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無声映画からトーキーに移行し始めた頃のハリウッド。人気スターのドンとリナは何度も共演し結婚を噂される間柄だが、ドンはつけ上がった態度のリナに愛想を尽かしている。そんなある夜、ドンは歌も踊りも上手い新進女優キャシーと恋に落ちる。その後、ドンとリナの新作がトーキーで製作されることになるが、リナの致命的な悪声のために不評を買ってしまう。そこでドンはリナの声をキャシーに吹き替えて製作することを思い立つ。「踊る大紐育」のジーン・ケリーとスタンリー・ドーネン監督によるミュージカル映画の傑作。
ネット上の声
- 職人技としか言いようのないタップダンスに釘付け。 コメディ、ロマン...
- やっぱりミュージカル映画はこうでなくっちゃ!
- 名作ミュージカル?いえ今や謎解きムービー
- 何雨に向かって歌ってんだよ、バカ野郎!
恋愛、 ミュージカル
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間103分
- 監督ジーン・ケリー
- 主演ジーン・ケリー
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「イヴの総て」のジョセフ・L・マンキーウィッツが監督した作品で、L・C・モイズィッシュのスパイ実話を映画化したもの。製作は「出獄」のオットー・ラング。原著を「陽の当る場所」のマイケル・ウィルソンが脚色。撮影は「砂漠の鬼将軍」のノーバート・ブロディン、音楽はバーナード・ハーマン(「戦慄の調べ」)の担当である。主演は「砂漠の鬼将軍」のジェームズ・メイスンに「輪舞」のダニエル・ダリュウで、以下「黒ばら」のマイケル・レニー、「イヴの総て」のウォルター・ハムデンが共演、舞台からオスカー・カールウェイズが参加している。
ネット上の声
- 第2次世界大戦下の1944年にあった史実
- 最後に笑ったのは…
- 地味なおじさんばかり出てくるので戸惑ったが、大変おもしろい!!!史実を基にしてい
- 44年にトルコで起こった英国大使館職員によるナチスへの情報漏えいという実話を描い
サスペンス
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督ジョセフ・L・マンキウィッツ
- 主演ジェームズ・メイソン
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ウィリアム・インジの舞台劇の映画化で、「底抜け落下傘舞台」のハル・B・ウォリスが製作にあたった1952年作品。脚色はケッティ・フリングス、監督は舞台の演出を担当したダニエル・マンである。撮影は「その男を逃すな」のジェイムス・ウォン・ハウ、作曲はフランツ・ワックスマン。主演は舞台と同じシャーリー・ブース(52年アカデミー主演女優賞獲得)と、「真紅の盗賊」のバート・ランカスターで、テリー・ムーア(「猿人ジョー・ヤング」)、リチャード・ジャッケル「暴力帝国」、フィリップ・オーバー、リザ・ゴルム、ウォルター・ケリーらが助演する。
ネット上の声
- お気の毒だが、シバは帰らない方がよさそう。
- シリアスなドラマ・・・
- 若き日の過ち
- 禁酒失敗シーン「そうこなっくちゃなあ!」って元気になってしまいカスの鑑賞者だった
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間99分
- 監督ダニエル・マン
- 主演バート・ランカスター
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ゲイリー・クーパー扮する保安官が4人の無法者にたった1人で立ち向かう姿をリアルな描写で描き、1953年・第25回アカデミー賞で主演男優賞など4部門を受賞した傑作西部劇。ジョン・W・カニンガムの短編小説を基に「戦場にかける橋」のカール・フォアマンが脚色を手がけ、「地上より永遠に」などの名匠フレッド・ジンネマンがメガホンをとった。1870年、西部の小さな町ハドリービル。保安官ウィルは結婚を機に退職し、町を出ようと考えていた。そんな彼の元に、かつて逮捕した無法者ミラーが釈放され、仲間を引き連れて復讐にやって来るという急報が届く。ウィルは町の人々に加勢を頼むが、誰もがミラーを恐れ協力を拒否。ウィルはたった1人で4人を相手に戦うことを決意する。ヒロイン役には当時ほぼ無名だったグレイス・ケリーが抜てきされ、一躍注目を集めた。
ネット上の声
- 単なる娯楽作品の枠を超えた画期的な西部劇
- クーパーとジョン・ウェインの違いが出た
- 本作は最初の「大人向けの西部劇」と評価
- シリアスな心理劇であり、人間ドラマ。
西部劇
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間84分
- 監督フレッド・ジンネマン
