戦争の不条理の中、芸術の無力さと可能性を問う、ゴダールが描く現代の黙示録。
現代、紛争の地サラエボ。老練な映画監督ヴィッキーは、若き俳優たちと共にモリエールの戯曲を上演するため、危険な旅に出る決意。芸術の力で現実の悲劇に一石を投じようとする彼らの理想。しかし、待ち受けていたのは、言葉も文化も通じない戦争という名の不条理な現実。銃声が鳴り響く中、舞台と戦場、フィクションとドキュメンタリーの境界は曖昧になっていく。芸術は無力なのか、それとも希望なのか。ゴダールが突きつける、痛烈な問い。
ネット上の声
- ウイとノンの攻防
- ゴダールマラソン
- 観たいからではなくて何か観たほうが気持ちがマシになりそうだからという後ろ向きな理
- インテリ若者達が演劇をする為にサラエボに訪れたら軍人に捕まってしまうお話と、映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1996年
- 製作国フランス,スイス,ドイツ
- 時間85分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演マドレーヌ・アサス