「眠り姫」「のんきな姉さん」など異色の作品で知られる七里圭監督が、現代詩人の吉増剛造に迫り、七里監督にとって初となったドキュメンタリー作品。
80歳を超えてなお旺盛な創作活動を続ける、日本を代表する現代詩人・吉増剛造が、2019年に京都のライブハウスでオルタナティブロックバンド「空間現代」と朗読ライブ「背」を開催した。その年の夏、吉増はかつて津波を引き起こした海に面する宿の小部屋で、窓から見える霊島・金華山をながめながら「詩」を書いた。その「詩」に歌人・斎藤茂吉の短歌からの引用を加え、マスクや目隠しを用いながら、声の限りに叫び、朗読し、その持てる力を使い透明なガラスにドローイングする。吉増の鬼気迫るライブパフォーマンスの記録から、吉増から放たれる言葉の背後を浮き彫りにしていく。
ネット上の声
- 序盤、作家がガラスを拭うだけで絵ができてしまっている
- 吉増剛造×空間現代の即興ライブパフォーマンス
- 窓というのは映画にとっても魅力的な素材だと思うが、肝心の吉増剛造のパフォーマンス
- 吉増剛造にも空間現代にも詳しくないのですが、終始サイヤ人のよくわからん次元の闘い
ドキュメンタリー
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間62分
- 監督七里圭
- 主演吉増剛造