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「コーンフレーク」「ミは未来のミ」の監督・磯部鉄平とインディペンデント映画で数多く活躍する俳優の辻凪子が2020年より手がけてきた短編シリーズ「凪の憂鬱」の続編となる長編映画。福岡インディペンデント映画祭2020で優秀作品賞と俳優賞を受賞した短編「凪の憂鬱 高校生編」、YouTubeとTwitterで公開されたミニドラマシリーズ「凪の憂鬱 大学生編」に続き、社会人になった主人公・凪が過ごす初めての有給休暇を描く。
大阪で契約社員として働く凪には1年前から付き合っている恋人がいるが、初めての有給休暇の前日に振られてしまう。個性豊かな仲間たちに振り回されながら、怪談をしたり、ライブに行ったり、ゲートボールをしたり、かつて好きだった人に再会したりするうちに、凪のメランコリックな休暇は過ぎていく。
共演は「シュシュシュの娘」の根矢涼香、「裸足で鳴らしてみせろ」の佐々木詩音。
ネット上の声
- 大阪から届いたちょっと変わったクセになる味わい
- リアルなコロナ時代のドラマ
- コメディエンヌ
- 良くも悪くも平坦な感じかなと思ってたら、しっかり気持ちが動く瞬間もあってよかった
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督磯部鉄平
- 主演辻凪子
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「ミは未来のミ」の磯部鉄平監督が、夢と現実に悩んでぶつかり合う20代後半の同棲カップルをリアルに描いたラブストーリー。
同棲7年目になる恋人・裕也と暮らす保険外交員の美保は、音楽の夢を捨てきれず自堕落に生きる裕也との生活に居心地の良さを感じながらも不安を抱えていた。職場の後輩は美保を頼ってばかりで、上司からは嫌味を言われ疲弊する日々。そんなある日、疲れて帰宅した彼女は、裕也がバイト先の後輩・朱里と連絡を取り合っていることを知り、口論の末に彼を家から追い出してしまう。行き場を失った裕也と、家で1人になった美保は、それぞれの夜を過ごすことになるが……。
「真夜中モラトリアム」のGONが裕也、「オーバーナイトウォーク」の高田怜子が美保を演じた。「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020」国内長編部門で観客賞を受賞。
ネット上の声
- 見慣れた風景が盛りだくさん
- エンドロールでの「コーンフレーク」はフェードアウトしゃなくて「愛しかないんだー!
- ただただ何でもない日々が流れていって「なんだ?」と思っていたのに、ラストをむかえ
- 6年目の二人の生活がほのぼのと綴られて、"子供染みた男の一夜"と"成熟した大人な
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督磯部鉄平
- 主演GON
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大阪を舞台に、真面目で物憂げな青年と型破りで行動的な女性が織りなす恋の行方を描いた青春恋愛映画。
恋人の咲と別れたばかりのフリーター・新平は、映画館で出会った佳純と意気投合し、夜の街で一緒に過ごす。その後、新平の職場であるカフェで佳純が働き始める。突然の再会に驚く新平だったが、佳純から恋人の浮気調査を手伝ってほしいと頼まれて探偵の真似ごとをする羽目に。新平は強引な佳純に振り回されながらも、徐々に彼女にひかれていく。
「きみはいい子」「ちはやふる」シリーズの加部亜門が新平役、「猫は逃げた」の山本奈衣瑠が佳純役でそれぞれ主演を務め、「卍」の黒住尚生、「最後の審判」の永瀬未留、「凪の憂鬱」の辻凪子、「東京遭難」の木原勝利が脇を固める。監督は「コーンフレーク」「凪の憂鬱」の磯部鉄平。
ネット上の声
- そしてゆっくりと夜が明ける。
- 映画館でタコ焼き
- 夜の間に留まる新平と佳純を軸に、心の安らぎ、誰かへの怒り、大人になりきれない日々
- バイト(遅番)が終わってから次の日の朝までの時間ってゆっくりなようであっという間
青春
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督磯部鉄平
- 主演加部亜門
