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パリのアパルトマンで寄り添う老夫婦。病がもたらした日常の変化と、究極の愛の形。
パリの瀟洒なアパルトマンで、穏やかな老後を過ごす元音楽教師の夫婦、ジョルジュとアンヌ。長年連れ添い、深い愛情で結ばれた二人。しかし、ある日突然、妻のアンヌが病に倒れ、手術も失敗し半身不随に。夫のジョルジュは、「もう二度と病院には戻りたくない」という妻の願いを聞き入れ、自宅での介護を決意する。日に日に衰弱していく妻を前に、献身的に支え続けるジョルジュ。だが、その生活は彼の心と体を少しずつ蝕んでいく。愛する人の尊厳を守るため、彼が下した決断とは。老いと病、そして死という普遍的なテーマに正面から向き合い、愛の究極の形を問いかける、感動の物語。
ネット上の声
- 老夫婦二人の愛☆ともに生き、ともにいく…
- 穏やかに老い、安らかに逝くことの有り難さ
- 最後のスタッフロールにも驚かされました
- こういう評価をする人もいるということで
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国フランス,ドイツ,オーストリア
- 時間127分
- 監督ミヒャエル・ハネケ
- 主演ジャン=ルイ・トランティニャン
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一九五〇年代末のアルジェリア戦争を背景に、極右組織に追われる活動家の愛と死が特異な緊張と省略の中に描かれる。製作はマルティーヌ・デュラン、監督・原案はフィリップ・ガレル、脚本はベルナール・ランベール、撮影はパスカル・ラペルーサ、音楽はファトン・カーン。出演はガレルの実父モーリス・ガレル、エマニュエル・リヴァ、ラズロ・サボほか。
ネット上の声
- 映画への想いをピュアにさらけ出すガレル
- 台詞、音楽全てがモノクロの中で際立って美しく大人の黄昏れるような哀愁と青春を
- どれをみてもどうしようもない男しか出てこないのにそれでも最初から最後まで観れてし
- フランス国立視聴覚研究所製作、アルジェリア戦争を背景とした、フィリップ・ガレル脚
ヒューマンドラマ
- 製作年1983年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督フィリップ・ガレル
- 主演モーリス・ガレル
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ネット上の声
- 逃亡したアデンっていう男が砂漠で、何もない所から物を出したり、自由に昼と夜を変え
- アラバールの砂漠の出会い、アブノーマルフラッシュバック
- エルトポとホーリーマウンテンはここから生まれたのか
- 《A・ホドロフスキー監督》の
ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国フランス
- 時間89分
- 監督フェルナンド・アラバール
- 主演エマニュエル・リヴァ
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「君は広島で何も見なかった…何も」反戦映画の撮影で広島に来たフランス人の女優と建築技師らしい日本人の男のゆきずりの情事が、彼女の過去の禁じられた愛の記憶を甦らせる。「夜と霧」の戦争と忘却というテーマが劇映画に発展したようなレネ監督の長編第1作で、文学作家だったデュラスが初めて手掛けた映画作品。
ネット上の声
- 『君はヒロシマの何も見ちゃいないよ』
- フランス娘と日本男児の組み合わせ
- 語ることと忘れることの不可能性
- フランスの黒猫、日本の白猫
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国フランス,日本
- 時間91分
- 監督アラン・レネ
- 主演エマニュエル・リヴァ
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実際に起った事件をもとにかいたシモーヌとジャンのコルネック姉弟の原作をアンドレ・カイヤットとアルマン・ジャモが脚色、「シンデレラの罠」のアンドレ・カイヤットが監督した。撮影はクリスチャン・マトラ、音楽はジャック・ブレルが担当。出演はシャンソン歌手ジャック・ブレル、「二十四時間の情事」のエマニュエル・リヴァ、デルフィーヌ・デシュー、ナタリー・ネルなど。
- 製作年1967年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督アンドレ・カイヤット