- 主演ゲイリー・クーパー
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19世紀末のパリ。貴族の出身ながら、子供時代の事故が原因で体が不自由だった画家ロートレック。孤独な貧乏生活を続けていた彼はキャバレー“ムーラン・ルージュ”に毎夜訪れ、ダンサーたちをスケッチしていた。その帰り道、彼はある女性と知り合い、恋に落ちる。しかし彼女との関係は長く続かなかった……。画家を志していたジョン・ヒューストン監督が印象派の巨匠ロートレックの短い生涯を美しい映像で綴る。
ネット上の声
- 『ラ・ボエーム』繋がりで『ムーラン・ルージュ』の話を👠💋
- デフォルメをデフォルメするとは、さすがの演出家
- 大したことないんだけど、泣いちゃった映画
- 孤独な心にジワリと迫る下町酒場の粋な夜
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国イギリス,アメリカ
- 時間120分
- 監督ジョン・ヒューストン
- 主演ホセ・ファーラー
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現存のアメリカの女性歌手ジェイン・フロマンの半生を描くテクニカラーの音楽映画で、製作、脚本は「廃墟の群盗」の故ラマー・トロッティ、監督は「夫は偽者」のウォルター・ラングの担当。音楽監督はケン・ダービイ、撮影はレオン・シャムロイ。主演は「キリマンジャロの雪」のスーザン・ヘイワード、「虐殺の河」のロリー・カルホーン、「人生模様」のデイヴィッド・ウェインで、セルマ・リッター「イヴの総て」、ロバート・ワグナー「栄光何するものぞ」、ヘレン・ウェスコット「脱獄者の秘密」、ユーナ・マーケルらが助演。製作1952年。
ネット上の声
- 第二次世界大戦中に足を負傷しながら兵隊の慰問活動を積極的に行ったジェーンフローマ
- 第二次大戦中、積極的に前線の慰問に行った歌手、ジェーン・フローマンのお話
- 軍の慰問に行って次々と兵士の出身地を題材に歌い上げるくだりは圧巻
- 伝説の歌手ジェーン・フローマンの伝記を描いたミュージカル
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間117分
- 監督ウォルター・ラング
- 主演スーザン・ヘイワード
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「サムソンとデリラ」のセシル・B・デミルが1952年に製作・監督したテクニカラーのサーカス映画で、世界最大のサーカスといわれるリングリング・ブラザース=バーナム・アンド・ベイリー一座の協力によるもの。52年度のアカデミー作品賞とデミルにアーヴィング・サルバーグ賞が与えられた。フレドリック・M・フランク「サムソンとデリラ」、バリー・リンドン「スピード王(1950)」、シオドア・セント・ジョンの3人が書き下ろしたストーリイを、M・フランクとセント・ジョンにフランク・キャヴェット「ミズーリ横断」が協力して脚色した。撮影は「サムソンとデリラ」のジョージ・バーンズ、音楽はヴィクター・ヤングの担当。出演者は「ポーリンの冒険」のベティ・ハットン、「永遠のアンバー」のコーネル・ワイルド、TVスター、チャールトン・ヘストン、「南米珍道中」のドロシー・ラムーア、「渓谷の銃声」のグロリア・グレアム、「怒りの河」のジェームズ・スチュアート、この作品の製作補佐を兼ねるヘンリイ・ウィルコクスン「血闘」、ライル・ベトガー「武装市街」、ローレンス・ティアニイ「犯罪王ディリンジャ」らである。
ネット上の声
- アカデミー作品賞を受賞した、スペクタクルサーカス映画
- 「恋愛映画」史上最大の大風呂敷感
- 映画って、すごいもんだ…と再認識
- 舞台裏は陳腐だけど、舞台は最高
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間152分
- 監督セシル・B・デミル
- 主演チャールトン・ヘストン
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「真昼の決闘」のスタンリー・クレイマーが1952年に製作した作品で、犯罪心理学者ドナルド・パウエル・ウィルソンの原作を「嵐を呼ぶ太鼓」のマイケル・ブランクフォートが脚色し、アルゼンチン出身のヒューゴー・フレゴニーズ「吹きすさぶ風」が監督に当たった。撮影はガイ・ロー、音楽は「楽園に帰る(1953)」のディミトリ・ティオムキン。出演者は「雨に唄えば」のミラード・ミッチェル、「タルファ駐屯兵」のギルバート・ローランド、ジョン・ビール、「愛の決断」のマーシャル・トムスン、アルフ・シェーリン、「真昼の決闘」ノヘンリー・モーガン、ジェイ・アドラーら。
- 製作年1952年
- 製作国アメリカ
- 時間104分
- 監督ヒューゴ・フレゴネーズ
- 主演ジョン・ビール