古城に迷い込んだ一人の女。そこは、死者たちの終わらない愛憎劇が渦巻く、呪われた館だった。
スペインを旅行中のリザ。彼女は、悪魔が描かれた不気味なフレスコ画に心を奪われる。その直後、絵と瓜二つの男と遭遇し、恐怖からその場を逃走。道に迷った彼女は、一台の車に拾われるが、車は謎の古城の前で故障してしまう。やむなく城で一夜を過ごすことになったリザ。しかし、そこに住む盲目の伯爵夫人とその家族、そしてあの絵の男にそっくりな執事との出会いが、彼女を悪夢の底へと突き落とす。繰り返される過去の惨劇。リザは、この呪われた館から脱出できるのか。イタリアン・ホラーの帝王マリオ・バーヴァが描く、幻想的で残酷なゴシック・ホラー。
ネット上の声
- イタリアの田舎町で、女性が自ら身を投げるような形で尖った柵の上に突き刺さって亡く
- 終わらない悪夢、呪いの輪廻を受け入れてしまう恐怖、それらを映像と音楽で作るならこ
- 墓場でブランコをこいでいる目線で動くカメラだとか、オープニングのかっこ良さや殺し
- マリオ・バーヴァの代表作の一つで、ゴシックホラーの古典として様々な影響を及ぼした
ホラー
- 製作年1966年
- 製作国イタリア
- 時間84分
- 監督マリオ・バーヴァ
- 主演ジャコモ・ロッシ・スチュアート