頭部を強打してヒプナゴジア(半覚醒)に陥った元映画監督が、脳内でアクション映画の世界を駆けめぐる姿を描いたフィリピン発の奇想天外コメディ。
かつてフィリピン映画界で活躍した女性監督レオノール・レイエスは、引退して72歳になり、借金や息子との関係悪化に悩む日々を送っていた。ある日、新聞で脚本コンクールの記事を目にした彼女は、未完だったアクション映画の脚本に取り組むことに。そんな矢先、レオノールは落ちてきたテレビに頭をぶつけてヒプナゴジアに陥り、脚本の世界に入り込んでしまう。息子は必死に母を現実の世界へ引き戻そうとするが……。
フィリピン人として初めて英国ロイヤル・ナショナル・シアターで公演を行った名優シェイラ・フランシスコが、主人公レオノールをチャーミングかつエネルギッシュに演じた。監督・脚本はマニラ出身の新鋭マルティカ・ラミレス・エスコバル。2022年サンダンス映画祭ワールド・シネマ(ドラマ)部門で審査員特別賞を受賞。
ネット上の声
- 元映画監督のおばあちゃんの意識と劇中劇とが絡まり合って広がる、ゆる〜っとした世界
- 視聴中ずっと存在している意図的な違和感があり、それらはあとから説明できるように状
- フィリピンの映画、というものにそもそも馴染みがなく、どんなお話なのかイメージがま
- 半覚醒状態に陥った老女が、自らの脚本による映画の幻想の中で過去の罪と向き合って行
アクション
- 製作年2022年
- 製作国フィリピン
- 時間99分
- 監督マルティカ・ラミレス・エスコバル
- 主演シェイラ・フランシスコ