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数多くの相米慎二監督作品で助監督を務め、1988年の「・ふ・た・り・ぼ・っ・ち・」などで知られる榎戸耕史監督が、劇場公開映画としては97年の「渇きの街」以来20年ぶりに手がけた長編映画。榎戸監督が教鞭をとっている桜美林大学映画専修の学生や講師たちとコラボレーションし、夏、冬、春の3つの季節をまたぐ物語を、3年の歳月をかけて完成させた。水の都・東京を舞台に、近代の記憶と現代の風景を重ね合わせながら、すれ違いを繰り返す男女の姿を描いた。大学院を中退した青年・石上は、大学の研究室で助手をしている同期の矢内から、2人の師でもある「先生」の依頼として、ある女性に会ってほしいと頼まれる。神田の昌平橋の上で、その女性・雛子とすれ違った石上は、その後もたびたび雛子と偶然出会うが、その裏にはある必然が隠されていた。ヒロインの雛子を、「リンダ リンダ リンダ」の前田亜季、先生を名優・寺田農が演じる。
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督榎戸耕史
- 主演前田亜季
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文豪ドストエフスキーの短編小説「白夜」に着想を得て、紅葉の美しい秋の日本を舞台に「白夜」とは異なるエンディングで描いた人間ドラマ。
仕事ばかりで家庭を顧みなかった泰明は、妻の麻美が去ったショックからうつ病になり、会社を休職している。そんな彼にとって、たまに手土産を持って様子を見にくる同僚・岡崎と鉢植えだけが話し相手だった。ある日、路上で女性とぶつかった泰明は、その女性・美沙子がバッグから落としたナイフを拾い、ベンチで本を読んでいた彼女に話しかける。美沙子は3年間毎日そのベンチを訪れ、恋人の慎一を待ち続けているという。泰明は美沙子に心ひかれ、彼女のもとに通うようになる。美沙子が迷いなく語る愛の定義を聞き、自分と元妻の関係を反省した泰明は、美沙子にある提案をするが……。
「桃源郷的娘」「狂える世界のためのレクイエム」の太田慶が監督・脚本を手がけ、太田監督作の常連俳優・永里健太朗が主演を務めた。「ビリーバーズ」の北村優衣が美沙子役、「うみべの女の子」の高崎かなみが麻美役で共演。
ネット上の声
- 運命のMATCH人
- LOVEって何よ
- あなたはいつまで待てますか?
- 「生きるとは」
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督太田慶
- 主演永里健太朗
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川端康成の小説「眠れる美女」をモチーフに、男性機能を失った老人の爆走する性と妄想力を描いたコメディ。「狂える世界のためのレクイエム」で監督デビューした日活社員の太田慶がメガホンをとり、鈴木清順監督や神代辰巳監督へのオマージュを散りばめながら撮りあげた。ホームレスの老人が、公園のベンチで眠っている若い女性に恋をした。既に男性機能を失っている彼は、生涯の恋をかなえるため突拍子もないアイデアを思いつく。女性は眠っているだけでお金持ちになり素敵な恋人ができることを夢見る天然娘だったが、そんな彼女を思わぬ運命が待ち受けていた。「コント赤信号」の小宮孝泰が主演の老人を、セクシー女優の川越ゆいがヒロインを演じた。
コメディ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間57分
- 監督太田慶
- 主演小宮孝泰