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すれ違う夫婦の現在と、かつての記憶を揺さぶる友人との再会を、過去と現在を交錯させながら描いたラブストーリー。「春みたいだ」「窓たち」などの短編作品で注目を集めた志萱大輔が長編初監督を務め、7年の制作期間を経て完成させた。
音楽家のモリは、写真家である妻マイコとの距離を埋められず悩んでいた。そんなある日、モリはかつての友人アサコと思いがけない再会を果たし、彼女への古い愛情を呼び起こされる。アサコもまた、かつて自分がモリにひかれていたことを思い出す。しかし、ふたりの記憶は期待や欲望を含みながら、ぼやけ、歪み、それぞれの中で都合よく書き換えられて現れる。そして長い散歩のあとで、モリとアサコは既に軌道を外れてしまったふたつの人生と、それぞれが立つ現在を改めて見つめ直していく。
シンガーソングライター「soma」としても活動する俳優の藤井草馬がモリ役で主演を務め、音楽も担当。「息を殺して」の谷口蘭がモリの妻マイコ、「オーガスト・マイ・ヘヴン」の村上由規乃がモリのかつての友人アサコを演じた。2025年・第30回釜山国際映画祭コンペティション部門出品作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督志萱大輔
- 主演藤井草馬
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諏訪敦彦や黒沢清に師事し、大学在学中に手がけた初長編「夜来風雨の声」が海外で高い評価を 受けた五十嵐耕平監督の東京藝術大学大学院修了作品。憲法が改正されて国防軍も創設され、東京オリンピックを約2年後に控えた2017年12月30日。ゴミ処理工場に一匹の犬が迷い込む。事務のタニちゃんは犬を探すが見つからない。夜勤を終えたケンはこの日非番のゴウとテレビゲームで遊んでいる。足立さんは帰ろうとせず、ヤナさんは新年の飾り付けに勤しんでいる。工場で働く彼らは、それぞれ同じような問題を抱えていた。妊娠、不倫、家族、戦争で死んだ友達。そんな中、足立さんとの不倫関係に思い悩むタニちゃんだったが、いつしか既に死んだはずの元工場長の父親が、この場所にいるのではないかと感じ始める。
ネット上の声
- 寂しい夜勤の工場
- えっ?なかなか評価高いみたいだけれど、90 分弱なんで胸を撫で下ろした
- むかしから、とるにたらない願かけをするくせがある
- 世界の捉え方に、強く共感をおぼえる。
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督五十嵐耕平
- 主演谷口蘭
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香川県・豊島美術館の「母型」などで知られる現代美術家・内藤礼の作品世界に迫ったドキュメンタリー。「母型」に強くひかれた中村佑子監督が、これまで作品をつくる姿を決して明かさなかった内藤に取材を依頼し、2年にわたって撮影を敢行。その途中で内藤が作品制作中の撮影に違和感を抱くようになったため、監督は内藤本人にカメラを向けることなく彼女の本質に迫ることを決意する。「母型」に誘われるように集まった性格も職業もバラバラな5人の女性たちの姿を通し、「存在の神秘」を探求し続ける内藤のアートの本質を浮かび上がらせていく。
ネット上の声
- もはや内藤礼がでてくるべきではなかったのでは… あのまとめだと、結...
- 劇場でずっと観たいと思いつつ、観れなかった作品。DVDで拝見。ツイ...
- 劇場でずっと観たいと思いつつ、観れなかった作品。DVDで拝見。ツイ...
- 母型はずっと見ていたかったけど・・・
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間87分
- 監督中村佑子
- 主演内藤礼