戦後混乱期の横須賀で外国人の父と日本人の母の間に生まれた女性の数奇な運命を描いたドキュメンタリー。
映像作家で和歌山大学教授の木川剛志監督は、自身のSNSに届いたアメリカからのメッセージをきっかけに、歴史に翻弄された女性・木川洋子の66年にも及ぶ悲痛な思いを知る。1947年、神奈川県横須賀市で外国人と思われる父と日本人の母・信子の間に生まれたバーバラ・マウントキャッスル(日本名:木川洋子)は、当時の過酷な環境下で育ち、5歳の時に母と別れて養子縁組で渡米。それから日本に帰ることも母に会うこともなく66年が経った。木川監督は横須賀市にある洋子のゆかりの場所から縁者を探し、彼女の母・信子の足跡をたどっていく。
俳優の津田寛治がナレーションを担当。東京ドキュメンタリー映画祭2021でグランプリを受賞した。
ネット上の声
- 生き別れた母を探す洋子さんの旅の中で蘇る記憶。その追体験。戦後混乱期の女性のリアル。
- 戦災孤児、混血児、知ってるようで知らなかった(T . T)
- 時代に翻弄されながらも、強く生きた母と娘の物語
- 洋子はオーシャン 母なる海
ドキュメンタリー
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督木川剛志
- 主演---