ナチ占領下のフランス。田舎町の学校で働くバルニーは、娘の洗礼を機に宗教への興味が湧き教会へ出向く。相手をしてくれたのは若く情熱的で勉強家のモラン神父。ユダヤ系フランス人である彼女は無神論者だったが、モランの話を聞いている内にキリスト教の教義に心惹かれ、やがてふたりの間には仄かな愛情が…。ヌーヴェルヴァーグの監督たちを陰で支えた名カメラマン、アンリ・ドカによるハイ・コントラストのモノクロ映像、激しさとストイックな要素がせめぎあう演出が画面に異様な緊張感を醸しだす異色作。J ゠ P・ベルモンドと E・リヴァの新鮮な存在感も見所。
ネット上の声
- 慈悲深く残酷な愛
- 無神論者vs神父の激しいバトルが観れるのかと期待していたら、ジャン=ポール・ベル
- 「サムライ」(1967)などの名匠メルヴィル監督が唯一の映画賞(ヴェネチア国際映
- ノワールの巨匠、メルヴィルがその毛色を変えて描いた文芸ドラマ
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間---分
- 監督ジャン=ピエール・メルヴィル
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド