講義は現実か、虚構か。大学教授の「ミューズ」を巡る授業が、妻や教え子たちの感情を揺さぶり、愛と創造の関係を問い直すドキュメンタリー風フィクション。
スペイン・バルセロナの大学。言語学教授のラファエレが「ミューズ(女神)」をテーマにしたゼミを開講。芸術家にとってのミューズの重要性を情熱的に語る彼の講義は、次第に現実と交錯し始める。講義に疑問を抱く妻アナ、そして教授の言葉に触発され自らの恋愛観を見つめ直す女子学生たち。カメラは彼らの議論、告白、葛藤を静かに映し出す。言葉によって紡がれる愛の神話は、やがて誰も予期しなかった結末へ。これは本当にただの授業なのか。
ネット上の声
- インスタレーションを二通の手紙にまとめて提示してみましたとしか言いようがないのよ
ドキュメンタリー
- 製作年2010年
- 製作国スペイン
- 時間28分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演ガラシ・ロペス・デ・アルメンティア