書店での万引きという行為から始まる、性と自己探求の旅。60年代新宿を舞台に描く、大島渚の挑発的アートフィルム。
学生運動の熱気に揺れる1968年の新宿。主人公の青年、鳥男(バード)は、紀伊國屋書店で本を万引きする。しかし、店員のウメ子にその現場を目撃される。彼女は彼を告発せず、二人の奇妙な共犯関係が始まった。万引きという行為を通じて、二人は自らの性的な欲望や存在理由を探求していく。虚構と現実が入り混じり、唐十郎率いる状況劇場の演劇が彼らの物語に介入。時代の閉塞感と解放への渇望が交錯する新宿の街で、彼らが見つけ出す自己の姿とは。
ネット上の声
- 本作は新宿での再度の暴動を煽動し、最終的には日本に革命を起こすのだと主張する映画だ だからラストシーンがああなのだ
- これは20代の頃ビデオで観たっきりなんですけど、大島渚監督の初期の頃の作品が何本
- 難解な映画だったので未だまとまっていないが,現時点で引っかかってい...
- 大島渚の新宿ヌーウ゛ェル青春コラボ日記
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間97分
- 監督大島渚
- 主演横尾忠則