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競輪発祥の地である福岡県小倉を舞台に、競輪選手として再起をかける元プロ野球選手の姿を描いた2016年放送のテレビドラマ「ガチ★星」の再編集劇場版。かつてはプロ野球選手として活躍していたが、8年前に戦力外通告を受け、自堕落な生活を送っている濱島浩司。友人を裏切り、妻や子どもにも捨てられて自暴自棄になっていた濱島は、ひょんなことから競輪選手への道をすすめられる。40歳の濱島はもう一度自分の才能を試すために競輪学校に入学する。しかし、そこで濱島を待っていたのは、教官の苛烈なしごきと、20歳以上も歳の離れた若い生徒たちによるいじめという過酷な現実だった。主人公の濱島役を安部賢一、ライバルの久松役を福山翔大が演じ、モロ師岡、博多華丸らが脇を固める。監督は、ドラマ「めんたいぴりり」や、東京五輪招致映像のクリエイティブディレクションなどを務め、本作が商業映画デビューとなる江口カン。
ネット上の声
- ラストは胸が熱くなりました。
- 40男が再起するにはダメ男過ぎ
- まったく新しい競輪映画
- リアリティ
ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督江口カン
- 主演安部賢一
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北海道の美しい自然を背景に、孤独な少年少女の喪失から再生までを幻想的な世界観でつづったドラマ。
北海道で暮らす14歳の内気な少女・愛と幼なじみの少年・宗介。宗介の母は夫を亡くして心を病み、愛の母・由美がひとりで愛と宗介を育てていた。ところがある日、ケンカをして家を飛び出した宗介を捜す最中に、由美が亡くなってしまう。愛は父に連れられて東京へ行くことになり、北海道に残る宗介と離れ離れになってしまう。
「ちひろさん」の長澤樹が愛、「少女は卒業しない」の窪塚愛流が宗介を演じ、田中麗奈、堀部圭亮、平田敦子らが脇を固める。「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」で実施されている若手映像作家の発掘・支援を目的とした「クリエイターズ・ファクトリー」の歴代受賞者によるワークショップで勝ち抜いた宮嶋風花監督の商業映画デビュー作で、高校時代に母を亡くしたという自身の実体験を基に描いた半自伝的作品。
ネット上の声
- おかえり…
- 精神的に不安定な学生という立場にあるあいとそうすけたちの葛藤と社会との関わり方が
- 監督の実体験が織り混ざっており、繊細な内容だけど、感情をストレートに表すために登
- 思春期だからでしょうか、由美の家で世話になっている宗介の我儘にはなんか違和感しか
ヒューマンドラマ
- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間88分
- 監督宮嶋風花
- 主演長澤樹
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ホラー
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間70分
- 監督---
- 主演高瀬アラタ
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日常生活のさまざまなストレスにより精神をすり減らしていく人々が、次第に心の闇に陥っていくさまを描いたサイコサスペンス。園児の父母たちのわがままに振り回され、ノイローゼ気味になっている幼稚園教諭の相原千夏は、鍼灸師の秋野雄一に治療をしてもらっている。秋野は、千夏が子どものころに遊んでもらった近所のお兄ちゃんだったが、何年か前に交通事故で息子を失って以来、人間が変わってしまい、千夏はそんな秋野に戸惑っていた。秋野は、身近な人を「ニセモノ」と感じてしまう「カプグラ症候群」になっていたが、そのことを自覚せず、妻である恭子や千夏に対しても「ニセモノ」という疑念が抱いており……。監督は、福島県の原発問題をテーマに描いた「あいときぼうのまち」の菅乃廣。
ネット上の声
- これは教材映画なのかもしれない
- 抱えた人、越えた人
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督菅乃廣
- 主演松中みなみ
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若手女性監督による映画製作・上映集団「桃まつり」が、「涙」をテーマに女性監督たちが手がけた短編作品を上映する「桃まつり presents なみだ」の1本。まだ補助輪付きの自転車に乗っている小学1年生の加奈は、両親を仲直りさせようとある行動に出るが……。幼い少女が、家庭内の不和を通して人それぞれが痛みを抱えて生きていることを知っていく姿を描く。国立近代美術館フィルムセンター非常勤職員の傍ら映画制作に従事し、東日本大震災の被災地から発信された仙台短篇映画祭プロジェクト作品「明日」(2011)にも作品を寄せた朴美和の監督作。計8作品を上映する「桃まつり presents なみだ」の「弐のなみだ」として、「いたいのいたいのとんでいけ」「サヨナラ人魚」の2作品で上映。
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間30分
- 監督朴美和
- 主演大川春菜
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- 製作年2023年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小野親一
- 主演DAN