- 主演ジャック・ブレル
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ナチス占領下のフランス。神を信じぬ未亡人と若き神父、危険な対話が生む魂の駆け引き。
第二次世界大戦、ナチス占領下のフランスの町。共産主義者で無神論者の若き未亡人バルニーは、ある日、教会で神父を挑発しようと思いつく。しかし、彼女が告解室で出会ったのは、若く、知的で、信仰の篤いモラン神父だった。彼の言葉に心を揺さぶられたバルニーは、神父との対話を重ねるように。神や信仰を巡る議論は、次第に抑えられた情熱を帯び、二人の間に複雑な精神的結びつきを生んでいく。戦争の暗い影が落ちる中、信仰と愛の間で揺れる魂の行方。
ネット上の声
- 慈悲深く残酷な愛
- 無神論者vs神父の激しいバトルが観れるのかと期待していたら、ジャン=ポール・ベル
- 「サムライ」(1967)などの名匠メルヴィル監督が唯一の映画賞(ヴェネチア国際映
- ノワールの巨匠、メルヴィルがその毛色を変えて描いた文芸ドラマ
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間---分
- 監督ジャン=ピエール・メルヴィル
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
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女流作家エディス・ブリュックの原作を「青い大きな海」のジロ・ポンテコルヴォが監督したナチ強制収容所のドラマ。脚色はフランコ・ソリナスとジロ・ポンテコルヴォの共同。ユーゴ・ロケのキャメラをアレクサンドル・スクロヴィチが担当。音楽はカルロ・ルスティケリ。出演するのは「女優志願」のスーザン・ストラスバーグ、「二十四時間の情事」のエマニュエル・リヴァなど。製作モリス・エルガス。
ネット上の声
- とても面白かった
- 生き残る為に…
- 異常な世界において正義を貫いて死ぬことと何をしてでも生き抜くこと、どちらを選ぶの
- 14歳のかわいい少女が収容所で両親が殺され、なんとか生き抜いた彼女はカポになって
戦争、 ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間120分
- 監督ジッロ・ポンテコルヴォ
- 主演スーザン・ストラスバーグ
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「アイスバーグ!」「ルンバ!」で知られるベルギーの道化師夫婦ドミニク・アベルとフィオナ・ゴードンの製作・監督・脚本・主演による、夏のパリを舞台にしたコメディ映画。雪深いカナダの小さな村で味気ない毎日を送っている図書館司書のフィオナのもとに、パリに住むおばのマーサから手紙が届いた。フィオナに助けを求めるマーサのために、臆病者のフィオナは勇気をふり絞ってパリへと旅に出る。しかし、アパートにマーサの姿はなく、セーヌ川に落ちたフィオナは所持品を全部なくしてしまうという大ピンチに。さらに謎の男ドムにもしつこくつきまとわれる始末。フィオナの前途多難なマーサ探しの冒険の旅がスタートする。フィオナ役をゴードン、ドム役をアベルがそれぞれ演じ、2017年1月に89歳で亡くなったフランスの名優エマニュエル・リバが、おばマーサ役でコメディエンヌぶりを披露している。
ネット上の声
- 身体性を駆使した表現が、観客を優しい世界へといざなう
- 人生をユーモアで乗り越える
- おばあちゃんに会いたい
- もう最高でしかない
コメディ
- 製作年2016年
- 製作国フランス,ベルギー
- 時間83分
- 監督ドミニク・アベル
- 主演フィオナ・ゴードン
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「さよならパリ」のジャン・バレールと「悪い女」のジャン・シャルル・タケラの共同脚本(台詞は「太陽は傷だらけ」のポール・ジェゴフ)をジャン・ヴァレールが監督した犯罪サスペンス。撮影は「いぬ」のニコラ・エイエ、音楽は「軽蔑」のジョルジュ・ドルリューが担当した。出演は「シベールの日曜日」のハーディ・クリューガー、「二十四時間の情事」のエマニュエル・リヴァ、「ビリディアナ」のフランシスコ・ラバルなど。製作は「雨のしのび逢い(1960)」のロジェ・ドゥベルマ。
- 製作年1964年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間---分
- 監督ジャン・ヴァレール
- 主演ハーディ・クリューガー