第一次世界大戦の惨禍、死者たちが蘇り、生者に問う。「我々の犠牲は無駄だったのか?」と。巨匠アベル・ガンスが描く、魂の反戦詩。
第一次世界大戦下のフランスの村。詩人ジャンは、親友フランソワの妻エディットを愛してしまう。やがて二人の男は同じ戦場へ送られ、地獄のような塹壕戦を経験。愛と友情、そして嫉妬が渦巻く中、戦争の狂気が彼らの人間性を蝕んでいく。そして物語のクライマックス、戦死した兵士たちが墓から蘇り、平和を享受する村人たちのもとへ行進。彼らの無言の問いかけが、戦争の不条理と平和の尊さを鋭く突きつける、映画史に刻まれる衝撃作。
ネット上の声
- ガイコツが踊り、川辺で遊び、戦争で友情が生まれ、戦争で心が綺麗になり、戦争で死に
- メロドラマを中心に展開され、それだけでも充分楽しめるが、テーマは原題そのままに、
- 視線のドラマが強固なだけに熱狂を帯びる幻視まみれの第三部が物凄い
- 戦争映画と思い、見ているとまさかの怪奇映画に
ヒューマンドラマ
- 製作年1919年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督アベル・ガンス
- 主演セヴラン・マルス