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短編「予定は未定」がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018で短編コンペティション部門の優秀作品賞を受賞した磯部鉄平監督の初長編作品。親友の名誉を守るため、ある計画を立てる高校生たちのおかしくも切ない青春を描いた。高校3年生の拓也は秋になっても進路を決められず、焦りを感じながらもダラダラと毎日を過ごしていた。そんなある日、仲良しグループの高木が交通事故に遭う。拓也は皆で交わしたある約束を果たすため、仲間を集める。「赤色彗星倶楽部」「彼女はひとり」など、インディペンデント映画の注目作に多数出演する櫻井保幸が主演を務めた。
ネット上の声
- 交通事故で急死した友人と生前に交わした約束を果たそうとする仲間達の奮闘を描いた物
- 若い頃、未来には可能性や夢が一杯詰まっていると言われたりするけれど、現実的には才
- (シアター減点すべきか、録音整音のせいか、はたまた私の耳に何か詰まってたのか)音
- だらだらと続く男子高校生達の会話は極めて退屈で何も印象に残らない
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間60分
- 監督磯部鉄平
- 主演櫻井保幸
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「予定は未定」でSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018短編コンペティション部門の優秀作品賞を受賞した磯部鉄平監督が、同年に手がけたもう1本の作品。東京で売れない女優をしている27歳のさくらは、ヌードの仕事のオファーを受けるかどうか、思い悩んでいた。そんな時、故郷から姉の百合子が突然さくらのもとを訪ねてくる。故郷を捨てた妹と故郷を離れなかった姉。2人は過去の思いを振り返りながら、下北沢から新宿まで、夜中の散歩に出る。さくら役は、舞台を中心にドラマや映画にも出演する高田怜子。姉の百合子役は、実写版「るろうに剣心」「進撃の巨人」シリーズなどにも出演し、アクション女優としても定評のある屋敷紘子。20年6月、「予定は未定」とあわせて2本立てで劇場公開。
ネット上の声
- いくつか監督の作品を拝見してますけど
- 【姉妹で深夜に歩いて隠し事なくイロイロ話せば、人生に迷っていた、お互いの未来が何となく見えてくるよ。】
- 売れない女優のさくらは巨匠が撮る映画のセリフもないのにヌードな役の出演を打診され
- 散歩始まるまでは嫌な人や平凡な人がわちゃわちゃしてて良かったけど、始まってからは
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間43分
- 監督磯部鉄平
- 主演高田怜子
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ストレスを抱えながら面白味のない日々を暮らす麻来修は、フラれた元彼女の結婚式に向かうが寸前で怖気づき引き返す。路上でパントマイムを行うリナは、就職活動中だが将来に対しイメージできない。やけ酒を煽り、泥酔状態の麻来はパフォーマンス中のリナに絡む。翌日、リナは麻来の忘れ物を返しに行く。再会した2人はなぜか一緒に海に行くことになる。(C) belly roll film
ネット上の声
- 冴えない人生を過ごす男女が偶然出会い、なりゆきで海にいくロードムービー的ショート
- 雰囲気だけと言われればそうなのかもと思いつつも、鬱屈した日々をどうにかしたいと悩
- わたしは何でもない日に行く何でもない海がすきで、だからこの何でもない感じが結構す
- 狭い息苦しい世界で僕たちは勝手に傷ついたり救われたりしている
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督磯部鉄平
- 主演時光陸
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2018年の短編「予定は未定」、19年の初長編作「ミは未来のミ」がともにSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で受賞した磯部鉄平監督が、17年に手がけた短編作品。高校の仲良しグループだった南波、権田、時光、西河、丘田の5人は、リーダー的存在だった松元麻衣子の葬式帰りにささやかなお別れ会をする。久しぶりの再会に話も弾み、卒業の時に仲間で埋めたタイムカプセルを掘り起こし、松元の秘密を暴こうと真夜中の河川敷に向かうことになるが……。「ミは未来のミ」劇場公開で併映(短編「そしてまた私たちはのぼってゆく」と日替わり)。
