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「この日々が凪いだら」などで知られる俳優・モデルの瀬戸かほが初プロデュースを手がけて自ら原案と主演も務め、最後の家族旅行に出かけた一家が織りなす物語を色彩豊かな映像でつづった短編映画。
旅行を兼ねて親戚の結婚式に来た岩田家は、各々これが最後の家族旅行だと感じていた。長女・桃子は結婚間近で、次女・桜子は海外へ留学、そして母・和美は父・智との離婚を考えている。旅先の街で桃子は婚約者にそっくりな男と出会い、桜子はフラメンコ教室に飛び込みで参加。女性陣がさまようように街へ繰り出していく一方で、智は宿にひとり取り残される。
長女・桃子を瀬戸、父・智を「野のなななのか」の内田周作、母・和美を「カランコエの花」の石本径代、次女・桜子を「平坦な戦場で」の櫻井成美、フラメンコ教室の先生を「もみの家」の二見悠、桃子の婚約者に似た男を「ラストラブレター」のミネオショウが演じる。「クレマチスの窓辺」でも瀬戸とタッグを組んだ永岡俊幸が監督・脚本を手がけた。
ネット上の声
- filmarksでの採点良く、予告編も好きな雰囲気で、上映後に監督・女優さん・ゲ
- 俳優、モデルとして活躍する瀬戸かほさんが、主演・原案を兼任して初プロデュースし、
- テクニカルの面でも内容の面でも量産型インディーズ映画という感想しか思い浮かびませ
- あつあつ感想(=トークショー)付きで、かなり嬉しい日だった
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間25分
- 監督永岡俊幸
- 主演瀬戸かほ
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現在と過去、時を経て繰り返される少年少女による2つの事件を通して、心に傷を抱えた人々の再生を描いたヒューマンドラマ。監督は、原田眞人、成島出、篠原哲雄、深川栄洋らの作品で助監督を務め、本作で監督デビューとなる島田伊智郎。
13歳の時に友人の犯行によって妹を亡くした過去を持つ新聞記者の月野木薫。今は結婚式を間近に控え幸せな日々に期待を抱いているが、一方で、亡き妹に対する後ろめたい気持ちも抱えていた。そんなある日、中学校の屋上から女子生徒が転落死する事件が発生。女子生徒を転落させた加害少女は、月野木が面倒を見ている友人・岡田の娘の茜だった。そして、被害者の少女と家族同然の付き合いをしていた香川晃は、月野木の妹を殺した元加害少年だった。この事件をきっかけに、月野木と香川は26年ぶりに再会することになるが……。
ネット上の声
- 個々どうしても気になる点はあるが高評価(採点内容でネタバレ含みうるので注意)
- いまはなんとなく生きてるだけでいいと思えた映画
- 罪を犯した人は希望を持ってはいけないのか
- この作品にググっとくるのは40歳以上かも…
ヒューマンドラマ
- 製作年2022年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督島田伊智郎
- 主演内田周作
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2004年、ニューシネマワークショップ在学中に手がけた短編「この窓、むこうがわ」「の、なかに」が国内外の映画祭で上映された新鋭・迫田公介監督による家族劇。幼い頃から両親の不和に悩まされて育った幸子。ある時、父が倒れて病院に運ばれると、父の愛人の敦美が入院先を教えてほしいと訪ねてくる。母は敦美を拒絶するが、幸子は母への反発から敦美に病院を教える。淳美はそんな幸子を自宅に誘い、2人は向き合うが……。麻丘めぐみが淳美役で特別出演。
ネット上の声
- とかく、ドロドロとした話になるものを監督の人に対するナイーブさで短編ながら、味わ
- この短い尺の中に、人間の心の機微をうまく詰め込んでいて、見応えがある
- 迫田監督の過去、経験、トラウマがなんとなくだけど詰まったような
- 意外な合わせ鏡
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間38分
- 監督迫田公介
- 主演河野知美