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近代的な家で暮らす少年と、古風で不器用な伯父さん。二つの世界の対比で文明を風刺する、心温まるコメディ。
舞台は1950年代のフランス。ハイテクだが無機質な家に住む少年ジェラールは、両親のモダンな生活にどこか息苦しさを感じていた。彼の唯一の楽しみは、古く趣のある地区に住む、パイプがトレードマークのユロ伯父さんと遊ぶこと。不器用でいつも騒動を巻き起こす伯父さんだが、その周りにはいつも人々の笑い声が絶えない。機械仕掛けの現代社会と、人間味あふれる古き良き世界の対比を、ユーモアたっぷりに描いたジャック・タチ監督の傑作。
ネット上の声
- のんびり散歩。たまには只歩くだけも良い。
- 静寂の中の ヒールの靴音、噴水の水音、
- 魅き込まれるジャック・タチの世界
- 高性能なトイレを笑える人には是非
コメディ
- 製作年1958年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間120分
- 監督ジャック・タチ
- 主演ジャック・タチ
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人種差別が根付くアメリカ南部。憎しみ合う黒人と白人の囚人が手錠で繋がれ脱獄。生き残るための、あまりにも皮肉な共同生活。
舞台は1950年代のアメリカ南部。移送中の護送車が事故を起こし、二人の男が逃亡。一人は白人のジャクソン、もう一人は黒人のカレン。人種への偏見と憎悪を剥き出しにする彼らは、決して解けぬ一本の手錠で繋がれていた。自由を求めるという唯一の共通目的のため、二人は反発しながらも行動を共にせざるを得ない状況。警察の執拗な追跡、険しい自然、そして行く先々で向けられる敵意。極限状態の中、互いを縛る憎しみの鎖は、やがて予期せぬ絆へと姿を変えていくのか。生き抜くために彼らが下す決断。
ネット上の声
- 白黒(人物もフィルムも)だけど良かったぁ
- こういうお話は好きです・・・
- これぞプロ集団による映画だ!
- 手錠が枷から絆へと変わる時
アクション
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間97分
- 監督スタンリー・クレイマー
- 主演トニー・カーティス
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偽証、偽造、そして殺人。悪女の烙印を押された女、バーバラ。死刑執行が迫る中、彼女の無実を信じる者は現れるのか。
1950年代、カリフォルニア。偽証と売春で生計を立てる悪女バーバラ・グレアム。ある日、彼女は身に覚えのない老婆殺しの罪で逮捕される。不利な証言とマスコミによる扇情的な報道。世間から悪女のレッテルを貼られた彼女に、死刑判決が下される。ガス室への恐怖に怯えながらも、必死に無実を訴え続けるバーバラ。果たして、処刑台へと送られる彼女に、逆転の機会は訪れるのか。実話に基づく衝撃のサスペンス。
ネット上の声
- スーザン・ヘイワードの熱演
- 最後は観てられないです
- 最後まで冤罪を訴えた女
- 真実の闇減らず口の瞳
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間121分
- 監督ロバート・ワイズ
- 主演スーザン・ヘイワード
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「楡の木陰の欲望」のデルバート・マン監督が、「王子と踊子」の原作者テレンス・ラティガンの舞台劇「別々のテーブル」と「七番目のテーブル」を映画化した作品。脚本はラティガン自身とジョン・ゲイの共同。撮影は「OK牧場の決斗」のチャールズ・ラング、音楽はデイヴィッド・ラクシン。出演者は「悲しみよこんにちは」のデボラ・カーとデイヴィッド・ニーヴン、「深く静かに潜航せよ」のバート・ランカスター、「夜の豹」のリタ・ヘイワース、ウェンディ・ヒラー、グラディス・クーパー、フェリックス・エイルマー、キャスリーン・ネスビット等。黒白・スタンダードサイズ。1958年作品。
ネット上の声
- 人が人を傷付け、傷付けられる。でも、
- 見事なブレンド
- ニーブンがいい
- 舞台劇そのまま
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督デルバート・マン
- 主演バート・ランカスター