1947年、英国最後のインド総督として赴任した男が、国家分裂の歴史的瞬間に立ち会い、巨大な邸宅内で交錯する人々の運命を描く壮大な歴史ドラマ。
舞台は1947年のインド、デリー。大英帝国による300年の支配に終止符を打つため、最後の総督としてルイス・マウントバッテン卿が着任。彼の任務は、インドを平和的に独立させること。しかし、ヒンドゥー教徒、イスラム教徒、シーク教徒の対立は激化し、国家はインドとパキスタンへの分離独立という、血を伴う激動の渦中へ。500人の使用人が働く壮麗な総督官邸の中でも、ヒンドゥー教徒の青年ジートとイスラム教徒の娘アーリアの許されざる恋が、時代の波に翻弄される。国家の運命を左右する政治家たちの思惑と、官邸で生きる人々の愛憎が交錯する中、マウントバッテンは歴史的な決断を迫られる。
ネット上の声
- インド独立の際の最後の総督となった、マウントバッテン子爵のインド独立までを描いた
- 戦争が始まり、2つの核保有国が誕生する。
- イギリス映画人の矜持が垣間見られる傑作
- 感涙ものの素晴らしい映画です。
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国イギリス
- 時間106分
- 監督グリンダ・チャーダ
- 主演ヒュー・ボネヴィル