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養鶏場を営む一家が織りなす奇妙な人間関係をシニカルに描いたブラックコメディ。俳優の牛丸亮が長編初メガホンをとり、「劇団うつろろ」が2021年に上演した同名舞台を映画化した。
とある田舎町で養鶏場を営む田中家に嫁いだ優子は、義姉の里実にいびられながら慎ましい生活を送っていた。ある日、優子の夫・良介と不倫関係にある渡辺咲が、養鶏場の住み込み従業員の面接を受けるため田中家へやって来る。面接を担当した優子は彼女が夫の不倫相手だと気づかぬまま採用を決めてしまい、一家と咲は奇妙な共同生活を送りはじめるが……。
「娼年」「最低。」の佐々木心音が優子役で主演を務め、「うみべの女の子」の石川瑠華が夫の不倫相手・咲、「あの頃。」の木口健太が夫・良介、「片袖の魚」の久田松真耶が義姉・里実を演じた。
ネット上の声
- 鶏の幸せとは?人間の幸せとは?
- 一番自分を持っているのは誰か
- 初監督でこれは凄い
- 深み感じた
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督牛丸亮
- 主演佐々木心音
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インディーズ映画「恋愛依存症の女」で注目され、「階段の先には踊り場がある」で商業作品デビューを果たした木村聡志監督が、自作の登場人物たちを共演させて描いた群像劇。東京国際映画祭アジアの未来部門にも出品された「違う惑星の変な恋人」から1年後の世界を舞台に、「階段の先には踊り場がある」に登場した先輩が主人公となり、木村監督作のキャラクターたちが織りなす恋愛模様を描く。
観覧車の中で先輩はアキに告白するが振られてしまい、気まずい会話の時間が続く。後日、バイト先のハンバーガー屋で先輩はなっちゃんに告白される。そして、それらの出来事の少し前、先輩はバー店員の澤と会っていた。そこで先輩は、澤を相手にカウンター越しにアキへの告白の予行練習をしていたのだが……。
先輩役は「階段の先には踊り場がある」に引き続き平井亜門、ヒロインのアキ役は木村作品に初登場の石川瑠華がそれぞれ演じた。まるぴが演じるバー店員の澤は、「違う惑星の変な恋人」で坂ノ上茜が演じていた澤の妹という設定。さらに、「階段の先には踊り場がある」から手島実優が扮する多部ちゃん、「違う惑星の変な恋人」から中島歩が演じるベンジーも登場する。
ネット上の声
- 屁理屈も恋バナもエンターテイメントです
- いやまさか、
- "階段の先には踊り場がある"を観たいとずっと思ってたけどちょうど同じ監督の作品見
- やっと映画版見れた...!木村監督の作品はカレーの口以外に相応しい〇〇の口ある❔
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督木村聡志
- 主演平井亜門
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第2回未完成映画予告編大賞MI-CANでグランプリを受賞した児山隆が、同受賞作を長編監督デビュー作として映画化。鳴かず飛ばずの写真家・小山田と読者モデルのユカ。2人は次第に距離を縮めていくが、ユカは小山田に体を許そうとはしなかった。そんな中、小山田が撮影した彼女の写真が2人の運命を大きく変えることになる。「劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD」の金子大地が小山田役、「イソップの思うつぼ」「左様なら」の石川瑠華がユカ役を演じるほか、栁俊太郎、小西桜子、前野健太らが脇を固める。
ネット上の声
- 可愛いけど弱くて嫌な女だけど、、好きに
- 全制作スタッフ、全キャスト、最高!
- 20代の、苦しくもがく系の青春映画
- 心理描写がリアリティな秀作!
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間121分
- 監督児山隆
- 主演金子大地
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あの頃。自分のことも他人のこともわかっていることはひとつもなかった。
天谷一真 25歳は、仕事や家庭に追われる日々の中で、えも言われぬ窮屈さを感じていた。ある雨の日の夜、一真の携帯電話が鳴る。相手は高校時代の元恋人、雨宮澪だった。
7年ぶりに聞く澪の声は、雨音で今にもかき消されそうなくらいか細かったが、なぜか一真には心地良く感じられた。「一真くんに出産に立ち会ってほしい」思いもしない澪からの言葉に動揺する一真だったが、妻に嘘をついて澪のいる病院へと向かう。ずっと目を背けてきた ”あの頃” を思い起こしながら。
ネット上の声
- 女性の考えることはわからない、と男性が思うのと同じように、女性も男性のことをわか
- 大人になって、結婚もして、それでもなお高校生の頃の恋人のことを想ってしまう天谷の
- 余白が多い方が好きなので登場人物の様子が高校時代のクラスメイトに対しての解像度と
- 余白が多く、画面に映っていない部分での解釈をこちらに委ねられた作品だなと感じた
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督桜屋敷知直
- 主演田村杏太郎
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「ソラニン」「おやすみプンプン」の浅野いにおによる漫画を「イソップの思うツボ」の石川瑠華、「アイスと雨音」の青木柚主演で実写映画化。海辺の小さな街で暮らす中学生の小梅。彼女は憧れの三崎先輩に振られたショックから、かつて自分のことを好きだと言ってくれた内向的な同級生・磯辺と関係を持ってしまう。初めは興味本位だったが、何度も身体を重ねるうち、磯辺を恋愛対象とは見ていなかった小梅は徐々に磯辺への思いを募らせていく。その一方、小梅が好きだったはずの磯辺は小梅との関係を断ち切ろうとする。2人の気持ちがすれ違う中、磯辺は過去にイジメを苦に自殺した兄への贖罪から、ある行動に出る。小梅役を石川、磯部役を青木がそれぞれ演じる。監督は「富美子の足」「リュウグウノツカイ」のウエダアツシ。
ネット上の声
- 欲に囚われ、過去に囚われ、今を失くす青春
- 青臭いがハードな性描写がリアル!
