセン
    • 主演ポール・ニューマン
    • レンタル
  5. ふたりの女
    • C
    • 3.20

    戦火のイタリア、娘を守るため故郷へ。母と娘の絆を無情に引き裂く、戦争の現実を描いた衝撃作。

    第二次世界大戦末期の1943年、ローマ。未亡人のチェジラは、激化する空襲から13歳の娘ロゼッタを守るため、故郷の村へ避難することを決意。二人は、困難な道のりを経て、ようやく安息の地へとたどり着く。しかし、戦争の影は容赦なく彼女たちに忍び寄る。連合軍の進攻後、ローマへ戻る道中で母娘を襲った、あまりにも過酷な出来事。それは、二人の心と体に、決して消えることのない深い傷跡を残す。

    ネット上の声

    • 戦争の悲劇は銃や爆弾だけではないとばかりに、女性が犠牲になる悲劇を描くヴィットリ
    • 『自転車泥棒』『ウンベルトD』のヴィットリオ・デ・シーカ監督の戦争映画
    • デ・シーカの演出とS・ローレンの演技!
    • こんな展開が待っていようとは・・・。
    戦争、 ヒューマンドラマ
    • 製作年1960年
    • 製作国イタリア
    • 時間102分
    • 監督ヴィットリオ・デ・シーカ
    • 主演ソフィア・ローレン

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