「東ベルリンから来た女」のクリスティアン・ペッツォルトが監督・脚本を手がけ、“水の精・ウンディーネ”の神話をモチーフに描いた恋愛ドラマ。ベルリンの都市開発を研究する歴史家ウンディーネは、アレクサンダー広場に隣接するアパートで暮らしながら博物館でガイドとして働いている。恋人ヨハネスが別の女性に心変わりし悲嘆に暮れる彼女の前に、愛情深い潜水作業員クリストフが現れる。2人は強く惹かれ合い、新たな愛を大切に育んでいく。やがて、ウンディーネが何かから必死に逃げようとしているような違和感をクリストフが感じ取ったことをきっかけに、彼女は自分の宿命に直面することになる。「婚約者の友人」のパウラ・ベーアが神秘的なウンディーネを妖艶に演じ、2020年・第70回ベルリン国際映画祭で女優賞を受賞。クリストフ役に「希望の灯り」のフランツ・ロゴフスキ。
ネット上の声
- ベルリンの街並みを背景にしたミステリーとも捉え難いこのドラマは、欧州諸国における
- 私にとってクリストフの方が「水の精」に感じた。
- 現代のベルリンが精霊物語の舞台になった理由
- そうなんだ、水の精の話なんだ
ファンタジー
- 製作年2020年
- 製作国ドイツ,フランス
- 時間90分
- 監督クリスティアン・ペッツォルト
- 主演パウラ・ベーア