1945年、焦土と化した広島。原爆の地獄を生き抜く少年ゲンが、絶望の中で見出す希望と家族の絆の物語。
舞台は1945年、原子爆弾投下直後の広島。主人公は、目の前で父、姉、弟を失った少年、中岡元(ゲン)。焼け野原で、母・君江と生まれたばかりの妹・友子を守り抜くと固く誓う。飢えと病、放射能の恐怖、そして心無い差別に晒されながらも、ゲンは「麦のように踏まれても強くなる」という父の言葉を胸に、不屈の精神で過酷な現実と対峙。絶望が支配する世界で、彼は生きることの尊厳を叫び続ける。これは、すべてを奪われた少年が、涙の先に見つけた未来への一歩を描く、魂の記録。
ネット上の声
- 子供の純粋さに感動
- 三部作の第二作
- 広島の被爆者のリアルな感情と、ゲンの前向きな考えに心に揺さぶられた
- 出演者全員チェンジという荒技にでた三部作の二作目
戦争
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間123分
- 監督山田典吾
- 主演春田和秀