全3作品。ニック・オファーマンが出演する映画ランキング

52歳のセールスマンが、兄弟のアイデアをいかにして世界最大級のハンバーガー帝国へと変貌させたのか。その野望と裏切りの実話。

1954年、アメリカ。シェイクミキサーのセールスマンとして、しがない日々を送る52歳のレイ・クロック。彼はある日、革新的な高速サービスシステムでハンバーガーを提供するマクドナルド兄弟の店と出会い、その計り知れない可能性に心を奪われる。兄弟を説得しフランチャイズ化の権利を得たレイは、その卓越したビジネス手腕で次々と店舗を拡大。しかし、品質を重視する兄弟と、利益と拡大を追求するレイの間には次第に深い溝が生まれていく。野心はついに、マクドナルドという名前そのものを手に入れるための非情な計画へと彼を駆り立てる。

この夏、父と娘はバンドを組んだ。音楽が繋ぐ、巣立ちの季節のほろ苦くも心温まる物語。

ブルックリンでレコード店を営む元ミュージシャンのフランク。この夏、医大進学を控える一人娘のサムが西海岸へ旅立ってしまう。寂しさを紛らわすように、彼はサムを誘って気まぐれなジャムセッション。そこで生まれた一曲をフランクがこっそりネットにアップしたところ、思わぬ反響を呼び、人気プレイリストに選出。これを機にバンド結成を夢見る父と、現実的な未来を見つめる娘。音楽を通して二人の心は繋がるが、別れの時は刻一刻と迫る。親子の愛とそれぞれの夢が、最高の音楽と共に鳴り響く、感動のラストセッション。

「ヒューゴの不思議な発明」「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」のエイサ・バターフィールドが主演を務めた青春音楽ドラマ。ピーター・ボニャーニの小説「The House of Tomorrow」を原作に、それぞれ事情を抱える2人の少年がパンクロックを通じて友情を深め、成長していく姿を描く。「未来館」を経営する祖母を手伝いながら暮らすセバスチャンは、訪問客のジャレッドと友達になり、パンクロックを教えてもらう。2人は一緒にバンドを結成するが、ジャレッドは心臓に重い病気を抱えていた。ジャレッド役に、俳優ナット・ウルフの弟でミュージシャンとしても活動するアレックス・ウルフ。「エクソシスト」のエレン・バースティン、「ぼくとアールと彼女のさよなら」のニック・オファーマンらが脇を固める。2017年・第30回東京国際映画祭「ユース」部門上映作品。