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「狂った夜」につぐマウロ・ボロニーニ監督作。「ローマの女」の原作者アルベルト・モラヴィアの小説の映画化で脚本をピエル・パオロ・パゾリーニとアルベルト・モラヴィアが共同で執筆。撮影はアルド・スカヴァルダ。音楽はピエロ・ピッチオーニ。出演するのは「墓にツバをかけろ」のジャン・ソレル、「危険な関係」のジャンヌ・ヴァレリー、「ローマで夜だった」のパオロ・ストッパなど。製作はポール・グレーツ。
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年1960年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間84分
- 監督マウロ・ボロニーニ
- 主演ジャン・ソレル
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1950年代のフランス上流階級。愛を弄ぶ退廃的な夫婦が仕掛ける、危険で官能的な恋愛ゲームを描く心理ドラマ。
舞台は1950年代、冬のパリ。外交官のヴァルモンと妻のジュリエットは、互いの不貞を容認し合う退廃的な関係にあった。彼らの愉しみは、他人の恋愛を操り、破滅させること。ある日、ジュリエットは貞淑な人妻マリアンヌを誘惑するようヴァルモンにけしかける。それは、いつものように冷酷なはずの「ゲーム」の始まりだった。しかし、純真なマリアンヌと接するうち、百戦錬磨のヴァルモンの心に予期せぬ感情が芽生え始める。愛のない遊びはやがて、関係者すべてを破滅へと導く危険な罠へと変貌していく。虚飾と裏切りに満ちた、官能的でスキャンダラスな物語。
ネット上の声
- 【”不道徳な夫婦の行為の齎した事。”他人を不幸にする危険な遊びのツケは、全て我が身に帰るのである。】
- ロジェ・バディム 監督作を初体験。上流階級の入り乱れた男女関係の描写がフランス映画らしい
- 監督や俳優を引き付けて離さない題材。その味付け。
- 今まで見たことのある危険な関係の中で一番好きかも
ヒューマンドラマ
- 製作年1959年
- 製作国フランス
- 時間106分
- 監督ロジェ・ヴァディム
- 主演ジャンヌ・モロー
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フランスのグスターヴ・フローベルの歴史小説『サランボー』の映画化。監督は「狂乱のボルジア家」のセルジオ・グリエコ。脚本は「ローマの旗の下に」のジュゼッペ・マンジョーネと、「爪を磨く野獣」のジョルジュ・タベ、「狂乱のボルジア家」のマリオ・カイアーノとグリエコの共同。撮影はピエロ・ポルタルーピ、音楽はアレクサンドル・デレヴィトスキーが担当。出演は「甘い生活」のジャック・セルナス、「二重の鍵」のジャンヌ・ヴァレリー、ほかにエドモンド・パードム、アルノルド・フォア、リカルド・ガローネら。
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1960年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間110分
- 監督セルジオ・グリエコ
- 主演ジャンヌ・ヴァレリー
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裕福な夫と情熱的な愛人。二人の男の間で揺れ動く若妻の心に棲みついた悪魔とは。愛と欲望が招く破滅的な結末を描く、フレンチ・ノワールの傑作。
パリに暮らす若く美しいイヴェット。裕福で心優しい年上の出版業者と結婚し、何不自由ない生活を送る。しかし、その心は満たされない。ある日、彼女は情熱的な若い音楽家と出会い、禁断の恋に落ちてしまう。夫への罪悪感と、抗えない恋人への欲望。二つの感情に引き裂かれる彼女の心には、やがて破滅を招く「悪魔」が忍び寄る。愛のために全てを捨てようとする女が下した、取り返しのつかない決断。その先に待つ衝撃の運命。
- 製作年1959年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演アントニオ・ヴィラール
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戦争、 アクション
- 製作年1967年
- 製作国イタリア,フランス,ドイツ
- 時間96分
- 監督ウンベルト・レンツィ
- 主演ケン・クラーク
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「盛装のジュピター」で脚本家から一本立ちの監督になったダニエレ・ダンツァの第二作。撮影は「最後の楽園」のマルコ・スカルペリ。音楽は、「ふたりの女(1989)」や「ローマ・オリンピック 一九六〇」の作曲をしたアルマンド・トロバヨーリで、モダン・ジャズのトランペットの名手チェット・ベイカー達を使って全篇に現代感を盛り上げている。出演は「危険な関係」のジャンヌ・ヴァレリー、「狂った夜」のエルザ・マルティネッリ、「黒い稲妻」のマリア・ペルシー、「アドリアの女海賊」のシーラ・ガベル、ロベルト・リッソ、ピエール・ブリスなど。
サスペンス
- 製作年1961年
- 製作国イタリア
- 時間95分
- 監督ダニエル・ダンツァ
- 主演ジャンヌ・ヴァレリー