役作りのため108時間起き続けた女優を待ち受ける恐怖を描いたサスペンススリラー。ある劇団が新作舞台の準備をするため、現在は廃屋となっている精神病院にやって来る。その舞台は昔の前衛的な演劇グループが創作したもので、108時間眠らずにいた女性の悲劇を描くものだった。演出家アルマは役者たちに実際に眠らずに過ごさせ、登場人物の心理に近づくよう求める。主演の座を狙うビアンカはライバルたちとともに不眠に挑むが、幻覚や不可解な出来事が続き心身ともに追い詰められていく。さらに、演じる役柄の女性について調べてみると、108時間起き続けた直後に異常をきたしていたことが判明。恐怖を感じ諦めようとするビアンカだったが、目標の108時間はすぐそこまで迫っていた。監督は、長編デビュー作のワンショットPOVスリラー「SHOT ショット」が「サイレント・ハウス」のタイトルでハリウッドリメイクされた新鋭グスタボ・エルナンデス。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。
ネット上の声
- 2018年、ホラー+スリラー、アルゼンチン/ウルグアイ/スペイン
- マヤ!ガラスの仮面をかぶるのよ!!
- 眠ってないことによっての幻覚の怖さを演出したいのか実際の霊を演出したいのか分から
- 現実と幻覚を不眠(断眠)での極限状況で繋ぎ、また現実と虚構を芝居という設定で繋ぐ
ホラー
- 製作年2018年
- 製作国アルゼンチン,スペイン,ウルグアイ
- 時間107分
- 監督グスタボ・エルナンデス
- 主演ベレン・ルエダ