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何も起きない海辺の町で、大学生が見つけた一冊の日記。過去の謎が、彼の退屈な日常を静かに侵食し始める青春ミステリー。
海辺の静かな町で、退屈な大学生活を送る青年、凪。彼の日常は、古書店で偶然手にした一冊の古い日記によって一変。そこには、かつてこの町に住んでいたという女性の、切ない恋と謎めいた失踪の記録。日記の記述を追い、町の過去を調べ始める凪。彼は、日記の持ち主が抱えていた秘密と、町の住民たちが隠す過去に触れていく。凪いだ海のような日常に投げ込まれた一石。真実を追い求める彼の前に現れる、思いがけない結末とは。
ネット上の声
- 凪ちゃん、めっちゃ愛おしい!笑
- 大阪の空気感が最高。なんでもない日常が愛おしくなる映画だね。
- なにこれ、めっちゃ面白い!ゆるい会話と関西弁がリアルで、気づいたら世界観にどっぷりハマってた。凪のダサかっこいい感じも好き。
- 大きな事件は起きないけど、それが逆にリアル。ちょっと退屈に感じる人もいるかも。
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間98分
- 監督磯部鉄平
- 主演辻凪子
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世界の音を収集する青年と盲目の女性。二人が音だけで旅をする、瑞々しくも切ないボーイ・ミーツ・ガール。
舞台は現代の日本。青年・直己は、カセットテープに世界の様々な音を録音することが趣味。ある日、彼は事故で目が見えなくなった女性・美智と出会う。外に出ることを恐れる彼女のため、直己は「音で世界を旅させる」ことを思いつく。波の音、踏切の音、街の喧騒。二人は録音した音を頼りに、想像の中で世界中を旅する。次第に心を通わせていく直己と美智。しかし、彼らのささやかな世界にも、やがて現実の時間が迫ってくる。音で紡がれる、儚く美しい愛の物語。
ネット上の声
- 近年のぴあ最大の駄作
- 『オーファンズ・ブルース』を観たときちょうどこの映画が公開され始めた頃で、それか
- 音の映画であると同時に、足と手をめぐる映画
- 素晴らしい映画でした ずっと残っています
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督工藤梨穂
- 主演佐々木詩音
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大学の映像学科に通う雪緒は、女の体を様々な流動物で汚す様子を撮影している。ある日、彼は何気なく覗いた彫刻室で、一心不乱に石膏像を破壊している女・真衣と出会う。汚すことに美を見出す男と、壊すことで完成させる女。ふたりの芸術性と欲望は似ているのか、正反対なのか。一方、彼らの住む街では、通り魔が横行している……。
ネット上の声
- 青山シアターの配信サービスが終了(6/28まで)するということで鑑賞
- クラブシーン上から撮られると安直にいいなと思ってしまう
- 2016/10/29-2016/10/30 PFFアワード2016受賞作オールナ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間40分
- 監督吉川鮎太
- 主演佐々木詩音
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ユウキとマリアは上京して来た関西人同士。ふたりは、カップルというよりも友人のような感がある。そんな折、飲み会で終電を逃したマリアがユウキの家に泊まりに来ることになる。少しのすれ違いからはじまる男女のひとつの別れを、繊細な会話や瑞々しいやりとりから描き出
す作品。
ネット上の声
- 関西弁の会話の耳当たりや全体に流れる雰囲気は好きだけど
- 製作年2020年
- 製作国日本
- 時間20分
- 監督木島悠翔
- 主演佐々木詩音