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劇団「MONO」代表で劇作家、演出家として活躍し、映画「約三十の嘘」の脚本なども手がけてきた土田英生が、自身の小説「プログラム」を原案にメガホンをとった初映画監督作。ある地方都市を舞台に、人々が突然眠りに落ちていく原因不明の現象が起こるなか、さまざまな人が過ごす、それぞれの最後の短い時間を、緩やかなつながりとともに描く。ある穏やかな天気の朝、次々と人が倒れ、眠りに落ちていく。原因不明の状況に残された者たちは戸惑うばかり。テレビも放送が止まり、ネットも更新されず、世界中で同じ現象が起きているようだった。そして、残された人々も順番に眠りに落ちていく。
ネット上の声
- かなり前に出町座で観賞🎬
- 謎の眠りにより、次々に起きている人が居なくなる時、避難所でのそれぞれの姿を群像劇
- この映画中に流れることでちょっと間の抜けた感じになるドヴォルザークが良かった〜
- 眠過ぎてこっちが登場人物たちより先に眠ってもうた
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督土田英生
- 主演金替康博
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「ソウル・フラワー・トレイン」「ねこにみかん」「三十路女はロマンチックな夢を見るか?」などの脚本を手がけてきた上原三由樹がメガホンをとり、アラフォーのヒロインが親友の死による喪失から再生していく日々を描いたドラマ。
40代で独身、税理士として働く郁子には、彼女にしか見えない影の存在があり、彼女はその影を「旦那」と呼んで心の支えにしていた。そうした少し変わったところのある郁子だが、一般的にはごく普通といえる生活を送っている。そんなある日、同じ事務所で働き、20年来の親友でもある妙子が急死する。妙子とは信頼関係を築いてきたと思っていた郁子だったが、妙子の残した仕事から彼女が横領をしていたことを知ってしまう。友情や正義感、信念など、さまざまな気持ちに揺れる郁子は、自分の気持ちにけりをつけるため、ある行動に出る。
映像作品から舞台まで幅広く活躍する及川奈央が坂井郁子役で主演。「リップヴァンウィンクルの花嫁」などに出演した鳥谷宏之が郁子を支えることになる男性・田代悠大、お笑いコンビ「たんぽぽ」の川村エミコが親友の妙子をそれぞれ演じた。
ネット上の声
- さわれるって、いいね
- 刺激的に展開しようと思えばいくらでもできたであろう題材を敢えて暴れさせず、そこに
- アラフォーのヒロインの身に起こる諸々を綴ったヒューマンドラマ
- アフタートークの方が面白かったかも
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督上原三由樹
- 主演及川奈央
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文化庁委託事業「ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクト」の2019年度に製作された短編3作品のうちの1作。28歳の地味なOL・鈴木恵は、「婚期を逃した孤独な女性」と陰口を叩かれている先輩・小山聡子のようにはなりたくないと、結婚相談所に入会する。次から次へと婚活男性に会ってみる恵だったが、これまで自分自身としっかり向き合ってこなかったこともあり、相手を見つけられないまま疲れ果てていく。そんなある日、街で偶然会った聡子の自宅へ招かれた恵は、彼女の意外な一面を知る。主演は「2つ目の窓」の阿部純子。監督は、2018年の初長編「wasted eggs」がタリン・ブラックナイツ映画祭に正式招待、イタリアのレッジョ・エミリアアジア映画祭でも上映された川崎僚。
ネット上の声
- お局への陰口っぽな題
- 理想と印象と現実と
- 独身でいつも他人の代理出勤ばかりしてる職場の先輩みたいになりたくないと思っている
- 「あなたみたいに、なりたくない」は両方のセリフやったという衝撃
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間29分
- 監督川崎僚
- 主演阿部純子