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団地のベランダから落ちた植木鉢を巡る偽りと真実の数々を描いた人間ドラマ。鉄工所で働く孝秋は、薄れゆく記憶の中で徘徊する父・忠義と、そんな父に振り回される母・マチのことが気がかりで、実家の団地を訪れる。しかし忠義は数年前に他界した孝秋の兄との区別がつかない様子で、孝秋を見てもぼんやりとうなずくだけだった。ある日、強風の中で団地のベランダから落下した植木鉢が住民に直撃し、救急車やパトカーが出動する騒ぎが起こる。父の安否を心配する孝秋だったが、忠義は何事もなかったかのように自宅にいた。ベランダの窓が開いたままで、忠義の手袋に土が付着しているのを見つけた孝秋は、父への疑いを募らせていく。「ケンとカズ」のカトウシンスケが主演を務め、吉行和子、高橋長英が共演。横浜のミニシアター、シネマ・ジャック&ベティの30周年に向けて企画・製作された作品で、横浜のとある団地を舞台に、これが長編2作目となる横浜出身の奥田裕介監督がメガホンをとった。
ネット上の声
- 【愛する人を突然、事故で失った人たちの深い喪失感と、赦しを描いた作品。高年齢化する社会への警鐘。 交通事故被害者の実態。今作は、様々な見方を見る側に委ねる作品であると思う。 】
- 自分だったらどうする
- 脚本に違和感あり過ぎ
- 結局真実は?
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督奥田裕介
- 主演カトウシンスケ
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俳優として多くの映画やドラマに出演する泉光典が主演・監督を務めた短編作品。父親の記憶がほとんどない兄弟と、その父親が残した異母妹が織りなす家族愛を、ハートフルかつコミカルに描いたドラマ。
父親との記憶がほとんどない山本健一は、自分自身が父親になるということに不安を感じていた。そのことが原因で恋人とすれ違い、ケンカをして家を出た健一は、弟の匠のもとを訪れ、弟の家のガレージの車中で寝泊まりすることに。そんな彼らの前に突然、それまで存在を知らされていなかった異母妹だという女性・音麗実(どれみ)が現れる。
監督の泉が兄・健一、数多くの映画やドラマで活躍する実力派カトウシンスケが弟の匠をそれぞれ演じた。兄弟の前に現れる妹・音麗実役は舞台を中心に活動する波多野伶奈。
ネット上の声
- 家族がどんなものかわからないという健一にはいい経験になったと思うし、匠の健一に対
- カトウシンスケの肩の力が抜けているようで整合性の取れた演技、実力〜〜〜
- 子供ができてどうしたら良いか分からなくなった男が弟の家に転がり込む
- ほのぼのxイレギュラー という特殊なストーリーやったので
ヒューマンドラマ
- 製作年2021年
- 製作国日本
- 時間35分
- 監督泉光典
- 主演泉光典
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2015年・第28回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門の作品賞受賞作。ロッテルダム国際映画祭などで上映された2011年製作の同名短編を、小路紘史監督が自身のメガホンにより長編初作品として再映画化した。悪友であるケンとカズは自動車修理工場を隠れみのに覚せい剤の密売で金を稼いでいたが、ケンは恋人が妊娠したこと、カズは認知症である母親を施設に入れるため金を必要なことを言い出せずにいた。2人は密売ルートを増やすために敵対グループと手を組むが、元締めのヤクザに目をつけられ、次第に追いつめられていく。
ネット上の声
- 藤原季節以外全く知らない俳優さんでしたが、主演の2人が役にピッタリで演技も良く、
- 世界観だけ。不良映画として全く面白くない
- クスリの売人たちの生活感を描いた秀作
- 生きるとは、少しでも良く生きること
ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督小路紘史
- 主演カトウシンスケ
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女性監督と女優たちによるオムニバス映画「21世紀の女の子」に監督として参加したほか、女優としての一面ももつ夏都愛未監督が、旅行にでかけた3人の女子の友情や嫉妬、ひとりの男の出現によって表出する自意識など、複雑な感情に揺れ動く1日を描いた青春ドラマ。秘かに思いを寄せる友人の唯と湘南へ遊びに来た大学生のさやかは、なぜか現地にいた唯の親友・桃子ととに、海辺にある別荘に泊まることになる。唯と桃子のペースについていけないさやかは、次第に唯への軽蔑と怒りを募らせ、3人の間には微妙な空気が流れる。一方、同じ別荘にやってきた秋宏は、女子3人の話のネタにされながらも、さやかに興味を持ち、アタックしようとする。そして、韓国人留学生のミンジュンは、留学の下調べにきた後輩ヨナを言葉巧みに別荘へと連れ込むが……。
ネット上の声
- 弱い映画である。音楽と砂浜だけが救い
- どうでも良いのが良いのです
- どうでも良いのが良いのです
- 女子高の教室を覗き見るような面白さにグダグダでイラッとさせられる男ばかり出てくる
ヒューマンドラマ
- 製作年2019年
- 製作国日本,タイ,マレーシア,韓国
- 時間77分
- 監督夏都愛未
- 主演堀春菜
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文化庁委託事業「ndjc(New Directions in Japanese Cinema):若手映画作家育成プロジェクト」で、2022年度に製作された短編4作品のうちの1作。
CM監督の和田と若手カメラマンの佐々木は企業広告の撮影のためスクラップ工場にやって来るが、突如として発生したワームホールに巻き込まれ、砂漠の異星に飛ばされてしまう。そこには、地球のゴミで作られた衣服や仮面を身にまとって暮らす不思議な民族がいた。
出演は「半グレvsやくざ」の山根和馬、「佐々木、イン、マイマイン」の森優作、「ケンとカズ」のカトウシンスケ。監督は、短編作品「ダボ」が「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2022」に入選した牧大我。
ネット上の声
- フィルムメーカーの性
- 前半「??」となったけれど、動き出してから初期衝動みたいなものを感じてワクワクし
- ★若手映画作家育成プロジェクト(ndJC)による短編上映会にて
- 言葉が通じなくても、やり取りできることってたくさんある
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間29分
- 監督牧大我
- 主演山根和馬
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「この官能文庫がすごい2010」で大賞を受賞した草凪優による同名小説を映画化。事業に失敗し、妻にも逃げられ、失意の中にあった矢代光敏は、死に場所を求めて場末の町をさまよい歩いていた。人生最後のセックスとして訪れたソープランドで矢代はソープ嬢のヒナと出会う。ヒナの純粋で天真爛漫な明るさと彼女の肉体は矢代の荒んだ心を救い、矢代は次第に生きがいを見いだしていく。矢代役を「ケンとカズ」のカトウシンスケが務め、ヒナ役は、広告代理店現役OLとしてヌードグラビアを発売して話題を集め、本作が映画初主演となる藤崎里菜。
ネット上の声
- カトウシンスケと藤崎里菜体当たり演技凄い
- この映画に出てくるようなヒモ男大嫌い
- 頑張って作っている
- 昭和感あるよね
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間96分
- 監督西海謙一郎
- 主演カトウシンスケ