「シルビアのいる街で」で知られるスペインの俊英ホセ・ルイス・ゲリンによる短編ドキュメンタリー。スペインのエステバン・ビセンテ現代美術館で発表されたインスタレーション「コリントスの女」に含まれる映像をまとめたもので、古代ローマの博物学者・大プリニウスの「博物誌」をもとに、ヨーロッパにおける絵画の起源を考察した、映画と絵画をめぐる実験的作品。2017年1月、ゲリン監督の特集「ミューズとゲリン」で上映(「サン=ルイ大聖堂の奴隷船サフィール号」と併映)。
ネット上の声
- 絵画の上にオブジェクトを投影したりして、独り語りゴダールやストローブ=ユイレ的な
- インスタレーションを二通の手紙にまとめて提示してみましたとしか言いようがないのよ
- 手紙というだけあって字幕多めだけどその分モノクロの美しい映像も堪能できるのが良い
- 大プリニウス『博物誌』を手がかりにして、映画(=映像)と絵画の起源を探る
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国スペイン
- 時間28分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演ガラシ・ロペス・デ・アルメンティア