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一介の浮浪者が全米一のテレビ・スターにのり上がり大衆を罵倒したことから忽ち転落するというハードボイルドな物語。「ベビイドール」のエリア・カザンが「ビイドール」のエリア・カザンが「殴られる男」のライター、バッド・シュールバーグの原作・脚本を得て監督した。このコンビは、「波止場」以来のもので、ここでもアメリカ社会を痛烈に批判する。撮影監督は「野郎どもと女たち」のハリー・ストラドリング、作曲はトム・グレーザー。主演はブロードウェイのヒット作「ノー・タイム・フォア・サージャント」の主役をつとめた31歳のアンディ・グリフィス、「地球の静止する日」のパトリシア・ニール。これを助けてブロードウェイの劇「帽子一杯の雨」(「夜を逃れて」の原作)出演のアンソニー・フランシオサ、ミス・フロリダ出身のリー・レミック、「赤い砦」のウォルター・マッソーらが出演。
ネット上の声
- 『オール・ザ・キングス・メン』などの前例があるとはいえ、そこにテレビというメディ
- リベラルで粗野な若者が、メディアの力で保守に加担させられ、転落するまでを描く
- 「この国の連中は、羊の群れのようなもので、笛を吹いたら、すぐに飛び跳ねる」
- 『群衆の中の一つの顔』というラジオ番組の女性プロデューサーが拘置所を取材
ヒューマンドラマ
- 製作年1957年
- 製作国アメリカ
- 時間126分
- 監督エリア・カザン
- 主演パトリシア・ニール
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リチャード・エメリー・ロバーツの原作をオスカー・ソウルとセシル・ダン・ハンセンが脚色、「北海の果て」のヴィンセント・シャーマンが演出した西部コメディー。撮影はエリス・W・カーター、音楽はジェラルド・フリードが担当。出演するのは「ひとこと云って」のデビー・レイノルズ、「G・I・ブルース」のジュリエット・プラウズなど。製作はジャック・カミングス。
西部劇
- 製作年1961年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ヴィンセント・シャーマン
- 主演デビー・レイノルズ
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マック・ハイマン元米軍中尉の書いたベスト・セラー小説で、ブロードウェイの劇化も大当たりをとった原作の映画化。田舎出の朴訥新兵をめぐる軍隊喜劇である。監督は「悪い種子」「ミスタア・ロバーツ」でブロードウェイ物映画化を手がけたマーヴィン・ルロイ。主演するアンディ・グリフィスはこの劇の同じ役を舞台で演じてヒットしたのが映画入りの機会となった。脚色は「悪い種子」のジョン・リー・メイン。撮影監督は「眼下の敵」のハロルド・ロッソン。音楽はレイ・ハインドーフ。主演は「群集の中の一つの顔」のグリフィスをめぐって「ミスタア・ロバーツ」のニック・アダムス「特攻決死隊」のマーレイ・ハミルトン「群集の中の一つの顔」のハワード・スミスなどが出演。技術顧問として空軍生活20年のアルバート・ウィリアムスが招かれている。製作はルロイ監督自身。
コメディ
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間111分
- 監督マーヴィン・ルロイ
- 主演アンディ・グリフィス
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「軍曹さんは暇がない」についで、アンディ・グリフィスが主演する軍隊喜劇映画。今度はアメリカ沿岸警備隊が舞台となっている。監督は「歓びの街角」のノーマン・タウログ。軍隊もの喜劇小説を得意とするウィルドン・ヒルの原作を、ネルソン・ギディングが脚色し、撮影は「ロケットパイロット」のハロルド・ロッソン。音楽をデイヴィッド・バトルフが担当している。出演するのはグリフィスの他に新人エリン・オブライエン、「カウボーイ」のフェリシア・ファー、「底抜け一等兵」のジョー・マンテル、ウォルター・マッソー等。製作ジュールス・シャーマー。黒白・スタンダードサイズ。1958年作品。
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ノーマン・タウログ
- 主演アンディ・グリフィス