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死の病に冒された歌姫ラ・パロマの、破滅的で甘美な恋。様式美と虚構性に彩られた、究極のデカダン・メロドラマ。
1970年代、ヨーロッパの退廃的な社交界。結核に冒され、死の影と隣り合わせに生きる美しき歌姫ラ・パロマ。彼女の前に現れた富豪の青年イシドールは、そのすべてを捧げるほどの情熱的な愛を告白。しかし、自らの運命を悟る彼女は、彼の愛を試すかのように、全財産を使い果たすことを要求。オペラのような豪華絢爛なセットの中で、二人の愛は破滅へと向かって加速。死を前にしたヒロインが選ぶ、あまりにも甘美で残酷な愛の結末。
ネット上の声
- ◎ 短いビュル・オジエの颯爽と現れる場面が好きだ!
- 突然始まるデュエットシーンの画作りが頭おかしい
- ちょっと変わってる映画
- オペラ調怪異譚
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国スイス,フランス
- 時間110分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演イングリット・カーフェン
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古城に集う男女が繰り広げる一夜の饗宴。退廃的な美学で描かれる、愛と裏切りの密室劇。
冬、人里離れたスイスの古城。城の女主人のもとに、一癖も二癖もある客たちが集う。「今宵かぎり」という宣言と共に始まった奇妙なパーティー。招待客と召使いたちは、音楽と食事が進むにつれ、胸に秘めた秘密と欲望を露わにしていく。虚飾に満ちた会話と妖艶な雰囲気の中、彼らは愛を求め、過去を清算し、互いを出し抜こうとする。閉ざされた空間で剥き出しになる本性。夜が更けるにつれ、彼らの運命は予期せぬ方向へと転がり始める。
ネット上の声
- Heute Nacht oder nie♪
- デュラスとリヴェットが渾然一体となったような世界観で、限りなく死に近い生の状態を
- 一日だけ召使たちが主人たちに労ってもらえるという設定からしてすでに優しさを感じま
- フィルムから異様なほどの神秘性みたいなものが滲み出ていて、何かの儀式に参加してい
ファンタジー、 ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国スイス
- 時間90分
- 監督ダニエル・シュミット
- 主演ペーター・カーン
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「ポーランド野郎を殺せ」。家具店のオーナーと司祭に扮したネオナチ二人組が、住民を組織し外国人移民を抹殺、民族浄化を目指す。そこへ難民殺害事件を捜査中の狂った刑事二人がや ってきて、大騒動へと発展する......。
ネット上の声
- 愛はどこからやって来るのでしょうじゃなくて憎悪はどこからやって来るのでしょうのお
- ぶっ飛びすぎ
- ドイツ3部作ラストはこちら、ポーランド難民を虐殺するネオナチを描いたドタバタ喜劇
- 学生ノリ血糊ネオナチ 対 頭の緩いポーランド移民&猥褻発言アフリカンカーニバル
ホラー
- 製作年1992年
- 製作国ドイツ
- 時間79分
- 監督クリストフ・シュリンゲンズィーフ
- 主演ペーター・カーン
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上流階級の生活を送る貞淑な人妻が、知らない町のホテルで体験する官能の世界を描く。製作はジュゼッペ・ベッツァーニ、監督は「小さな刑事」のカルロ・リッツァーニ。ヴァレンティノ・オルシーニの原作を基にオルシーニとフェリエロ・ロサーティが脚色。撮影はガボール・ポガニー、音楽はジョルジョ・ガスリーニが各々担当。出演はコリンヌ・クレリー、ブルース・ロビンソンなど。
ネット上の声
- よくある官能ドラマ
- キレイな肢体
- 検閲ボツ版
- ドイツで出張に行く夫を見送りパリに帰国しようとするも飛行機に乗り遅れたため馴染み
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国イタリア,ドイツ
- 時間91分
- 監督カルロ・リッツァーニ
- 主演コリンヌ・クレリー
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故郷バイエルンから憧れのニューヨークに旅発った男の夢と失望を二つの土地と娘を対比しながら描く。監督・脚本はヴァルター・ボックマイヤーとロルフ・ビュールマン、撮影はホルスト・クネヒテル、音楽はミハエル・ローター、編集はイラ・フォン・ハスペルクが各々担当。出演はペーター・カーン、バルバラ・ヴァーレンティーン、エンツィ・フクス、カーチャ・ルーペ、アネリーゼ・ガイスラーなど。
- 製作年1978年
- 製作国ドイツ
- 時間95分
- 監督ヴァルター・ボックマイヤー
- 主演ペーター・カーン