ウクライナ軍の狙撃手として戦う主人公の目を通して、ロシア・ウクライナ戦争を描いた戦争アクション。
2014年、ウクライナのドンバス地方で戦争が始まり、物理学者のミコラは妊娠中の妻を殺されてしまう。平和主義者だったミコラは怒りにかられ、自らの主義を翻してウクライナ軍に入隊。過酷な訓練に耐え、みるみるうちにエリート狙撃手へと成長する。戦争は激化し、自分を育ててくれた先輩狙撃手もロシア軍に殺され、一層の復讐心をたぎらせるミコラ。そして2022年2月、ロシア軍が首都キーウへの攻撃を開始し、ミコラはロシア兵狙撃作戦に参加する。
ウクライナでは「伝説の狙撃手」として英雄視され、敵対するロシアからは恐れられる実在のスナイパー、マイコラ・ボローニンが脚本に参加し、復讐と戦争の狂気に取り憑かれた男の光と影を映し出す。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2023」上映作品。
ネット上の声
- 実在のスナイパーの半生を描いていて、ウクライナの伝説的スナイパー、マイコラ·ボロ
- スナイパー同士の息詰まる攻防を描いた映画かと思ったらそうでもなかった
- スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチさんが泣いている
- 狙えば殺し、狙われれば殺される狙撃兵
戦争、 アクション
- 製作年2022年
- 製作国ウクライナ
- 時間111分
- 監督マリアン・ブーシャン
- 主演パヴロ・アルドシン