文化庁委託事業「ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクト」の2020年度に製作された短編3作品のうちの1作。食の情報誌「織る日々」の編集者・相島文は、上司である皆月の執拗なプレッシャーにさらされ、そのストレスで味覚障害になってしまう。調味料をかけて無理やり食事をかき込む日々が続き、限界が間近に迫っていたある時、あこがれのエッセイスト・芳村花代子が文の出版社に打ち合わせにやってくる。花代子は文が担当している連載記事のファンだと言い、その言葉にうれしくなる文だったが……。監督は、京都造形芸術大学映画学科で高橋伴明、福岡芳穂らに映画制作を学び、卒業制作の「カルチェ」がPFFアワード2018入選、第19回TAMA NEW WAVEグランプリ受賞など高い評価を受けた植木咲楽。
ネット上の声
- ラストシーンは、脳内ライブで落ち着いた渡辺えみさんが微笑んでいるような感じが良か
- 主人公にあの脳内が生まれた経緯が気になったのと、主人公が自分を大事にしてない描写
- 仕事で上司の度重なるパワハラのストレスで味覚障害となる文
- 味覚障害の美食ライターがまた取材へ向かうが・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督植木咲楽
- 主演安田聖愛