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一緒に行くはずだったワークショップを夫にキャンセルされた詩織(菊地敦子)は、同僚から紹介された代行業者の淳之介(松岡眞吾)に夫役を依頼。淳之介に満足した詩織は夫に内緒でアパートを借り、彼と疑似夫婦生活を始める。夫とレンタル夫との間を行き来する二重生活を送る中で、詩織は封印したかつての夢や、心の奥底に眠る新たな感情に次第に気づいてゆく……
ネット上の声
- 主人公の詩織はケガによりダンサーとして自信を失い、私生活でも夫からの愛情の欠如と
- 映画を見るうえでは作品あるいは監督として評価しなくてはいけないなと思いながらも、
- 夫のワイシャツ匂い嗅いで不倫知る…おいおい昭和のTVドラマかよ(笑 演出がとにか
- フィクションを積み重ねた上で菊池敦子さんがとてつもなく美しいショットがあった
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本,中国
- 時間104分
- 監督余園園
- 主演菊地敦子
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「一礼して、キス」「青夏 きみに恋した30日」などの商業作品からピンク映画、自主制作映画など幅広く活動する古澤健監督が、講師を務めた映画美学校のアクターズコースで出会った俳優たちと作り上げた作品。
2019年、福島県郡山市にある廃ビル内でタイムスリップの実験が行われていた。同じころ、東京都国分寺市の住宅街にある一軒の空き家では、自主映画の制作のため俳優たちが集まっていた。しかし脚本がなかなか上がってこず、俳優たちは待ち時間の間、その空き家でさまざまな不穏な体験をする。やがて、そのうちのひとりが謎めいた失踪を遂げてしまい……。
出演は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022優秀作品賞受賞作「ダブル・ライフ」の菊地敦子、舞台を中心に活躍しながら映画「春原さんのうた」などにも出演する深澤しほ、テレビアニメ「ぼのぼの」で声優を務める雪深山福子ら。俳優たちのスケジュールにあわせ、その日に撮影できる内容の脚本を古澤が書き上げて撮影するという実験的な試みで進められ、あしかけ4年をかけて撮影・完成した。
ネット上の声
- 委ねればよいってものでもない
- パラドックス
- 映画を撮ることは見ること
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督古澤健
- 主演秋本ふせん
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「眠り姫」「サロメの娘」など実験的な作品を数多く手がける異才・七里圭監督が、横浜を舞台にした連作ショートフィルム「Life works」の一編として製作した短編作品。2人で1人の小説家を演じて暮らしていた三枝子と恵那だったが、恵那が精神のバランスを崩し、夜な夜な酔客からネクタイを奪うという奇行に走った挙句、行方をくらませてしまう。失踪した恵那を捜す三枝子は、残されたネクタイに見合う男、日高と出会う。そして恵那の捜索を続けるうちに、地図にない街の存在が浮上し……。2019年12月、東京・アップリンク吉祥寺の「七里圭・最新短編+長編6作 日替わり特集」で都内劇場初公開。
ネット上の声
- 西尾佳織さんって名前しか知らなかったのだが、でその状態で映画を見た 菊地敦子さん
- セリフも編集テンポも色遣いも意外なほどはっちゃけてる
- ほぇぇ、勉強不足含めて理解を拒まれている、、
- 軽やかだけど、なんか不気味な空気が漂う作品
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間15分
- 監督七里圭
- 主演菊地敦子
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兎を妊娠した1人の女性を主人公に幻想的な世界が展開するファンタジー。子どもの頃にダンサーになる夢を抱いていた朝子。幼い朝子に、彼女の父は「苦しい時にユゲンティアに行けば夜空を飛ぶ兎が守ってくれる」と教えてくれたあと、姿を消す。大人になった朝子は、産婦人科の医師から兎を妊娠したことを告げられる。悩んだ朝子は父が残した兎のぬいぐるみを前に、父が話してくれたユゲンティアの兎の話を思い出したまま深い眠りに落ちていく。主人公・朝子役を「Necktie」の菊地敦子肯んじる。監督は作曲家として万田邦敏監督の短編作品などで音楽を手がけ、本作で長編映画監督デビューとなるアンドリュー・シン。
ネット上の声
- アフタートークショー付き上映だったので色々話が聞けて良かった
- ファンタジー映画を低予算でとると自滅する
- 演技が学芸会レベルだった
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督Andrew Shin
- 主演菊地敦子
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中国の名門・北京電影学院を卒業後、日本に留学して映像制作を続ける中国人女性監督・余園園(ヨ・エンエン)が手がけた長編映画。長編デビュー作「ダブル・ライフ」でSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2022の国内コンペティション部門で最優秀長編作品賞を受賞した余監督が、アントン・チェーホフの戯曲「かもめ」にのせて、夫と死別した女性が味わう喪失と再生の日々を描く。
舞台女優の里見春は夫と死別し、心に傷を抱えながらも「かもめ」の公演に挑んでいた。しかし死後に明らかになった夫の秘密と、舞台の役が重なり、やがて演技に支障をきたすようになる。そんな中、夫の愛人を名乗る女性が現れて……。
夫と死別した主人公の里見春役を、劇団「青年団」に所属し、舞台を中心に活動する永山由里恵が担当。永山にとっては、2014年に公開された万田邦敏監督の「イヌミチ」以来の映画主演作となる。亡き夫を巡るもうひとりの登場人物である望月ひかりを、七里圭監督の「Necktie」などに出演してきた菊地敦子が演じた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本,中国
- 時間133分
- 監督余園園
- 主演永山由里恵