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長編デビュー作「ヒア・アンド・ゼア」でカンヌ国際映画祭批評家週間グランプリを受賞したスペインの俊英アントニオ・メンデス・エスパルサが、同作に続いて手がけた長編第2作。舞台はアメリカ・フロリダ州で、現地で暮らすアフリカ系アメリカ人一家の苦境を描いた英語作品となっている。
フロリダに暮らすレジーナは、ダイナーで働きながら2人の子どもを育てている。思春期真っただ中の息子アンドリューは、たびたび問題を起こし、現在は保護観察中だ。そんなアンドリューの不安や焦燥は、レジーナに新たな恋人が現れたことによってさらに大きくなっていく。
前作「ヒア・アンド・ゼア」同様、地元住民をキャストに起用してリアルな描写を追求。2017年サン・セバスチャン国際映画祭で国際批評家連盟賞、2018年フィルム・インディペンデント・スピリット賞でジョン・カサベテス賞を受賞。日本では2017年・第30回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で上映され、2025年に特集上映「アントニオ・メンデス・エスパルサの映画」で劇場初公開。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国スペイン,アメリカ
- 時間113分
- 監督アントニオ・メンデス・エスパルサ
- 主演アンドリュー・ブリーチングトン
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「ヒア・アンド・ゼア」「ライフ・アンド・ナッシング・モア」で高い評価を得たスペインのアントニオ・メンデス・エスパルサ監督による長編3作目で、初のドキュメンタリー作品。
アメリカ・フロリダ州タラハシーの家庭裁判所では、虐待や育児放棄などを理由に保護された子どもたちについて、親のもとに戻すべきかどうかをめぐって、さまざまなケースが審理されている。裁判所は法に基づき、可能な限り早期かつ安全な家族の再統合を目指しているが……。本作は、2019年に記録された300件以上の審理の中から、象徴的な事例をピックアップして構成された。
前作「ライフ・アンド・ナッシング・モア」制作時に取材した裁判官が勤務する家庭裁判所での実際の審理を、ダイレクト・シネマ的手法で記録。裁判官、検察官、弁護士、児童家族局の職員、里親、ソーシャルワーカーら、それぞれの立場で子どもたちの未来に向き合う姿を丹念に映し出す。日本では2020年の第33回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門で上映され、2025年に特集上映「アントニオ・メンデス・エスパルサの映画」で劇場初公開。
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国アメリカ,スペイン
- 時間115分
- 監督アントニオ・メンデス・エスパルサ
- 主演---
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スペインの新鋭アントニオ・メンデス・エスパルサ監督が、出稼ぎ先から久々に帰郷した父親の姿を通して、家族の絆やその裏にある喪失感をリアルにつづったヒューマンドラマ。
アメリカで出稼ぎしていたメキシコ人男性ペドロが、数年ぶりに故郷メキシコの村へ帰ってくる。ペドロは家族との距離感や変わりゆく村の暮らしに戸惑いながらも、少しずつ家族との絆を取り戻そうとするが……。
登場人物の多くに実際の村人を起用し、フィクションとドキュメンタリーが交錯する独自のスタイルで描いた。劇中歌をペドロ本人が手がけている。2012年・第65回カンヌ国際映画祭の批評家週間でグランプリを受賞。日本では2012年・第25回東京国際映画祭の「WORLD CINEMA」部門で上映され、2025年に特集上映「アントニオ・メンデス・エスパルサの映画」で劇場初公開。
ネット上の声
- 『Aquí y Allá』 こういう映画が好み。人の心や歩みがわか...
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国スペイン,アメリカ,メキシコ
- 時間110分
- 監督アントニオ・メンデス・エスパルサ
- 主演ペドロ・デ・ロス・サントス・フアレス
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スペインのアントニオ・メンデス・エスパルサ監督が手がけた異色のサスペンス。
マドリードに暮らすルシアは、勤めていた会社の倒産を機にタクシー運転手へと転身する。そこで彼女を待っていたのは、個性豊かな乗客たちとの出会いだった。ルシアは、かつてオペラ「トゥーランドット」のアリア「誰も寝てはならぬ」に導かれるようにして、謎めいた男性と出会い、いまもその男性に思いを寄せていた。彼は自分を「トゥーランドット」に登場する王子になぞらえて「カラフ」と名乗り、こつ然と姿を消してしまった。ルシアは自らを姫に重ね合わせ、いつか彼が自分のタクシーに乗り込んでくることを夢見るが……。
監督のアントニオ・メンデス・エスパルサは、2012年に「ヒア・アンド・ゼア」でカンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ、2017年に「ライフ・アンド・ナッシング・モア」でインディペンデント・スピリット賞ジョン・カサベテス賞を受賞するなど、注目を集める俊英。主人公ルシアを演じたマレーナ・アルテリオは、本作でスペイン版アカデミー賞ともいわれるゴヤ賞で主演女優賞を受賞した。
ネット上の声
- かわいそうじゃない
- 序盤の会話シーンのとき、背後で一定のリズムでずっと揺れているベビーカーが気になっ
- 最初は前向きに明るく生きる話かと思いきや、トゥーランドットごっこやりきってやった
- もうすぐ閉館となるため名残惜しさもあり、「新宿シネマカリテ」で鑑賞しました
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2023年
- 製作国スペイン,ルーマニア
- 時間122分
- 監督アントニオ・メンデス・エスパルサ
- 主演マレーナ・アルテリオ