ネット上の声
- 旧友が死んでも湿っぽくなりすぎてない、かといって平然としているわけでもない虚脱感
- 学生時代にはいい思い出がないので、こういった昔馴染み的な集まりは少しだけ憧れる
- HDDの恥ずかしいデータなら消去してほしいと思うけど、筆跡などの故人が思い出せる
- 仲が良かったはずなのにあの頃とは違う絶妙な距離感、よくわかる
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間23分
- 監督磯部鉄平
- 主演南羽真里
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信越放送創立70周年を記念して製作された作品で、長野県千曲市を主な舞台に描く。都会から田舎に移住した青年・風太は、まじめに畑仕事に取り組むが、なかなか満足な収穫が得られず、家と農地を買う際に借りたお金の返済を迫られていた。風太のもとにふらりと現れ、いつしか内縁の妻となっていた実(みのり)は、困っている風太の様子を見て、自分の指輪を差し出す。見るからに高価そうなその指輪を、お金に換えるよう諭された風太は、ためらいながらも町に出るが、そこで怪しい男に指輪をだまし取られてしまう。男を追った風太は、たどり着いた酒場で洋子という名の魅惑的な女性と出会うが……。主人公の風太役に「仮面ライダーオーズ」の渡部秀、実役に剛力彩芽。そのほか橋本マナミ、渡辺裕之、「BOYS AND MEN」の勇翔らが共演する。監督は「ミは未来のミ」の新鋭・磯部鉄平と「タロット探偵ボブ西田」などをプロデュースしてきた源田泰章。主題歌を絢香が歌う。
ネット上の声
- 予算が少ないのは分かるけれど
- ファンタジーだったのか〜
- 少し物足りないかも
- 途中から…え?
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督磯部鉄平
- 主演渡部秀
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2018年のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で短編コンペティション部門の優秀作品賞を受賞した短編映画。40歳を目前に独身の純子は、お節介な叔母からお見合いを勧められるがピンとこない。そんな彼女のもとにある日、ひとつの紙飛行機が飛んでくる。開いてみると、その紙は男性の欄だけが埋められた婚姻届で……。「フリーダ・カーロの遺品」「見栄を張る」などの映画制作に携わり、2016年から自らも短編映画のメガホンをとりはじめた磯部鉄平監督が18年に手がけた。SKIPシティ国際DIシネマ映画祭のほか、福岡インディペンデント映画祭の40分ムービー部門最優秀作品賞、大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門入選など、国内の多数の映画祭で高い評価を獲得。20年6月、磯部監督の短編「オーバーナイトウォーク」と2本立てで劇場公開。
ネット上の声
- 磯部鉄平監督の過去作、これは……「凪の憂鬱」と繋がってる?ひゃー鹿まで!
- 何とも駆け抜けたような時間
- 七、八年後のあたしなのか
- 鉄平を精力的に摂取
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督磯部鉄平
- 主演屋敷紘子
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初長編作「ミは未来のミ」がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019シティアワードを受賞した磯部鉄平監督が同年に手がけた短編で、第11回映像グランプリ優秀作品賞などを受賞した作品。楓、涼太、まな、朝陽、春香、創士、辰巳の7人は、高校時代の仲間だったが、辰巳は卒業前に亡くなってしまう。22歳になり、母校を訪ねてみようと集合した残りの6人は、立ち寄った図書室で降霊術の本を見つけ、その場のノリで降霊術の「かごめ」を始める。しかし、ただひとり乗り気でなかった楓には、卒業前に死んだ辰巳との間にある秘密があった。「ミは未来のミ」劇場公開で併映(短編「真夜中モラトリアム」と日替わり)。
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間34分
- 監督磯部鉄平
- 主演南羽真里