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終戦直後のデンマークを舞台に、地雷撤去を強制される敗残ドイツ軍の少年兵たちの過酷な運命を、史実に基づいて描いた。第2次世界大戦後、デンマークの海岸沿いに残された無数の地雷を撤去するため、元ナチス・ドイツの少年兵たちが連れて来られる。彼らを指揮するデンマーク人軍曹はナチスに激しい憎しみを抱きながらも、無垢な少年たちが次々と命を落とすのを見て良心の呵責にさいなまれるようになっていく。2015年・第28回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され、軍曹役のローラン・モラーと少年兵役のルイス・ホフマンが最優秀男優賞を受賞した(映画祭上映時タイトル「地雷と少年兵」)。
ネット上の声
- 僕たちが憎いから爆死しようが餓死しようが関係ないと?
- ヒュ-マニズムの観点から重いですが最上の映画
- 自国にも酷い人間がいると描けるデンマーク
- 人は残酷にもなれるし、赦し合う事もできる
戦争
- 製作年2015年
- 製作国デンマーク,ドイツ
- 時間101分
- 監督マーチン・サントフリート
- 主演ローランド・ムーラー
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1990年代のデンマークを舞台に、父親が性別適合手術を受けることになった家族の物語を、10代の多感な娘の視点から描いたヒューマンドラマ。本作が初長編となるマルー・ライマン監督が、11歳の時に父親が女性になったという実体験を基に手がけた。デンマークの郊外で暮らす11歳の少女エマは、幸せな家庭で充実した毎日を過ごしていた。そんなある日、両親が離婚することになり、彼女の日常は一変。しかも離婚の理由は、父親トマスが女性として生きていきたいからだという。ホルモン治療を始めたトマスは日ごとに女性らしくなっていくが、エマは父親が性別適合手術を受けるという現実を受け入れられず、寂しさといら立ちを募らせていく。父親トマス役に「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」のミケル・ボー・フォルスゴー。
ネット上の声
- 相手のエゴを許容することが大人の証明?
- 家族間の描き方が秀逸で観やすい内容
- ホームビデオにある愛情の証
- 矛盾と情熱のあいだ
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国デンマーク
- 時間97分
- 監督マルー・ライマン
- 主演カヤ・トフト・ローホルト
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2012年・第62回ベルリン国際映画祭で2つの銀熊賞(脚本賞、男優賞)を獲得し、第85回アカデミー外国語映画賞にもノミネートされたデンマークの歴史ドラマ。18世紀後半の宮廷を舞台に繰り広げられる、王と王妃、侍医の三角関係を描いたラブストーリー。精神を病んだデンマーク国王クリスチャン7世の侍医となったストルーエンセは、王の唯一の理解者となり、友人として親交を深めていく。一方、孤独な王妃カロリーネもストルーエンセに心ひかれ、2人は恋仲になる。ストルーエンセはやがて王の言動を操り、事実上の摂政として政治改革を進めていくが、それを快く思わない貴族たちが密かに政変を起こそうと画策していた。主演は「007 カジノ・ロワイアル」「アフター・ウェディング」のマッツ・ミケルセン。
ネット上の声
- 史実ですか。そりゃ凄いとしか言いようが…
- トリアーはんは制作総指揮なので大丈夫。
- 邦題のイメージを裏切る良質な歴史ドラマ
- A・ヴィキャンデルの出世作になるだろう
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国デンマーク
- 時間137分
- 監督ニコライ・アーセル
- 主演マッツ・ミケルセン
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Netflixで2023年9月14日から配信。
ネット上の声
- 女たらしの肖像画家が大公妃に頼まれて、その息子に女性と戯れることの喜びを教え、う
- ヨーロッパの貴族物はお城が出てきて雰囲気は好きなので、題名のセンスの悪さが引っ掛
- 近世ヨーロッパの宮廷、貴族のお話しを観たり読んだりすると、割とみなさん奔放な恋愛
- 大公王妃を演じるシセ・バベット・クヌッセンというデンマークの女優さんが最高に素晴
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国デンマーク
- 時間94分
- 監督ビレ・アウグスト
- 主演ミケル・ボー・フォルスゴー