- それでも、大人になるとゆうこと
- 15歳未満ならこんなもんだ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間107分
- 監督ウエダアツシ
- 主演石川瑠華
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第20回TAMA NEW WAVEで上映され、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020の国内コンペティション短編部門で優秀作品賞を受賞するなど高い評価を獲得した短編作品。とある村の持ち主のいない古民家で、素性の知れない男女5人が共同生活を送っていた。そこは誰もが自由に出入りでき、いまはちょうど吉田という男が立ち去ろうとしていた。そこへ村の役所から派遣された矢島が、不法に滞在する5人に退去勧告を言い渡しにやってくる。しかし、矢島はリーダー格の男・鈴山のペースに巻き込まれ、立ち退きを説得するどころか逆にその家で一夜を明かす羽目になり……。互いに干渉せず、深い事情に立ち入らない男女5人の、一見すると「自由」な姿を描きながら、徐々に生じるわずかなズレや気遣いなどがストレスとなり、「不自由」へとつながっていく様を描いた。監督はこれが初の劇場公開作品となる藤田直哉。脚本は劇団ユニット「コンプソンズ」を率いる金子鈴幸。出演は「あの日々の話」の山科圭太、「イソップの思うツボ」の石川瑠華ら。
ネット上の声
- なんか題材は面白いなーも思った。 もう一つ何かあるとよりよかったな...
- 空間を切り取った傑作
- 【stayとは】
- 外部からの刺激によって止まっていた時間が動く様に人の環境が変わるのにはきっかけが
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間39分
- 監督藤田直哉
- 主演山科圭太
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BPMが瞬時にわかる女・隅子。常に世の中のBPMが気になってしまって仕方がない彼女が唯一穏やかにいられるのは、水中の音を聞いている時だった。ヘッドホンで水中の音を流しながら、自宅の魚の水槽を見詰める日々。そんな隅子に、BPMが高まる相手が現れ…。
ネット上の声
- うみべの女の子から中毒性のある
- 物音のBPMがわかる女の子が、好きな男の子を見た時の自分のBPMを測ってノートに
- たくさん青い場面が出てきて見てて気持ちよかった熱帯魚のシーンすごい綺麗
- 石川瑠華のアイドル映画として100万点なのを大前提として、
音楽
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督富田未来
- 主演石川瑠華
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ネット上の声
- 虐待とPTSD関連ぽかったんで見たんだけど、そういうの求めて見たのは間違いだった
- 深夜帯の連続ドラマにありそうな雰囲気
- 【2023年40-①本目】
- 街中の雑踏の音
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督谷口仁則
- 主演石川瑠華
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「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督を中心とした製作スタッフが再結集し、再び予測不能な物語を紡ぎだしたオリジナル作品。上田監督と「カメ止め」助監督の中泉裕矢、スチール担当の浅沼直也が3人で共同監督・脚本を務めた。カメだけが友達の内気な女子大生・亀田美羽、大人気タレント家族の娘である恋愛体質の兎草早織、父と2人で復讐代行業を営む戌井小柚。ウサギとカメ、イヌの名前を持つ3人は、有名童話さながらの奇想天外な騙し合いを繰り広げるが……。舞台やテレビ、ミュージックビデオで活躍する石川瑠華が美羽、「4月の君、スピカ。」の井桁弘恵が早織、「光」「アイスと雨音」の紅甘が小柚をそれぞれ演じ、「恋に至る病」の斉藤陽一郎、「愛のむきだし」の渡辺真起子、「らせん」の佐伯日菜子らが脇を固める。
ネット上の声
- 思うツボに誘導できてないワンアイデア映画
- 雨降って地固まる仲良しタレント家族がよい
- カメ止めを超えることは、やはり難しいよね
- なんのひねりもないし後味悪すぎた。
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督上田慎一郎
- 主演石川瑠華