愛する父の死を、ユーモアと映画の力で何度も“殺して”乗り越えようとする娘の、型破りなドキュメンタリー。
舞台は現代のアメリカ。映画監督のカーステン・ジョンソンは、認知症を患い、人生の終わりが近づいている父ディック・ジョンソンとの別れに直面。彼女は避けられない父の死という現実を受け入れるため、奇想天外な方法を思いつく。それは、スタントマンを使い、様々な“死に方”を父自身に演じてもらうこと。エアコンの室外機が頭に落ちてきたり、階段から転げ落ちたり。父の死を何度もシミュレーションすることで、父と娘は残された時間を慈しみ、死とユーモアを交錯させながら絆を深めていく。愛と喪失、そして家族の記憶を巡る、前代未聞の感動ドキュメンタリー。
ネット上の声
- 認知症を発症した父親を題材にしたドキュメンタリーで、内容的には昔観た邦画の「エン
- 自分の死に様をこんなにユーモアあるビデオとして残して貰えるなら、素晴らしい親孝行
- 映画監督の娘が、認知症が進行し次第に昔のようではなくなっていく父親を描くドキュメ
- 「年老いた父」「やがて死を迎える父」をどう受け入れるのか…
ドキュメンタリー
- 製作年2020年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督キルステン・ジョンソン
- 主演ディック・ジョンソン