自転車一つで大陸縦断の旅へ。父を探す少年の瞳に映る、ラテンアメリカの壮大な現実と幻想。
アルゼンチン最南端の町ウシュアイアに暮らす17歳の少年マルティン。ある日、彼の前から父親が姿を消す。父が残した一枚の地図と「北へ」という言葉を頼りに、マルティンはたった一台の自転車で、広大なラテンアメリカ大陸を縦断する旅に出る決意。パタゴニアの風、アンデスの高峰、アマゾンの密林。旅の途中で彼が目にするのは、貧困や抑圧といった厳しい現実と、神話や魔術が息づく幻想的な世界。様々な人々との出会いと別れを繰り返しながら、少年は父の面影を追い、大陸の魂に触れていく。これは、父を探す旅であり、自分自身を見つけるための壮大な冒険詩。
ネット上の声
- ソラナス監督の映像美が炸裂!ラテンアメリカを縦断する壮大なロードムービー。夢と現実が交錯する感じがたまらない。
- 最高の映像詩だった!
- 旅を通して自分を見つめ直す物語。音楽もすごく良い。
- ちょっと寓話的すぎて難解な部分もあったかな。
旅に出たくなるロードムービー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1992年
- 製作国アルゼンチン,フランス
- 時間140分
- 監督フェルナンド・E・ソラナス
- 主演ウォルター・キロス