-
ネオレアリズモの巨匠ビットリオ・デ・シーカが、貧困にあえぐ孤独な年金生活者の苦悩を描いたドラマ。敗戦後のローマ。元公務員の老人ウンベルトは、わずかな年金を頼りに愛犬とアパートで暮らしているが、家賃を滞納し立ち退きを迫られてしまう。年金の引き上げを求めるデモに参加したり、身の回りの物を売って金を工面したりしようとするも上手くいかない。アパートで下働きする娘マリアからは、2人の兵隊のどちらかの子どもを妊娠したと打ち明けられる。キャストのほとんどは演技経験のない市井の人々で、主人公ウンベルト役には現役の大学教授だったカロル・バッティスティを抜てきした。
ネット上の声
- 残念ながら、人生においてがんばれば、真面目にやれば必ずしも報われるわけではない
- ずっと観たかったのだけどGEOにないし
- ヴィットリオ・デ・シーカ監督作品…
- 愛犬が支えなのが救いであった。
ヒューマンドラマ
- 製作年1951年
- 製作国イタリア
- 時間87分
- 監督ヴィットリオ・デ・シーカ
- 主演カルロ・バティスティ
-
「恐怖の報酬」についでアンリ・ジョルジュ・クルーゾーが監督する推理スリラー映画一九五五年度作品である。原作はピエール・ボワローとトーマス・ナルスジャックが合作した探偵小説で、クルーゾーとG・ジェロミニが共同で脚色、台詞も担当した。撮影は「恐怖の報酬」のアルマン・ティラールと「禁じられた遊び」のロベエル・ジュイヤアル、音楽は「寝台の秘密」のジョルジュ・ヴァン・パリスである。主演は、「嘆きのテレーズ」のシモーヌ・シニョレ、「恐怖の報酬」のヴェラ・クルーゾー、「宝石館」のポール・ムーリッスで、「埋れた青春」のシャルル・ヴァネル、「密告(1943)」のピエール・ラルケエ、テレーズ・ドルニー、ジャン・ブロシャール、ジョルジュ・シャマラ、ノエル・ロックヴェール、ジョルジュ・プージュリーらが助演する。
ネット上の声
- パリ近郊の寄宿学校の校長ミシェルは病弱な妻クリスティナの財産を利用して地位を築き
- .₍ᐢ. ̮.ᐢ₎
- ╭ ⁀ ⁀ ╮
- トリックはアガサ・クリスティーの『ナイルに死す』と大体同じだけど、不穏さと不気味
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国フランス
- 時間107分
- 監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
- 主演シモーヌ・シニョレ
-
ハロルド・ヘクトとバート・ランカスターの設立したヘクト=ランカスター・プロの作品で1955年度カンヌ映画祭で国際大賞を受けている。原作は1954年、ドナルドソン賞とシルヴニア賞の2つを得たパディ・チャイエフスキーのテレビ劇。これを原作者のチャイエフスキーが映画にアダプトして脚色した。テレビ演出家のデルバート・マンが処女監督に当たり、撮影は「帰らざる河」のジョセフ・ラシェル、音楽は「太平洋作戦」のロイ・ウェッブ。出演者は「恐怖の土曜日」のアーネスト・ボーグナイン、ジーン・ケリー夫人のベッツイ・ブレア、イタリア劇壇の名女優エスター・ミンチオッティの他、新人たちが顔をそろえている。ハロルド・ヘクト製作になる1955年作品。
ネット上の声
- この映画でアカデミー賞主演男優賞を受賞しているアーネスト・ボーグナインを最初に見
- ほのぼのできる夢のあるホームドラマ
- 男も女も顔じゃないよ、気持ちだよ。
- マーティと俺、何をやってるんだい?
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間91分
- 監督デルバート・マン
- 主演アーネスト・ボーグナイン
-
ブロードウェイでヒットしたアーサー・ローレンツの戯曲『カッコー鳥の時節』から「ホブスンの婿選び」のデイヴィッド・リーンがヴェニスにロケイションして監督した一九五五年度作品。脚色はデイヴィッド・リーンと小説家のH・E・ベイツが協力して行った。テクニカラー色彩の撮影は「ホブスンの婿選び」のジャック・ヒルドヤード、音楽は「パンと恋と夢」のアレッサンドロ・チコニーニである。主演は「アフリカの女王」のキャサリン・ヘップバーンで、「愛の泉」のロッサノ・ブラッツィが共演、ほか「怪僧ラスプーチン」のイザ・ミランダ、ダレン・マッガヴィン、「裸足の伯爵夫人」のマリ・アルドン、「黒い骰子」のマクドナルド・パーク、ジェーン・ローズ、ガイタノ・アウディエロ、アンドレ・モレルなどが助演する。
ネット上の声
- 随分前れちゃんさんから教えてもらったやつ🩵配信もレンタルもなくて、なかなか観られ
- 『ミッション・インポッシブル デッドレコニング』を観た時
- 美しくも儚い大人のラブストーリー
- お一人様の貴女にこそ観て欲しい
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国イギリス
- 時間100分
- 監督デヴィッド・リーン
- 主演キャサリン・ヘプバーン
-
「欲望という名の電車」のテネシー・ウィリアムズの戯曲を彼自身が脚色し、「愛しのシバよ帰れ」のダニエル・マンが監督した。撮影 は、「愛しのシバよ帰れ」のジェームズ・ウォン・ホウ、音楽 は、「欲望という名の電車」のアレックス・ノース。主な出演者は、「われら女性」のアンナ・マニャーニ、「ケンタッキー人」のバート・ランカスターを始め「太鼓の響き」のマリサ・パヴァン、「アラモの砦」のベン・クーパーとヴァージニア・グレイ、ジョー・ヴァン・フリートなど。「愛しのシバよ帰れ」のハル・B・ウォリス製作によるビスタビジョン白黒版、1955年作品。
ネット上の声
- アカデミー受賞作品を観よう45(1955年第28回撮影賞/主演女優賞/美術賞)
- 亡くなった愛しい夫を偲び正気の抜けた生活をして居るセラフィナ
- 【第28回アカデミー賞 主演女優賞他全3部門受賞】
- スターチャンネルの良作映画を録画しておいた
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督ダニエル・マン
- 主演アンナ・マニャーニ